苫米地英人のレビュー一覧
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エフィカシーが低いから、心から自分が望む選択を行い、結果を受けとめることができないのです。116
他人に選んでもらったことだから、どんな結果に対しても、「よかった」と顔を輝かせることができないわけです。117
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その人の知識が重要度を決め、人は重要度の高いものしか認識しません。
目の前の世界は、その人が重要だと思うもので成り立っているということです。143
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私は、もっとお腹いっぱいになりたいとか、もっとおいしいものが食べたいとか、自分自身の中から発せられた欲望を満たそうとすることは、決して悪いことではないと考えています。
いざ欲望を満たしてみると、それがつまらないものに映り、それが次の欲望を膨らませていくエンジンになったとしてもいいのです。
人間はそうやって一歩一歩、自分が本当にやりたいことは何か、本当に成し遂げたいことは何かを理解していきます。145
人間は、自らの欲望を満たしてやることで成長する。146
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恐怖や不安におびえる人や怒りの感情に支配される人に共通しているのは、前頭前野を働かせるために必要な2つの最低条件を欠いていることです。その最低条件とは、リラックスしていること、そして抽象空間に対する興味を持つことの2つです。251
リラックスした趣味を持つことはとても大切です。256
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因果はつねに未来にあります。
みなさんを悩ませている過去の記憶がどのようなものであろうとも、それは必ず、「あのとき、こうだったから、よかったのだ」に変わっていくに違いありません。256
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Posted by ブクログ
読んでみると確かに「なるほど」と思うことがたくさんあった。人の心についての研究をイメージする時、確かに自分は、心そのものはブラックボックスにして、入力と出力の事例を積み上げることを考えている。この本は、そのブラックボックスをどうやって開けるかという学問の話である。
わかりやす過ぎるくらいわかりやすくてよいのだが、すんなりあたまにはいりすぎて、逆に新しい知識を得た気がしないほど。実は目から鱗のことが多かった。限りなくマクロに広がっていく相対性理論や、どこまでもミクロに迫っていく量子論と同じくらい、心の奥の奥まで掘り下げていく認知科学が魅力的な学問であることがよくわかった。
何よりびっくりしたのは、本の最後の方で出てくる、今までの認知科学の限界を超える仮説が、プラトンのイデア論を思わせることだ。科学をどこまでも推し進め、さらにその先へ行くことを考えた時、ギリシャ時代の哲学に結びつくものが出てくるのは、なにやら素晴らしいことのように思えてならない。
正直、その部分だけで、ひどく感動して読み終えたのであった。 -
Posted by ブクログ
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脳は見たいものしか見ない
「新しいテレビを買おう」と思っていなければ、テレビのCMや広告には気づきもしないが、「買おう!」と決めた瞬間、情報が目に入るようになる43
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自分が向かう方向と一致しない他人の言葉は、きっぱりと拒絶してください。
自らのリアリティーは、自分自身でつくるのです。104
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何か成功したときは「俺らしい」と思えばいいし、失敗したら「俺らしくない」と思えばいいのです。
仲間が成功したら「君らしい」という声をかければいいし、失敗したら「君らしくない」といえばいいわけです。180
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素晴らしいと賞賛を受けたときもへりくだる習慣を捨てましょう。
「私は大して…」ではなく、素直に「ありがとうございます」というのがベストです。183
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PX2では、子どもに対して、毎日2つの質問をやさしく問いかけるように教えています。
「今日は、何かいいことあった?」、そして「明日、楽しみにしていることは何?」です。185
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「お金持ちになりたい」と思っていながら、一方では徴税時の「富の再分配」を正しいものとして積極的に受け入れるというのは、完全に矛盾しています。「お金持ちになりたい」と言いながら、実際にはお金持ちになれないシステムを積極的に採用していることになるからです。126
あなたがお金持ちになったとき、高い所得税を前に納得できるか?そう聞かれると、「いっぱい取られるほど稼ぐことはありませんから……」などと、お金持ちになることに自分でブレーキをかけてしまいます。127
「自分は将来、お金持ちになるに違いないのだが、そのとき累進課税による不公平を味わうのはごめんだ」とつねに考えるようにしてください。128
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Posted by ブクログ
2回目読みました。
苫米地さんは脳科学の裾野を広げてくれてる存在として認識しています。
と言うのも、これだけの肩書きがある凄い人が
「おっぱいが大きくなる着音」や「Googleを買収できる」など、オカルトチックな発言をバンバン発信していて、そのギャップに引き込まれるんですよね。
でも、他の著書なんかも結構突飛なことを言ってて、ほんとかよって思うことが多いので、好き嫌いはわかれると思う。
この本を読んで頭にへばり付いたこと、
それは、脳は97%使えてないんだから、知識はどんどん入るよって言ってるとこ。
分かってはいたけど、再認識してモチベーションが上がった。
後、スコトーマの存在。
脳は今見ているもの以外は排除する傾向にあることを知れ。
そして自分が正しいと思う概念を100%信じてはいけないと言うこと。
周りを疑い、自分も疑う必要がある。 -
Posted by ブクログ
「現在は、過去にベストの選択を積み重ね出たベストの結果」
題名の通り、技術的な方法によるイヤな気持ちの消し方が書かれています。イヤな気持ちのほうが強く心に残る理由とか、イヤな気持ちに囚われることのデメリットとか、現代にはイヤな気持ちはもう必要ないこととか、つい読んでしまうようなフックがちりばめられています。
薄い色合いと繊細な線画のメンタルヘルス系の本とは違い、一貫して脳の機能について科学的に書いているのでクサクサした心が安らぐということはないですが、説得力があります。
ですが、何でこんなうさん臭さがプンプンする本を出すのかというのはやはり不思議です。きっと、今抱えている苦しみとか悩みから逃れたくて、宗教やスピリチュアリズムにすがる人が増えないようにという意図があるような気がします。死んでからの来世を待たなくても、現世でイヤな気持ちは消せるんですよ、と言っているのだと思います。
身分が固定され不条理があからさまに存在していた時代では、非現実的なものでなければ現世に理由付けができなかったけど、そこから人は進歩して、その頃には変えられなかったことが今では変えられるようになってきました。非現実的なものにすがらなくても自らの意志と行動で変えられる社会へ、今変えられる社会へ、その方向に少なくとも進んではいます。そんな人類の進歩を彼は全肯定している、なんて考えると心が熱くなるのです。