安藤俊介のレビュー一覧
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ネタバレ本書は、人間が怒ってしまう原因から、怒りをコントロールするためにどうやって自分の言動や考え方を変えていくか実戦的な方法が載ってある。入門とあるが、この一冊で充分に学べると思った。
以下3つは訓練して身につけたい。
●カッとなったら6秒停止。怒りレベルはいくつか?
●イライラしたら、心の中の1次感情『寂しい、悲しい、辛い、苦しい』に注目する。そして『私は〜してくれると思っていたが、そうじゃなかったから悲しかった』と私を主語にして言語化する
●イライラしたら、①現象、②私はこうすべきだと思っている(けどそうじゃなかったからイライラした)、③自分の価値観を押し付けていたことにきづき、受け入れ、事象 -
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【内容紹介】
アンガーマネジメントを身につければ…余計なストレスがたまらない!人づき合いがラクになる!自分を好きになれる!「怒り」が湧いたときの対処法、具体例が満載!!
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仕事に家庭に、いろいろイライラしがちな私にとってはすごくためになる本でした。カッと怒りが湧いたときの対処法など、テクニック的な内容も勉強になりましたが、何より心に響いたのは「怒るも怒らないも自分次第」という、怒りの本質です。アンガーマネジメントというのは、他人どうこうではなく、自分の感情をコントロールすること。確かに、他人は他人で自分と考えが100%合うはずがありませんし、「自分 -
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アンガーマネジメントの断片的な情報は耳にしていたが、やはり体系的に纏まった情報を読むと役に立つなと改めて感じた。
怒りとアレルギーの構造は似ていて、アレルゲンや怒りのきっかけの出来事それ自体が悪いのではなくそれを受け取る人間側に原因があると考える方法論で、解決方法も取り敢えずその場の怒りを抑える「対症療法」とそもそも怒らない体質に変える「体質改善」とでマネジメントを試みます。
方法論も実際行動するのは手が掛かりますが、やれば効果がありそうなもので、早速やってみたいと思いました。
ただ、全207ページ中、怒るのが損でマネジメント出来るのが得だとの説明に74ページも費やすのは前置きが少し長すぎる気 -
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まず「怒り」はマネジメントできる、ということ。タイトルにあることがすべてだと感じました。人間は自然に“怒る”のではなく、怒ることを選んでいる。だからマネジメントできるはずだと。具体的にどうすればいいかが書かれていてためになることも多かった。イライラしたとき、怒る原因を考えるのではなく、「自分は怒りをコントロールすることでどんな自分になりたいか」を考える“ソリューションフォーカスアプローチ”。とにかく24時間は穏やかにふるまってみる“24時間アクトカーム”。応急処置的なこともあるし、いちばん大切なのは怒るかどうかの基準として持っている“コアビリーフ”をゆっくり変えていくことが大切だと感じました。
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怒りの選別が大切であり怒りそのものを否定することはない。怒りを感じる自分を認めてあげる事が大切である。
他者に対して自分の価値観を押し付けたりする事は自分を苦しめることになる為自分に危害、影響が及ばなければ無視する。
問題思考より解決思考。問題を解決するのは困難なことが多いので自分が気持ちよく過ごせる方法を別の視点から考える事が大切である。幅広い視野で自分にとって気持ちよく過ごせる方法を取る!
無意識にできる事をやっているときは怒りを思い出しやすい為歩くときも意識を体に集中させて瞑想散歩を、してみる。
以上4つの考え方を実践していきたい!
1日で読破出来た自分を褒めてあげたい!
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ネタバレ目標
休息法、マインドフルネス、認知行動療法から人間の感情や脳の働きについて学んできたが、怒りのメカニズムと対処法についてさらに学びを深める。
→相手をコントロールするよりも、自分の感情をコントロールできるようになることを目指すべきだ。
日々の仕事や生活に活かせそうなことを見つける。
→子どもの人生は親の2周目の人生ではない。
仮説
怒りはその場の自分の状況が影響している。十分な休息と自分を客観視する習慣を普段から意識しておくことが心の安定、つまり怒りの感情をコントロールすることに繋がるのでは?
プロローグ
怒りは人生を壊す唯一の感情である。怒りの感情そのものが悪いのではなく、重要なのは -
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アンガー(怒り)を感じた時にどう対処すればよいのか?図を多用して、大変分かりやすく書かれた一冊。
アンガーマネジメントというと、怒った時にどう対処するかがメインの本が総じて多い。
ただ、本書ではその怒りに至る前の自己分析に重きが置かれており、より根本的なアンガーマネジメントと感じた。
怒りによって(起こした行為)後悔をしないようにすることが目的。
→怒りは二次的感情であり、それを引き起こす要因(一時的感情)がある。
→その一時的感情を引きおこすのは個人が持つ「べき」。
→「べき」はある程度調整が可能(どこまで許容するか)。
怒りというとかなりの部分が相手によるものであるのは間違いないが、