一回読んだだけでは変われない一冊。著者の経験に基づいて怒りそうになったときの対処法や、自分を変えるためのマインドや方法が書いてあります。ただ、他の方のレビューにもあるとおり、色々あるので1回読んで腹落ちして実践するというのは難しいです。実際本書の冒頭でも「練習が必要」と書いてあります。
■怒らないと、いいことしかない
わかる。コミュニケーションがうまくいくし、「お金持ちは怒らない」と言われます。ただですよ、きっと本書に興味がある方は「そうはいわれても、怒ってしまう」ということに悩んでいる方ではないでしょうか。アンガーマネジメントを学ぶきっかけには良い本ですが、本書を一読しただけでは改善しません。
■勝ち負けという思考から開放されると人生が楽になる。P191
とはいっても、周りを見回すと勝ち負けだらけですよね。早期教育、進学実績、収入、副業などなど、自分(自社)がいかに優れているか。それは必要なことでもありますが、それが過剰になると思い通りならないことに怒りを感じるのではないでしょうか?完全に開放されるのはそんな社会では難しいですが、過剰に勝ち負けにこだわっていないか振り返るのは大事かもしれません。
■子どもの人生は親の2周目の人生ではない
あなたは「このぐらいのとき、わたしはxxができていた」なんて、子供に言ったことはありませんか?わたしはあります。そうすると、「xxさえできていないと、自分より活躍する人間になれないのでは?」という恐怖や不安にとらわれてしまって、怒りに近い焦りで追い立ててしまうんですよね。人間、人生1回目なのでそうなってしまうのはしょうがないところなのかもしれませんが、それ、間違っているとのことです。子育ての本にも似たようなことが書いてありました。とはいえ、なかなか改善できないのでまだまだ修業が必要です。