あらすじ
上手な怒り方は、自分を守る盾になる。
モヤモヤする出来事に遭遇したとき、うまく怒れないことはありませんか。
「笑って受け流す」と「ブチ切れる」の間には、たくさんの上手な怒り方が存在します。
怒るのが苦手なあなたも、この本を読んで上手な怒り方を身につけましょう。
この本では、怒るのが苦手な人を6つの動物タイプに分けて紹介しています。
あなたはどのタイプですか?
◆八方美人で誰からも好かれたい!
「イルカさん」タイプ
◆どうせ無理だと諦めちゃう、無力感を抱く
「ナマケモノさん」タイプ
◆水面下ではバタバタしているのに冷静を装う
「白鳥さん」タイプ
◆いつもビクビク…まわりの警戒を怠らない
「リスさん」タイプ
◆完璧主義で立派に見られたい見栄っ張りな
「シカさん」タイプ
◆瞬発力がないから、後からモヤモヤ
「コアラさん」タイプ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者の怒るというのが声を荒らげて言い返すといったものではなく穏やかなもので安心出来る。
Chapter3の「ケーススタディ『怒り方』の選択肢」では、ひとつひとつの事柄に対し、とても深く考えられており大変参考になった。
Posted by ブクログ
最初のタイプ分けが結構当てはまりました。
この本に出てくる、流されてしまったり自分の意見が言えなかったりすぐ謝ってしまったり自分の意見を言おうとすると泣きそうになるなどの色々なシーンも身に覚えのあるものばかり……。少しづつでも本の内容を参考にして変わっていけたらと思います。
Posted by ブクログ
アンガーマネジメントを学びたくて手に取った一冊。イラストは可愛いが書いてあることはかなりシビアで響くものが多く、良著だった。
タイプ別診断も面白く、人と一緒にやってみることで理解も深まった。
以下はささっと実践できそうなので自分用メモ。
・「モヤモヤ」も怒りの一種として理解する
・アンガーログを取る
・段階をつけて断る、怒りを伝える練習をする
・共感疲労しない: 相手の感情は自分の感情と別物と唱える
・言語の解釈や意味付けは人によって幅があると心得る
「自分が執着する正しさの裏には恐怖がある」という部分はたしかに、と思ったが、
その恐怖への対応はあまり掘り下げられていなかったので別の本などで学習する必要がありそう。
Posted by ブクログ
アンガーマネジメントは怒りっぽい人に必要、と思っていたのですが、むしろ怒れない人向けと言う視点には目からウロコでした。モヤモヤを放置しないようにしたいと思います。
Posted by ブクログ
自分は本書でいうところのリスタイプ、初めから、戦わ選択肢を選ばないようにしている傾向があるが、戦わないと権利が踏みにじられる可能性がある
・10段階の苦痛レベルを決める
断るのを躊躇する場合、予めどのくらい苦痛なのかを自分で考えてどこまでなら許容できるのかも決めておく
・とりあえず断ってみる
・少し嫌とか、うまく言えないけど、違和感があるなどと言う言い方にして伝えてみる
・高圧的な相手がいたら、観察して、具体的に何が苦手なのか知る。分からないから怖いと言う悪循環をなくす
そもそも、一人で対応しない
高圧的な人間は、高圧的な態度をとったことで、過去に得をしたため、そうなってしまった(ので、失敗をさせれば良い…
・
Posted by ブクログ
【きっかけ】
職場の同僚(同期で部下)にイライラが募りすぎて、これはアンガーマネジメントが必要だ!と思ったため。
【感想】
タイプ別に解説する内容だったが、そのタイプに自分がピッタリハマらなかった。
とにかく、縁が切れないので異動するまでの3ヶ月間我慢することを選択。もっと勉強しないと血肉にならないのかな。
Posted by ブクログ
「怒る必要のあることには上手に怒り、怒る必要のないことにら怒らなくて済むようになる」のを目指すのがアンガーマネジメント、とのこと。
モヤモヤした気持ちは感じるものの、なぜモヤモヤするのかという部分に気づくまでに時間がかかることもあり、この気持ちはどうしたらいいんだろう…と、モヤモヤを持て余して過ごすこともあるため、解決策が見つかればなぁと手に取った一冊。
自身は以下2タイプの混同であった。
◾︎ナマケモノタイプ:どうせ無理だと諦めちゃう、無力感を抱く
◾︎リスさんタイプ:いつもビクビク…まわりの警戒を怠らない
言ったところで変わらないどころか、逆に不機嫌になられて嫌な気持ちになるから言わない。
→自分にできることと、自分にはできないこと(変えることはできないこと)を整理してみる。
相手が不機嫌になると、自分が何が悪いことをしてしまったような気持ちになる。
→自分が色々と抱え込んでしんどくなり過ぎないためにも、自分にとって大切な物やことを守るためにも、言いたいこと・言わなければならないことは勇気を持って伝えられるようになる。
言われたことを引きずってしまう傾向にあるため、受け流したり忘れたり、気持ちを切り替えられる術を覚えていく。
モヤモヤするケースに出合った時にとれる三つの選択肢を34のケースを挙げて紹介されていた。
モヤッとした時にそういう選択に沿った行動をとれるかというと、長年かけて作られてきた自分の行動パターンや思考傾向で難しいかもしれない。
でも『こういう方法もあるのか』と知ったことでモヤッとした後振り返った時に気持ちの整理や対応の仕方に選択肢の幅が広がり、少しずつ自分に合ったそれまでとは別の対処方法を身につけていくことも出来るように感じた。