安藤俊介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アサーティブネスというコミュニケーション方法が気に入り、しばらくアンガーマネジメントの興味を失っていましたが、改めて本書を読んでみると意外と新鮮で興味深かったです。本書では、①怒りの抑え方と②そもそも無駄に怒らないようにするための考え方を「アンガーマネジメント」としてわかりやすく説明してくれる良書とだと思いました。
また、昨今の「煽り運転」や「公共の場での迷惑行為」「パワハラ・モラハラ」「SNSでの誹謗中傷」などについても、「距離をおく」「相手にしない」というアンガーマネジメントの姿勢を推奨しており、自分のような無駄な正義感を振りかざすことに対して注意喚起してくれているのがよかったです。
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Posted by ブクログ
年齢を重ねるにつれて、アンガーマネジメントが必要と思われる場面に遭遇することが増えたように感じる。怒りを外に出すことはないものの、内心で煮えくりかえっていることは少なくない。まだコントロールできているが、怒りがストレスになっているのも事実で、その対策のために本書を手に取った。
一番参考になったところは、怒りには「癖」があるという部分だ。読み進めていくと、思い当たる節がいくつもあり、癖を自覚し、対策するフェーズに移っていけると考えれば、アンガーマネジメントの初歩として大収穫とも言える。
アンガーマネジメントをこれから始める方に、スタートの一冊として検討してもらいたい、と自信を持って言える一 -
Posted by ブクログ
カスハラ対応について知りたくて読書。
著者が指摘する通り、かつてのパワハラよりもカスハラはより早く対応が進んでいる。それだけ実害が大きいということだ。
興味深いのは、28、29ページの性別と推定年齢別のカスハラ統計グラフ。
この事実を企業なり個人も知っておく必要があると思う。
あと、10年経てば、カスハラメイン世代は消費活動から退場する可能性があると考えると、今後の対策も変わってくるのではないか。
ECサイトを運営する各プラットフォーマー企業。外資も日本企業もであるが、顧客保護が強く、出店事業者を守る制度、システムが少ない。
レビューにしても、一方通行で言われっ放しでノンフォロー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレP18 怒りを引き起こす要因
①~するべきが裏切られて怒りの火花が散る:コアビリーフ
②マイナス感情、マイナス状態というガスが加わる。不安・辛い・苦しい、不健康・ストレス・寝不足・空腹
片方だけでは大きな怒りにはならない。①または②をなるべく小さくすることで怒りも小さくなる。様々な事例を読みながら「なぜ人は怒るのか」を繰り返し確認していくことであなたの怒り耐性が高まると同時に自分に怒りの矛先を向けられた場合でも冷静に対処できるようになるでしょう。他人のふり見てわが身を直せというように自分が怒る人にならないための指南書としても役立つはずです。
P141 怒りの感情は「怒っても公開をし、怒ら -
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ネタバレ育児でイライラ怒ってばかりの自分を変えたくて、まずはアンガーマネジメントの入門から手に取った。
アンガーマネジメントは、怒ってはいけないということではない。
・感情的になりそうな時に、頭の中で真っ白なものをイメージしてみたり、少し時間を置いてやり過ごしてみたりなどの怒りの回避スキルを用いて避けること。
・日頃からどういう時に自分が怒りやすいかを把握するため、アンガーログをつけてみること。客観的に自分をみること。
・変えられないこと、怒っても仕方ないことへの怒りを手放すこと。スルーすること。
・怒る時にはアイメッセージで伝えること。
など。アンガーマネジメントを身につければ人生がイージーモー -
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自分自身言いたいことを伝えられず怒ることが苦手だったので、怒られたり怒っている人を見ると、とても嫌悪感を感じていた。この本を読むことで怒りに対する印象が変わった。
アンガーマネジメントが身に付くと人間関係が楽になる。不必要に腹が立たなくなったり、言うべきときには不満を上手に伝えられるようになる。
怒りを味方につけることができるという学びは目から鱗だった。
衝動的に怒らないと言う習慣を身に付けた上で、相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちを伝えることができれば、どんな怒りも乗り越えられるようになるということが本書の伝えたいことなのではないかと思った。
怒りを乗り越えた先にある、自己の成長とは、 -
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おこりっぽい人は、子供っぽいと思われ、さらに面倒な人だと思われます。いつの間にか一人ぼっちになり、自分自身も疲れてしまうことが多いでしょう。うまく怒れない人は、良い人食って見え優柔不断に見えます。また本音で話せる相手がいないほか、感情ため込んで苦しくなります。怒りをうまく使える人は素直に見え潔く見え、人望が厚く愛されます。自分を好きになれることがもちろん毎日が幸せになります。これはそんな本です。
アンガーマネジメントは、今では全米の教育機会に企業でも広く導入されている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育なんです。大前提として怒ってはいけないわけではありません、怒りで後悔しないことが大事な -
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怒りに振り回されない生活を送るために、怒りは人生を壊す唯一の感情です。アンガーマネジメントを学ぶと人生をもっと楽に生きられます。
まずアンガーマネジメントを学ぶことで、人としての器が大きくなります。人生をイージーモードで生きる人は周りの人を仲間にすることができます。アンガーマネジメントを学んでからの私は敵がいなくなり、悪口を言われる機会も減りました、仮に言われたとしても流せてしまいます。自分と違う他人を受け入れるためにはどうすればいいのか、多様な習慣や価値観を持つ人が協力しあっていきたくなるためには、一人ひとりが自分と違う他人を受け入れられるようになる必要があります
怒りに振り回されると、 -
Posted by ブクログ
「感情」の中でもとくにマイナスな結果を引き起こす原因となりがちな「怒り」に正しく対処することで、健全な人間関係をつくりあげる知識・技術を習得すること これが本書の目的です。
アンガーマネジメントのいいところは、技術なので、練習すれば、大なり小なり、誰にでもできる といっています。
怒らない技術 とは、 どうでもいいことで、怒らない技術であり、あとから後悔するようなことで、怒らない技術です。
アンガーマネジメントを通じて、怒りにふりまわされず、望むような人生を歩んでいくことが、著者の願いです。
気になることは次です。
・私は誰かや、何かによって怒らされているのではなく、自分で、「怒る」を選ん -
Posted by ブクログ
ネタバレ◆この本を読んだきっかけ
仕事で感じる「お怒りカスタマー」を理解したいとおもっていたところ、答えをくれそうなタイトルに惹かれて手に取りました。
◆読後の感想
読んでみると、意外にも私自身のコアビリーフについて気づきを得ました。
「自分のやっていることくらいは誰でもできる、だから今以上のことをやらないと価値がない」というコアビリーフ。
この一文を読んで直ぐに私のことだとわかりました。
ある時はそれが心に灯る「やる気」の炎となり、私を助けてくれるのですが、達成感や満足感に乏しくて、確かにこのコアビリーフはそろそろ手放した方が良さそうだと納得しました。
◆後日談
この本を読んでから、
努力