あらすじ
小さなイライラは解消し、大きな怒りは原動力に変える。
怒りの感情をコントロールできれば仕事も家庭も人間関係もうまくいく!
「いつもイライラしてしまう」「いつも誰かにすぐ怒ってしまう」
感情的に怒ってしまったり、イライラに振り回される人は人間関係もギスギスしてしまいます。
停滞した社会の中、日々生活するということはストレスと戦うということ。
そんな毎日の生活の中にあるイライラに対し、アンガーマネジメントの第一人者・安藤俊介が7日間で怒りの感情をコントロールする思考レッスンと、「日常の中にあるイラッとするシーン」を想定して、そのレッスンの応用法を解説します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
勉強になることがたくさんあった
怒りを数値化する
怒りを色で例える
前も言った、なんで?、ちゃんと、いつも、絶対などの言葉を使うと相手の怒りが増大する
怒り方を練習する
上機嫌を演じる
怒りレベルマックス以外は、スルーして気にしない
しょうがない
ーすべきを減らす
怒りイコールすべきxマイナス感情
Posted by ブクログ
アンガーマネジメントの第一人者、安藤先生の7日間トレーニング。本の前半で、トレーニングの手法が紹介されている。後半は、それらの手法を適用する場面のケーススタディという構成。
普段何事に対しても「こうあるべき」という強い考えを持っていると、「べき論」が裏切られたときのショックは、自分が否定されるショックにすり替わるとのこと。私もこの典型的なタイプであり、納得した。
特に「怒り指数」と「幸せ指数」で日常的に感情を数値化する手法は手軽でオススメ。
怒り指数は簡単にできる。日々イライラしていると、嫌なところばかり気になるもの。一方で、幸せ指数は、意識して取り組む必要がある。イライラしていると、身近に沢山ある幸せを、幸せだと感じ取れていないからだ。
例えば、「今日は一度も傘を開かずに済んだ」とか「ニュースキャスターさんの服がお洒落だった」とか、「電車が遅延して、いつもより本を5ページ多く読めた」とか「仕事の電話の着信が少なかった」といったレベルである。
幸せ指数を考える方向に脳を誘導して、怒り指数を考える不快な時間の割合を徐々に減らしていきたい。