安藤俊介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
日本アンガーマネジメント協会の代表理事・安藤氏の著作。アンガーマネジメントの概略本。
一応アンガーマネジメントについてひととおりのことは知っていたので、ものすごく新鮮、というものでもなかった。しかし、自分がアンガーマネジメントを知らなかった頃に読んだら、感心する内容が多かったろうと思う。
時代が時代なので、「怒る」ことがろくな結果にならないことは誰もが感じていると思う。この本は、そういった「怒り」とどう向き合うかを説く。怒りを無くしたり、無理に抑え込んだりするのではなく、どうやって上手く付き合うか、どうやって負の感情をプラスに変えていくかが記されている。
誰にとっても身に覚えのあることなの -
Posted by ブクログ
あまり怒るほうではないのですが、こういうのは知識として知っておいた方がいいと思い読んでみました。
アサーションも関係するし、アドラーぽい考え方も出てきた。
実際にどうしたらいいかもいろいろ出てくる。
図解入りで、通勤一往復半でさっくりと読み終えた。
メモ:
怒りは第二次感情
怒りの裏側には、第一次感情がある つらい、悲しい、さびしい、…
心の中にはコップがある
コップの中に第一次感情がたまっていく
コップの大きさには個人差がある
怒りのピークは6秒
怒りの原因はその人の譲れない価値観=べき
すぐできることと、習慣化して長期的に行うべきことがいろいろあり。 -
Posted by ブクログ
6秒数える
ー衝動的な反応を避けられる
ー怒鳴るは反射的な言動。怒り増大に。
※不安のピークは?
グラウンディングー別のことに意識を向けるーエネルギーを向けるということ
スケールテクニックー怒りレベルを測定!
数値化は冷静になれる!
落ち着かせる言葉、マントラを唱える
怒りは意味づけから始まるー白紙やゴミ箱をイメージし怒りストップ!とする、思考停止ー具体的にイメージ
空っぽではなくて眺めるを目指す
タイムアウトを取る
楽しいことわ思い出し、心をみたす
ーきもちいい!を貯めておこう
今ここに集中、実況中継、マインドフルネス
自分のべき思考が原因
プラスの意味づけ
ストレスは -
Posted by ブクログ
イライラを静める方法に関する本は何冊も読んだが、これが一番実践的。
アメリカ発祥の考え方らしく、怒りをなくす事を考えず上手にマネージ=コントロールするというのが発送の原点である。気持ちの持ち方だけではなく、具体的な"対症療法"と"体質改善"という観点から具体案がいくつか提示されており、自分にあったやり方があるはずである。アンガーログを記録し、そこから自分の怒りの傾向を知る。他人を変える、世の中を変えるなどという考えは捨て、自分を変える事が唯一の方法であるというアドバイス。納得である。
著者のいうように、人間の感情である喜怒哀楽の中でもっともやっかいなの -
Posted by ブクログ
ネタバレ2017年、6冊目です。
本書によれば、怒りのタイプは6タイプに分類され、
そのタイプごとに処方が異なるということです。
怒りは瞬間的に生まれるものではない。
出来事との出会い→意味づけ→怒り感情の発生となる。若い時はこの構図が認識できていなかったが、年齢を重ねてくると、この構図が段々と分かってきた。
”怒り”は、人間をダメにする「三毒」の一つだと、お釈迦さまも解いておられる。
怒りのない人生はありえないが、制御できるかで人生が大きく左右される。
特に人間関係は、その影響を大きく受けますね。
これは私の拙い人生からも学んだことです。
因みに、私の怒りは、「威風堂々」タイプに分類されまし -
Posted by ブクログ
心のリソースを、「怒り」という感情に振り分けすぎないようにするための本。正しくマネジメント。
怒りの仕組みが知りたくて読んだのですが、そこはわかりやすかったです。
コアビリーフの考え方がおもしろい。怒りの源泉になる価値観。
私は「ごはんは温かいうちに食べる」「帰ってきたらただいま」みたいな、割とちょいちょいとしたところに軽いコアビリーフがあるみたい。なるほど。
本自体は、瞬間湯わかし器みたいに怒っちゃう人が想定されているようで、自分は想定読者じゃないっほいなーという気になりました。
自分は衝動的に怒鳴るタイプではなく、怒ると布団にもぐり込むタイプ。ただ、もやっとした感情が、最近 -
Posted by ブクログ
本書は、まず「怒り」でどれだけ損をするかを説き、その「怒り」をコントロールすることで得られるメリットを提示し、「怒り」のメカニズムを解説し、どのようにすれば「怒り」を抑えることができるようになるかを教えてくれる。
そのテクニックには、その場の怒りをとりあえずなんとかするという「対処療法」と怒らない体質に変える「体質改善」という二つの柱がある。
瞬間的な対策(対処療法)と根本的な対策(体質改善)の両方の対処方法を持っていれば、より怒りをコントロールしやすくなるように思う。
怒りに点数を付けるという方法(対処療法)、相手に対して怒っているときに主語を「私」にする(「怒らない人」が習慣にしている会 -
Posted by ブクログ
せっかちで近い人に程すぐ怒りを露にしてしまう性格の私。怒りという手段に頼らずとも意思表示は可能だし、コントロールしようと頭にはあるんだけど、、、意識だけでは染み付いた行動ってなかなかすぐに180℃変えることはできません。
具体的にどうしたらいいかな、と悩んでいるとき友人にアンガーマネジメントなるものを教えてもらい、調べるとこの本が出てきました。今の私にぴったりの心理技術でした。
こちらの本では読んで頭で理解するだけではなく、コントロールできるようになるためにすぐに実践できるような行動・方法も書かれています。なので即効性もありそうだし身に付きやすく、実感もしやすいと思います。
アメリカでは弁護士