木下半太のレビュー一覧

  • 極楽プリズン

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    木下半太の長篇小説『極楽プリズン』を読みました。
    ここのところ、木下半太の作品が続いています。

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    バツイチの理々子は、路地裏のバーで柴田と名乗る男に声をかけられた。
    男は「恋人を殺した無実の罪で投獄されたが、今、脱獄中だ」と打ち明ける。
    そして、飲酒OK、ジムやシアタールームまであり、「出入り自由」な刑務所の話を始める。
    「死んだ彼女を救うため、脱獄を繰り返す奇妙な男」の真相に近づいたとき、理々子が目にした恐ろしいものとは――?
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    幻冬舎発行の月刊PR誌『PONTOON(ポンツーン)』に連載後、20

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    2025年05月10日
  • D町怪奇物語

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    木下半太のホラー連作短篇集『D町怪奇物語』を読みました。
    『爆ぜるゲームメイカー』に続き、木下半太の作品です。

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    作家デビュー前の「わたし」が、寂れたD町のバーの店主だった頃、日々怪異なものばかり目にした……。
    事故を誘発するマグカップ。
    意志を持ったサイコロ。
    「金縛りに遭う様子を見ていてくれ」と懇願する客。
    人に言えないモノが映ったラブホテルの映像――。
    ここは磁場が歪んでいるのか、それとも「わたし」が引き寄せているのか? 戦慄の13編。
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    2015年(平成27年)に刊行された作品です。

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    2025年05月06日
  • 悪夢の商店街

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    悪夢のシリーズ。

    読んでる間は面白いが、読み終わったら何にも残らない。
    内容も来週には忘れているだろう。

    でも、読んでる間はそれなりに楽しめる。

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    2025年04月07日
  • 悪夢のギャンブルマンション

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    サクサク読める。『悪夢の~』シリーズ。殆ど読んでいるが、どの作品もテンポが良い。

    普通に楽しめるが、印象に残るような作品ではない。

    中盤からギャンブル関係ないし、人がいっぱい死ぬし。

    人が死なないと物語りが進まない設定は如何なものか。

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    2025年04月06日
  • 悪夢のドライブ

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    悪夢のシリーズ第3作目。

    別にこの作家が好きな訳ではない。嫌いでもないけど。

    なんだろうか、文章の絵の無い漫画。

    時間潰しにはなる。時間は潰すものなのかは微妙だけど。

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    2025年04月06日
  • 人形家族 熱血刑事赤羽健吾の危機一髪

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    赤羽健吾シリーズ 第2弾

    〝伝説の刑事〟になることを夢見る、「バネ」こと赤羽健吾の前に、連続殺人鬼が現れた。犯人は警察を嘲笑うかのように、死体をマネキンと並べて堂々と放置。しかも、被害者の胃の中には未消化の御馳走が……。異常犯罪を扱う警視庁行動分析課のメンバーとして、バネは上司の育子、後輩の栞とともに犯人を追うが、犯人の狂気は想像を超えていた――!

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    2024年12月20日
  • 鈴木ごっこ

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    借金のカタに…なんてちょっと古い感じに思っていたけど現実にありそうな話でゾッとした。最初の設定を忘れそうになるくらい途中はみんなで協力したり楽しく感じたのにやっぱり…。ハッピーエンドはないとわかっていたけど、え!?ってなった。

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    2024年12月06日
  • 鈴木ごっこ

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    木下半太のサスペンス作品『鈴木ごっこ』を読みました。
    木下半太の作品は先月読んだ『女王ゲーム』以来ですね。

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    「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。
    巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。
    彼らの責務は、ここで一年間、家族として暮らすこと。
    見知らぬ者同士が「家族ごっこ」に慣れてきたある日、貸主から次なる命令が下った。
    失敗したら四人に未来はない―。
    貸主の企みの全貌が見えた瞬間、想像を超えた“二重の恐怖”がつきつけられる!
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    2015年(平成27年)に刊行された作品です。

     ■第一話 わたしはカップラーメンを食べない
     ■第二話 キャッチボールと缶コー

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    2024年12月04日
  • 女王ゲーム

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    木下半太のサスペンス作品『女王ゲーム』を読みました。
    木下半太の作品は先月読んだ『GPS:沖縄県庁 幽霊の告白』以来ですね。

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    『悪夢のエレベーター』の鬼才が描くババ抜き勝負!

    女王ゲームとは命がけのババ抜き。
    優勝賞金10億円、イカサマ自由、但し負ければ死。
    裏をかきあい知力を尽くす死亡遊戯の開始だ!
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    2013年(平成25年)に刊行された女王シリーズの第1作です。

    賞金10億円、敗北すれば死、それが女王ゲーム、命がけのババ抜き……参加者は美女と奴隷のペア、イカサマ自由、細工したカードの持ちこみ可、、、

    主催する謎の美女に挑むのは、イケメン東大生と美女教師、

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    2024年11月16日
  • 鈴木ごっこ

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    ネタバレ

    【鏡の中のみぎ、ひだり。相手から見て?私から見て?】

    読み終わった時、重い息を吐いた。あーなるほどね。と思うんだけど、騙されたとは思わなかった。ただ、少しだけ残念だったのは、最後の部分。そんなふうにバレます?って、ちょっとだけ拍子抜けした。でも、その軽さがこの作品の良さの一つだとも感じられる。重々しいのは、他の人がたくさん書いてるからね。

    梅子の視点で進むお話だけど、序盤に誰かがカラクリに気づくようなパターンも読みたくなる。日曜日の夕方から夜ご飯までの時間でサクッと読めちゃう一冊だった。

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    2024年11月03日
  • 女王ゲーム

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    女王と奴隷がペアを組み、ババ抜きを行う。イカサマや汚い手を使っても構わない。勝ったら10億円、負けたら剥製にされてしまう。そんな恐ろしいゲームに突如参加することになった天才は勝つために奮闘する。

    速い展開と練られた策略がとても面白い。斬新な設定で恐ろしくもワクワクした。

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    2024年11月01日
  • 鈴木ごっこ

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    タイトルに惹かれて読んだ本。
    読む前はホラーか、ミステリーなのかな?と予想していたが、結末的にはホラー。
    深く考えると、一年間も手間暇かけて、かえってリスキーでは?など色々とつっこみどころはあるが、まずまず面白く読んだ。
    会話が中心でとても読みやすいので、何かサクッと読みたいなという気分の時に良いかも。

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    2024年10月16日
  • サバイバー

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    木下半太のエンターメイト作品『サバイバー』を読みました。
    木下半太の作品は先月読んだ『フィーバー5』以来ですね。

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    崩壊した東京で生き残るんだ!!
    『悪夢』シリーズで話題沸騰の才人が描く戦慄の群像劇

    何の前触れもなく、地球が崩壊した。
    全ての移動・通信手段は失われ、世界の人口は千分の一に。
    東京では、占い師に縋(すが)る者たち、瓦礫に落書きを描き続ける大人のグループ、徒党を組んでレイプを繰り返す男たち、リアルモンハンに興じる子ども集団が跋扈していた。そして駒沢公園跡に墜落したジャンボ機の中では、男が物語を綴り始めた――彼が書く、その理由とは何なのか!?
    壊滅した終末の都市で、

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    2024年09月05日
  • フィーバー5

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    木下半太のサスペンス作品『フィーバー5』を読みました。
    木下半太の作品は10年近く前に読んだ『オーシティ』以来なので久し振りですね。

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    スーパーキッズアイドルグループとして一世を風靡した「フィーバー5」。
    その後解散し、メンバーのうちミドリだけ大スターとなるが、他の四人はそれぞれ負け犬人生に絶望する毎日を送っていた。
    解散後二十年が経ったある日、「フィーバー5」へテレビ出演依頼が舞い込み、五人が久しぶりに集まることに。
    そこで四人の人生はミドリに陰で操られていたことが発覚する……。
    ミドリへの復讐を誓い、その場で暗殺計画を企てる四人。
    だが、事態は思わぬ方向へ――予測不可能な感動

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    2024年08月11日
  • 悪夢のエレベーター

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    ネタバレ

    2章目読んだらもう一度一章目を読みたくなる

    小川の浮気によって奥さんがしかけた
    小川の本音を聞き出す作戦

    それがまさかの小川が死んで
    早とちりして管理人も殺して

    でも結局は精神疾患のカオルが
    小川の奥さんの妹で
    お姉さんを悲しませた小川と浮気相手を殺すというオチ。すごい

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    2024年08月08日
  • 鈴木ごっこ

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    会話が多くさくっと読める。
    結末を読むともう一度読み返したくなる。
    が、もっとガツンとしたどんでん返しを期待していただけに拍子抜け。

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    2024年06月30日
  • 悪夢のエレベーター

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    なるほど、短い頁数にギュッとあれやこれやと読者を楽しませるアイディアが詰まっている。
    エレベーターに乗り合わせた彼らが閉じ込められる。だがこの連中、何かが変だ。
    間合いが程よく、劇でも見ているかのような楽しさとテンポの良さがある。きっちり物語のオチもついて楽しい。

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    2024年04月23日
  • 悪夢のエレベーター

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    第一章を読み終わって、は??と思ったけど、二章を読み始めたら面白くなってきた。仲間内から見たマッキーとカオルのキャラが 真面目面白くて好き。始終コメディタッチで、そのまま終わるのかと思いきや、最後は一気に重くなる。シリアスで終わったのが意外。なんか、舞台の脚本みたいと思っていたら、著者はそういうジャンルの人だったので、納得の作品でした。さらっと読める一冊です。シリーズ化されているようなので他の作品も読んでみたいなと思いました。

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    2024年04月16日
  • オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱

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    オーシティの続編がいよいよ出たか!と期待に胸を膨らませ、早速読み進めて行くが
    何故か既視感が...

    しかし、どこか新しい気が...

    以前、新潮社から刊行された『オーシティ 絵本探偵 羽田誠の事件簿』の副題変更、内容修正版で幻冬舎からの出版でした。

    木下作品は以前にも『サバイバー』で同じ経験をしたな。出版社、題名違いで同内容。

    ちょっとだけ悔しい。

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    2024年04月12日
  • 悪夢のクローゼット

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    若干無理がある設定で進むストーリーにこのままの状態で進むのか?と思って読み進めました。
    しかし、ミステリー要素の伏線がちょいちょい入ってきてだんだん面白くなってきました。
    無理のある設定が逆に予想できないストーリーとなり楽しく読めた。

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    2024年03月18日