木下半太のレビュー一覧

  • 悪夢のドライブ

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    詐欺師にペテン師、売れないお笑い芸人やヤクザとマフィア、さらにはハリウッドスターと多重人格の運び屋まで登場する、いろいろ入り乱れの騙し合い、2億のダイヤを巡って騙し騙され奪い合う小説。
    テンポよく進んでいくので読みやすい。
    まあまあ面白かった。

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    2016年02月13日
  • 悪夢の観覧車

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    ネタバレ

    スピード感の有る小説として、友人から名前が挙がったので読んでみました。
    一作目のエレベーターより、個人的に好きです。
    構成がくっきりしていて、読み進めるごとに
    「よく考えられてるなー」と感心してしまいました。
    よくできすぎて喜劇のようでもありますが、
    コメディと銘打っているので全然OK。
    この小説が出している空気感みたいなものを楽しめたと思います。
    エンターテイメント性が強く、疾走感があって、最後にはちゃんと救いのあるいい作品でした。

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    2016年01月30日
  • 悪夢の身代金

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    ネタバレ

    相変わらず怒涛のように変化し続ける展開は面白いの一言につきるんですが、直前に読んでいたクローゼットが非情に面白かったので、今回のように視点の変わる展開に多少ついていけなかったところがある。ただ、どのキャラクターも魅力的で、回転のはやい女子高生はもちろん頭のおかしい椎名、そしてなにより朝子の相方の月子の話だったという点がこの本の一番の魅力のように思う。観覧車のあとに読むと感情移入しやすいのではないでしょうか。

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    2016年01月25日
  • 爆ぜるゲームメイカー

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    人の頭がガンガン爆発していくのでお腹いっぱい。
    途中で爆発したオオシマは誰だったんだ…?娘に近づいた車椅子の若い男は誰…?
    謎は残るけど、テンポよく最後まで読めた。登場人物にカスが多くて、誰に感情移入すればいいのか分からない。

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    2016年01月03日
  • 純喫茶探偵は死体がお好き

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    ミステリかと思ったらファンタジーだった(笑。まさにドタバタ劇で、銃は乱射するは、鬼はボコボコにされるわ、何かにつけて首を刺すわ滅茶苦茶である。
    しかし、真子ちゃんが最強で格好いいのでそれでよしとする。

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    2015年12月15日
  • フィーバー5

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    内容は、コメディー要素が強い感じ。テンポ良く読めていけるのが良いし、先が気になる展開にはなっていたかなぁ。
    でも、みどりが途中から男になったことあたりは無理がある気がする。今後繋がっていくのかなぁという、ちょっと微妙な終わり方だったかなぁ。

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    2015年11月01日
  • 恋する音川家

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    血の繋がりのある家族の中で唯一血の繋がりのないのが夫婦。最強無縁の関係。これを繋ぐのは時間なのか何なのか。神様は脚本が下手であれば、トラブルは喜び、アンラッキーも愉しむ。それがハッピーに生きるコツ。人生はいつでもやり直せる。年齢なんて関係ない。本当の不幸は、変化を恐れる心から逃げられないこと。だから人生は楽しい。

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    2015年09月05日
  • 悪夢の身代金

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    身代金を運ぶサンタクロースに代わって女子高生が…
    面白い設定の小説だった。
    それぞれの立場の登場人物が話を巻き戻して語るので分かりやすいが、少々くどい。

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    2015年08月25日
  • 悪夢のクローゼット

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    悪夢シリーズ。
    相変わらずのドタバタとスリルがない交ぜになって面白い。
    それにしても間抜けな教師の多い高校だこと。

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    2015年08月21日
  • 純喫茶探偵は死体がお好き

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    「大丈夫。運命は変えられる。」これからは男に頼らない。自分一人で片を付ける。生まれた瞬間に呪われた運命を背負わなければならなかった小夜。世の中には逆らえぬ運命というものがある。ならば、その運命を変えるだけ。私は運命なんか知らない。その逆を生きてやる。出会いも争いに巻き込まれるのも運命だけれど運命をどう変えるかも自分次第。逃げずに見事、自ら運命を変えた小夜。後姿は神々しいばかりに美しい。

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    2015年05月30日
  • 天使と魔物のラストディナー

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    突然命を奪われる理不尽な犯罪がある。悔しくて死にきれない人のために神様がきまぐれを起こし、世にも珍やかな怪物を生み出す。地上に出れば人間の姿に戻るという摩訶不思議な設定。怪物たちは自分たちの存在を実感するため他者の復讐を手伝い続ける。しかるに心は一向に晴れない。人は人を殺し続ける。不幸の連鎖は永遠のドミノ倒し。何のための復讐なのか。自問自答を繰り返しながら、怪物という姿かたちではなく心のありようというものを変えていく。

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    2015年05月10日
  • 宝探しトラジェティー

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    人生に宝物のありかを示してくれる地図はない。自分にとっての宝物は何なのか。意外と大切な宝物はすぐ側にあったりする。はたまた実は皆、最初から持っているのかも。気づいていないだけなのかもしれない。宝物は一度失えば二度と手に入れることはできない。だから守る。必死に守り抜かなければならない。それが人生。恰好悪いままダラダラ生き続けるのだけは何も得られない。シュールな宝さがしが興をそそるも小学5年生の冒険奇譚はどうしても小ぶり。疾走感や吸引力に欠ける。血生臭さがなく安心して見ていられるのはいいのだが。

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    2015年04月29日
  • サンブンノイチ

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    銀行強盗を計画した三人組の騙し合いを描いたクライムサスペンス。
    テンポがよくて、登場人物も少ないので読みやすくそれなりに楽しめた。ただ、ドンデン返しの連続は少しやり過ぎか。そこまでやってしまったら展開に無理が生じている気も。

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    2015年04月13日
  • 奈落のエレベーター

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    笑いあり涙ありどんでんありで、エンタテインメントとして普通におもしろいが、木下作品としては下作。意想外の振幅も小さく、全体として、ただのドタバタ劇に終わっている。木下氏ならではの奥行き、深みがなかった。乏しかった。個人的には血腥すぎるのも嫌気した。残虐シーンだけは未だに苦手。心臓の弱い人にはちょっと厳しい。かなりの部分、目を覆ってしまい興も半減。普通に楽しませてもらったのだが、木下氏だからこその辛口評。

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    2015年04月05日
  • ゴブンノイチ

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    ○○ブンノイチシリーズ!?
    コメディテイストで面白いが、いつものどんでん返しが小技で今一感がいなめない。ちょいちょいぜんさくのキャクターが登場するが続編的な要素はない。

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    2015年01月27日
  • 悪夢の観覧車

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    観覧車をジャックした誘拐事件。

    悪夢のエレベーターは後味の悪さが苦手だったが、本作は違う。
    少し悲しくもあり、最後は良かったと思える。

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    2015年01月12日
  • 悪夢の商店街

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    『スペシャルカードは誰が切る?』

    ひっちゃきまわしって、すとんと落とす。お見事。ただ、連続で読むと、なんか頭が悪くなる気がする。苦しくなったら間に挟む感じで読みたい。

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    2014年12月14日
  • 女王ゲーム

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    勝てば10億円負ければご主人様が剥製にされるイカサマありのババ抜きゲーム

    イカサマのゲーム性はそんなに複雑なことはやってない
    むしろ、そんなリスクを負ってその程度のメリットしかないの?と思う
    それよりも重要なのは奴隷気質ってことなんだろうけどね

    残酷なゲーム設定の割にそんなに悲惨さを感じないのは土橋真二郎の小説を読んだせいかな?

    終盤のめまぐるしい二転三転もよくある展開で楽しく読めた
    ただ、やはりご主人様と奴隷の関係性が理解できないなぁ

    ま、そのへんも含めてギャグ小説としても楽しめたのでよし

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    2014年11月27日
  • 悪夢のクローゼット

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    ふとした若気の出来心から、誘惑に駆られて、事件の目撃者になってしまった高校生の話。

    どうということはないけれど、少し普通ではない被害者とその恋人の愛情の表現方法が印象的。
    加害者グループの間の強弱や、心理の変化も興味深く、さらりと読めた

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    2014年09月27日
  • 女王ゲーム

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    女性は強いというか、怖いというか。
    執念深い生き物ですね。
    そこまでしますか!?って思いました。
    敵にしたくない。。。

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    2014年09月16日