木下半太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
木下半太のサスペンス作品『フィーバー5』を読みました。
木下半太の作品は10年近く前に読んだ『オーシティ』以来なので久し振りですね。
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スーパーキッズアイドルグループとして一世を風靡した「フィーバー5」。
その後解散し、メンバーのうちミドリだけ大スターとなるが、他の四人はそれぞれ負け犬人生に絶望する毎日を送っていた。
解散後二十年が経ったある日、「フィーバー5」へテレビ出演依頼が舞い込み、五人が久しぶりに集まることに。
そこで四人の人生はミドリに陰で操られていたことが発覚する……。
ミドリへの復讐を誓い、その場で暗殺計画を企てる四人。
だが、事態は思わぬ方向へ――予測不可能な感動 -
Posted by ブクログ
映画監督になる夢をかかえ、仲間たちと売れない劇団をやりながら、小さなバーを経営している勇太。ある日、セクシーな客が現れ、劇団にストリップショーの前座をやってみないかと持ちかける。しかし、場末のストリップ劇場の客は数えるほどで、全て常連。さらにストリップを見に来ているために、劇団のコントなど見たくないのだった…。
やたらとあちこちに自伝的小説と書かれているが、相当の脚色がなされている創作である。そのほうがいいけど。
ストリップ劇場でのゴタゴタや、プライドも何も打ち捨ててウケ始めるあたりは、吉本新喜劇的なお約束の連続でも有るので、楽しく勢いよく読める。そこに謎の男、井手が出てきて話がややこしく -
Posted by ブクログ
ネタバレスラスラ〜と軽く読めるミステリー小説。
話は淡々と進んでいくが続きが気になってあっという間に読める。
同じ借金を抱えた男女が1年間「鈴木」という姓を名乗って家族として過ごせれば借金がチャラになると言われ、高級住宅街に集められる。
後半まで読んでいくと“妙なズレ”を感じ、あれ?ん??とよくわからなくなる感覚に陥り、それでも読んでいき、やっと結末に辿り着いた時に『えっっ!?!?』と驚きの展開が待ち受ける。
第一話の“わたしはカップラーメンを食べない”が後にこんな大きな意味を持っているとは…
スキンヘッドの謎の男も、鈴木ごっこをさせられている連中と同じ立場なのかと思うと、この一連の首謀者は一