木下半太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレサクサク読めた。
ラストを読んでからパラパラ読み返すと、
お世辞にも可愛いとは言えないはずのカツオの娘がエキゾチック美女になってたり、
二階堂家の娘のことが好きだったダンがコンビニ店員と付き合ってたり、
クソ皮肉屋のタケシが戦闘機のおもちゃで現実逃避したり、
あとそれぞれの呼び方が若干違ったりして、なるほどねと。
小梅は鈴木家にずっといて、年に1時間の、娘とのたらこのカルボナーラのために献身的に働くんだろうか。小梅はバラされない代わりに、死ぬまで小梅をやらされるのか。スキンヘッドの後ろには何があるのか。
色々知りたいけど、このくらいが良いんだろうね。
てか出てくるごはんが美味しそう -
Posted by ブクログ
ネタバレ最後は予想していなかった展開だったし、面白かったけど少し物足りなかった。せっかく面白い設定なのだからもっと膨らませて読み応えのある作品だったらよかったのに、と思う。読み進めていく中で感じていた違和感が最後わかってああーってなったのは面白かった。
これ見てめっちゃ納得。なるほどなーと思った。⇩
第一話→コウメ視点(一年目)
第二話→ダン視点(二年目の人)
第三話→タケシ視点(三年目の人)
第四話→カツオ視点(四年目の人)
第五話→コウメ視点(五年目→六年目)
でもよく考えるとやっぱり無理のあるところ多すぎないか?と思ってしまった。伏線もうちょい欲しい。 -
Posted by ブクログ
日本全国の読者のうち、はたして何人がこのピンポイントすぎる舞台を知っているというのでしょうか。お好み焼き「金的」、ラブホ「シャルル・ペローの白いチャペル」、レストラン「ピエロ」、どれもこれもすべて実在。特に、今はもうない金的の名前が出たときは懐かしさに震えました。
読みやすさの点ではピカイチの木下半太。だからしょーもなと思いながらついつい読んでしまう。本作は上記のとおり、あまりにピンポイントだったから私は食いついたけれども、茨木や高槻を知らない人が楽しめるものかどうか。摂津富田になじみのある人と、映画好きと巨乳好きとKANのファンなら楽しいかも。なんてったって、『愛は勝つ』じゃなくて『まゆみ