木下半太のレビュー一覧

  • 悪夢のエレベーター

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    木下半太さんの作品はいくつか読んでいるけど、やっぱりストーリー展開-構成が面白い。
    ミステリー要素は少ないけど、普通の作品ならシリアスになるところをコミカルに仕上げてくれているため、非常に読みやすい。
    一晩の出来事を三者三様にそれぞれの視点から書かれててるのも、ストーリーの「深さ」を演出していて面白さが倍増。
    個人的に「ん???」と引っかかる部分が2-3あったけど、そこはご愛嬌。
    楽しく読ませて頂きました。

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    2016年12月27日
  • 悪夢の水族館

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    やっぱり木下さんの作品は軽快にサクサク読める。洗脳の恐ろしさはしっかり描かれていたけれど、その裏付けがもう少し強く描かれていたら、なお良かったかな。

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    2016年11月01日
  • 悪夢の観覧車

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    悪夢シリーズはやっぱり面白いな! 各キャラの登場シーンで色々勘ぐってみたが、予想の上いくわ。 いいキャラ揃いでスピード感もありイッキ読み。 ラスト、子供とあの頃の兄弟が被って泣いてもた。

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    2016年09月10日
  • サンブンノイチ

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    面白かった!!!裏切って裏切って裏切りあってのやり合いがなかなか面白かった!!!!!

    木下半太の本は軽くて好きです!!!!


    読みやすい!ついでにこちら映画にもなったようで!!!これはこれは気になる!!!かなり気になる!!!!!!5分の1っていう続きがあるらしいからこれも読みたい!!!!

    オチが今ひとつだったようにも思うけど、それまでの過程が面白いからよし!!!!!

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    2016年05月20日
  • ナナブンノイチ

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    ネタバレ

    最後の最後の大逆転劇。ハッピーエンドでよかったよかった。逆に言えばブンノイチシリーズとしてはらしくない結末。若干の切なさはあったけど。

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    2016年04月15日
  • 悪夢の観覧車

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    悪夢シリーズ2作目は観覧車。
    まさかあいつが関わっていたなんて...
    1作目と違い読後のスッキリ感が半端ない。

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    2016年02月08日
  • 悪夢のクローゼット

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    ネタバレ

    エレベーターといい、固定された場所で行われる様々な人物の動きや思惑をこんなに描かれると映画などにおける舞台は「ソウ」のようにたった1つで十分面白いものが作れるんだと実感する。

    ストーリーも非常に面白く、どのキャラも個性的で悪役が入れ替わる様が非常に面白かった。考え方によっては主人公すら非情と思えるところが、また場の展開に面白さを加えている。

    にしても、こんな女性の先生がいたら、女の人でもほれちゃうって。ほんとに。

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    2016年01月25日
  • 悪夢の商店街

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    ほんと登場人物の心境や境遇をこれでもか!ってぐらいわかりやすく、読んでる人に訴えかけるなあと思う。ありそうでない、なさそうであるかもしれないと思わせる絶妙なストーリー。とても面白かった。

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    2016年01月25日
  • 純喫茶探偵は死体がお好き

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    作者にしては珍しく?恋愛要素がある小説。鬼とか、お家騒動とか、解決してないことがいくつもあるけど、まぁいっかなって思える。
    真子が投げ飛ばしまくって、相手が少しかわいそう。失神したり、机に叩きつけられたり大変。

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    2016年01月14日
  • 悪夢のドライブ

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    相変わらずテンポよく読める。登場人物の大阪弁がたまにサムい。
    エレベーターのマッキーとか、観覧車のニーナ、商店街の桜ちゃん(今回は準主役?)が顔を出す。
    最後はよかったね~!あーそっかそっか!!ってなる。
    悪夢の商店街を先に読んだけど、順番的にはこっちが先だったね。

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    2015年12月31日
  • 悪夢のドライブ

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    登場人物が個性的で、舞台を見てるような作品でした。
    と思ったら作者の木下さんは舞台の方なんですね。
    ラストも上手く行きすぎって感じはありつつ、気持ちのよい終わり方で面白かったです。

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    2015年12月25日
  • 裏切りのステーキハウス

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    いやー これ 面白いでーす!(^^)!

    高級ステーキハウス店内で起こる裏切り・裏切り・裏切り・・・・の物語

    登場人物は

    ステーキハウスの雇われ店長

    ステーキハウスのオーナー

    ステーキハウスのアルバイト女子店員

    その彼氏

    雇われ店長の娘であります

    お話のスタートはオーナーから店長への疑いから

    「俺の妻とお前は不倫の間柄だろ」

    そこから個々の私欲の波が波を呼び欲望の大津波へと変貌していくのです

    裏切りを仕掛けた張本人は誰なのか

    その裏切りに自身の裏切りを上乗せし私欲を満たす裏切りを成就させるのは誰か

    ある一夜のある一室の大嘘つき大会!!!!!!!

    ここに始まります!!!

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    2015年12月02日
  • 鈴木ごっこ

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    再読、
    映画を見て読みたくなった。
    映画より原作の結末のほうが面白かった。

    2015.11.4
    面白かった‼︎
    借金を抱えた見ず知らずの男女4人が一年間「鈴木家」として暮らすことに。
    それぞれが自分を取り戻す話かと思いきや・・・
    一気読み。

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    2021年04月27日
  • 悪夢の観覧車

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    今のところ、木下さんのほんの中で一番好きな本がこれ。
    人が人を「守る」姿がそれぞれに描かれていて、
    とっても心が洗われた。

    それぞれのキャラ設定が相変わらず絶妙。

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    2015年08月05日
  • 悪夢の観覧車

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    面白いし、読みやすい。

    読みながら、えっ!と思わせるシーンもありなかなか面白かった。

    どうして観覧車をハイジャックしたのか…
    真相はとても切なかった…。

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    2015年06月17日
  • 悪夢の六号室

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    ドタバタ、ゴチャマゼ、七転八倒!!!!!

    おもしろーい!!

    舞台は海近くにある寂れたモーテル『ハートブレイク・モーテル』の五号室と六号室

    まずは五号室
    登場人物は和菓子好きの殺し屋と老舗和菓子屋の若旦那・・・後から若旦那の妻が合流
    浮気の絶えない夫と口やかましい姑に嫌気がさした妻が殺し屋を雇って・・・・・・

    そして六号室
    登場人物は暴力団組長の愛人と組長の息子・・・後から組長の舎弟が登場
    父親の愛人に惚れてしまった息子が駆け落ちを画策・・・・・・

    もちろんここに集まったのは偶然ではなく、必然であるわけで
    裏で糸を引く何某のしわざであるのです
    何某はなんらかの思惑を心に秘めて・・・・・

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    2015年04月27日
  • 悪夢の商店街

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    隙を見せたらやられるし、逆に隙を見つけたらつけ込む。幾多の修羅場を潜り抜けてきた結婚詐欺師の大活劇。シニカルすぎる公子の十箇条がいい。棚から落ちてきたぼた餅は喜んでキャッチする。しかし、チョモランマより高いプライドいつしか音を立てて崩れていく。喪失していたものを取り戻した公子が何とも魅力的だった。

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    2015年04月26日
  • 悪夢のドライブ

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    最後まで続く、プロ詐欺師と、イカサマ師見習いの騙し合いが読み応えある。お笑い的な要素もセンスがあって、面白かった。

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    2015年04月18日
  • 悪夢の身代金

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    人生は、とりあえず、体を張るもの。体を張るから人生。理由や言い訳ばかりを考えて動こうとしなければ、大事なものに手が届かなくなる。どこにでもいる女子高生が全くの赤の他人のため命を張って守るべきものを守る。命のバトンは、とてつもない大きな計画の中で思いもかけないところから思いもかけないところへとリレーされていく。愛の連鎖が尊い。復讐の虚しさも改めて思い知らされた。

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    2015年04月12日
  • 悪夢のギャンブルマンション

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    どこにでも死地があり好機がある。ちょっとした注意力の差が全く異なる結果を齎す。ストーリーはのっけから波乱の暗雲がたちこめている。挙措動作の一つひとつが冷や冷やぶくみで正視できない。最後までハラハラ感は止まらなかった。時間の経過とともに登場人物が重層的複雑に絡み合っていく。感情移入の主が次から次へと転変していく奇奇怪怪のパラレルワールド。小さな枝葉が笑わせ泣かせスカッとさせてくれる。最後の1行まで楽しませてくれる極上のエンタメだ。

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    2015年03月29日