木下半太のレビュー一覧
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著者の半自叙伝的青春小説「ロックンロール・ストリップ」の続編。
上京してきたチームKGBを主宰する木村勇太だったが、相変わらず、鳴かず飛ばずの活動だった。
しかし小説の執筆が当たり、一躍有名になっていく。
だが、チームKGBの売れない役者との溝は深まるばかりで、初心を忘れて行く勇太。
映画監...続きを読むPosted by ブクログ -
ステーキハウスで繰り広げられる裏切りが連続するパニックストーリー。
伝説のアウトロー・立浪に見染められた料理人・良彦は、立浪の妻・鏡子との不倫を疑われ、立浪から死刑を宣告されていた。
誓って無実の良彦だったが、ステーキハウスのアルバイトで浮気相手のめぐみや、その彼氏、また別れた妻との娘・葵までも...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の半自叙伝的青春小説。
映画監督志望の木村勇太は、覚悟を決められず、映画学校も中退し、流されるまま、バーを経営しながら劇団・チームKGBを主宰していた。
バーに現れたストリッパーの冬音に依頼され、チームKGBはストリップ劇場・東洋ミュージックの前座をやることに。
完全アウェイな場所で、ヤク...続きを読むPosted by ブクログ -
サブタイトルは「史上最悪の夏休み」。もっとぴったりの季節に読めばいいものを、いま読まなければまた来年の夏を待つことになってしまうと思い。
以前、高野秀行が書いた児童文学っぽい小説を読んだとき、それなりには面白かったけれど、高野さんはやっぱりノンフィクションがいちばんだと思いました。木下半太はノンフ...続きを読むPosted by ブクログ -
奈落のエレベーターに引き続き、マッキーとジェニファーが登場。今回はギャンブラーの輝夫を加えてギャンブルだらけのマンションに突入することになる。
登場するひとたちが悪いひとばかりで、前作であんなに強かったジェニファーも苦戦ばかり。それにあまりに人が亡くなりすぎ。黒木という殺し屋?の残酷さが際立ってまし...続きを読むPosted by ブクログ