【感想・ネタバレ】暴走家族は回り続けるのレビュー

あらすじ

「浮気相手に失恋したオトン慰安のため」、家族旅行に出発した斧田家。酒と女を愛する父、「高槻のマザー・テレサ」と呼ばれる母、20歳でバツ3の長女、17歳でヤリたい盛りの長男、なぜか同行する美人巨乳家庭教師――各々の思惑が絡み合った時、一家の運命は予想外の暴走を始める!

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Posted by ブクログ

手にとって数行読んだらもう最後。やめられないとまらない!
木下さんのこのスピード感とおちゃらけな設定がたまらないです♪

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2016年04月19日

Posted by ブクログ

「木下半太」の『暴走家族は回り続ける』を読みました。

『純喫茶探偵は死体がお好き』に続き「木下半太」作品です。

-----story-------------
”暴走家族” 「斧田」家の家族旅行は、史上最悪にして最凶の悲劇の幕開けだった――。

「浮気相手に失恋したオトン慰安のため」、家族旅行に出発した「斧田」家。
酒と女を愛する父、「高槻のマザー・テレサ」と呼ばれる母、20歳でバツ3の長女、17歳でヤリたい盛りの長男、なぜか同行する美人巨乳家庭教師―各々の思惑が絡み合った時、一家の運命は予想外の暴走を始める。

鬼才「木下半太」が描く、濃すぎる家族の愛憎と爆走!
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本作品も『純喫茶探偵は死体がお好き』に続き、人気シリーズの悪夢シリーズとは異なる単独モノです。

 ■Introduction 若者のすべて
 ■Chapter1 愛の自爆装置
 ■Chapter2 おだやかな暮らし
 ■Chapter3 目を閉じておいでよ
 ■Chapter4 空も飛べるはず
 ■Chapter5 また逢う日まで
 ■Chapter6 だいすき
 ■Chapter7 守ってあげたい
 ■Chapter8 C調言葉に御用心
 ■Outro 家族の風景

近所では”暴走家族”と呼ばれている「斧田」家、、、

「浮気相手に失恋したオトン慰安のため、茨城にある日本一のスベリ台を滑りにいく」という理由で家族旅行に出発しますが、参加者は、それぞれ別な目的(自殺、復讐… )を持っていた… という展開。


個性豊か(ハチャメチャ)な登場人物が、本作品でも大活躍、、、

 ○芦屋の不動産王を父に持ち、酒と女をこよなく愛する父「元気」、

 ○慎ましく暮らし、ボランティア活動に熱心で、高槻のマザーテレサと呼ばれる母「千里」、

 ○21歳にして離婚経験3回、結婚ジャンキーの長女「指子」、

 ○17歳でヤリたい盛りの長男「歩」、

 ○「歩」の家庭教師で、「斧田」家の家族旅行に同行させられた、ハーフで美女で巨乳の「ハンナ」、

 ○「指子」の3回目の結婚相手で、未だに「指子」のことを愛しているチンピラで覚醒剤中毒の「車田」、

この濃いキャラクターたちが裏の顔(目的)を持っており、この旅を利用して、それぞれの目的を達成しようとしますが、予想外の交通事故から、想定外の展開へ発展して行きます。


その様子が、この六人の視点で描かれていますが、、、

場面がテンポ良く切り替わり、怒涛の勢いでエンディングまで一気に読ませる面白さは、悪夢シリーズを彷彿させる展開でしたね。


「斧田」家+「ハンナ」の濃すぎる愛憎が、事故や事件、勘違い等を契機に変化して… 幸せな家族生活(三人ですが… )が訪れるエンディングも、なかなか良かったです。

このハチャメチャな展開を、良くまとめたなぁ… って感じ。

面白くて、一気に読めて… 初めて読んだ「木下半太」作品の『悪夢のエレベーター』を読んだ時のことを思い出しました。


各章(Chapter)が曲名になっているところも興味深く感じました、、、

「チャラ」、「バービーボーイズ」、「スピッツ」、「尾崎紀世彦」、「ユーミン」、「サザンオールスターズ」等々… 懐かしいアーチストたちの曲が並んでいましたね。


ちなみに、、、

本作品、文庫化の際に改題されており、原題は『ギザギザ家族』というタイトルだったようです。

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2022年07月21日

Posted by ブクログ

「浮気相手に失恋したオトン慰安のため」、家族旅行に出発した斧田家。酒と女を愛する父、「高槻のマザー・テレサ」と呼ばれる母、20歳でバツ3の長女、17歳でヤリたい盛りの長男、なぜか同行する美人巨乳家庭教師ー各々の思惑が絡み合った時、一家の運命は予想外の暴走を始める。

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2018年06月15日

Posted by ブクログ

【たち位置が決まってない劇団】

キャラクターがあっちへこっちへで、正直全く読み込めない。木下作品ならではのハチャメチャ感は好きだけれど伏線の回収までしっかりとお願いしたい。

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2014年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下ネタが多すぎて自分の子供には読ませたくない。
でも、展開が早く一気読みしてしまった。
軽く息抜き程度に読める。

性癖は遺伝する。

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2013年01月06日

Posted by ブクログ

ばかばかしくてずっと笑った。ただ、家族全員が実は完全にぶっとんでるのではなくてまともだったことが少し残念。

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2012年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんなにしょうもない本は久々に買った!
高槻のマザー・テレサと呼ばれる母、バツ3の姉、発情期の弟、どエロビッチ家庭教師、女子大生の浮気相手に振られた父…よくもまあこんなに詰め込んだなっていうキャラ設定
姉と母が、父のことが大っ嫌いで大っ嫌いで、さっさとおさらばしたいと思っているあたりが、すっごいリアルというか、共感できるというか←

でもなんか姉が記憶喪失になったーとかその辺からいまいちだったかも。
ラストの父の死に方とか、うーん
まあ、勢いがあって、娯楽を求めているときにはいいと思う
電車の中で笑っちゃうから注意!

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2012年08月05日

Posted by ブクログ

いつものごとく、軽ーい感覚で、サクサク読めます。いろんな人の勝手な気持ちが、うまく噛み合っているのがオモシロイ。

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2012年08月03日

Posted by ブクログ

今回は正直、物足りないな。
シュールな展開は良いが、笑いの部分が取って付けたようで、なんとも。
切ない哀愁漂う家族物語。

しっかし、チンチン、チェーンソーは半端じゃないな。

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2012年08月01日

Posted by ブクログ

かるーい感じのやつを読みたいときにもってこい。
専門知識の説明みたいなくどいのがないから、読みやすくてなかなかよかった!

いつもの木下半太の感じ。

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2012年07月15日

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