【感想・ネタバレ】ロックンロール・トーキョーのレビュー

あらすじ

夢の続きがここに! 半自伝的小説第二弾!

映画監督を夢見る木村勇太は、方南町のボロアパートで妻・千春と劇団「チームKGB」のメンバーと暮らしている。
夢を叶えるために、秋葉原の路上でストリートパフォーマンスをしたり、有名監督の映画のオーディションを受けたり、必死にもがき続ける勇太たち。
しかし、現実は甘くはなかった。公演を打つ金はなく、バイトをすれば稽古をする時間が削られる……。
打開策もなく行き詰まっていく中、「小説の執筆」という千載一遇のチャンスを得た勇太。結果、デビュー小説は大ヒット! 未来はバラ色のはずだったのに、待っていたのは更なる試練の連続だった――。

夢を追いかける全ての人に贈る、傑作青春小説!
映画化もされた『ロックンロール・ストリップ』に続く半自伝的物語。

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Posted by ブクログ

木下半太の半自伝的青春小説『ロックンロール・トーキョー』を読みました。
『爆ぜるゲームメイカー』、『D町怪奇物語』、『ロックンロール・ストリップ』に続き、木下半太の作品です。

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夢の続きがここに! 半自伝的小説第二弾!

映画監督を夢見る木村勇太は、方南町のボロアパートで妻・千春と劇団「チームKGB」のメンバーと暮らしている。
夢を叶えるために、秋葉原の路上でストリートパフォーマンスをしたり、有名監督の映画のオーディションを受けたり、必死にもがき続ける勇太たち。
しかし、現実は甘くはなかった。公演を打つ金はなく、バイトをすれば稽古をする時間が削られる……。
打開策もなく行き詰まっていく中、「小説の執筆」という千載一遇のチャンスを得た勇太。
結果、デビュー小説は大ヒット!  未来はバラ色のはずだったのに、待っていたのは更なる試練の連続だった――。

夢を追いかける全ての人に贈る、傑作青春小説!
映画化もされた『ロックンロール・ストリップ』に続く半自伝的物語。
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2021年(令和3年)に書き下ろしで刊行された作品……『ロックンロール・ストリップ』の続篇です。

映画監督を夢見て大阪から上京してきた木村勇太は、方南町のアパートで妻・千春と劇団「チームKGB」のメンバー3人と暮らし始める……まずは名を売ろうと、秋葉原でストリートパフォーマンスをしたり、映画のオーディションを受けたり、必死にもがき続ける勇太たち、、、

しかし現実は甘くはなかった……公演を打つ金はなく、バイトをすれば稽古の時間が削られる。

次第に行き詰まる中、勇太に巡ってきた「小説の執筆」という千載一遇のチャンス……しかし、その先に待ち受けていたのは、さらなる試練の連続だった、、、

夢の続きがここに! 半自伝的青春小説、待望の第2弾!

映画監督になりたい青年・木村勇太と売れない劇団「チームKGB」が東京で夢を叶えるために悪戦苦闘する……木下半太の半自伝的小説の第2作です、、、

「8割方が事実のほぼ自伝」ということらしく、ほぼほぼ実際に経験したエピソードを織り交ぜ、勇太が方南町のアパートで共同生活を始め、小説家、そして監督となるまでを描いた東京立志篇とも言える展開……東大阪のおもろい霊媒師のオバチャンの本が売れるという予言や、映画化しようと思い立つ本作の構想シーンで一役買った三軒茶屋のバー〈いちびり〉、井筒和幸監督の『パッチギ!』への出演、新聞社のパイロットだった父親の死 等々は、事実らしいですねー 波乱万丈な人生ですね。

面白かった! 『ロックンロール・ストリップ』に続いて愉しめました……もう続篇は出ないよなぁ……。

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2025年05月08日

Posted by ブクログ

著者の半自叙伝的青春小説「ロックンロール・ストリップ」の続編。

上京してきたチームKGBを主宰する木村勇太だったが、相変わらず、鳴かず飛ばずの活動だった。

しかし小説の執筆が当たり、一躍有名になっていく。

だが、チームKGBの売れない役者との溝は深まるばかりで、初心を忘れて行く勇太。

映画監督になる夢を再度思い出した勇太が奮起する。


最後はなんとなく映画の宣伝のように感じてしまった。

でも夢を実現できたことは素晴らしい。

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2021年03月19日

Posted by ブクログ

読みやすい。
色々ぶつかりながらも
前に進むしかないんだな。
また、前に進んでいればきっとうまくいくんだろうな。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

新刊の棚にあったので三年ぶりくらいに手に取る。半自伝的書き下ろし。やっぱこの人は人柄だよね。私自身も含め、都合の悪いこと、嫌なことには目をつぶったり、知らん顔してる人間が多い中、この人は自分に誠実だから、立ち止まって「何があかんかったのか」「なんでや」と事件を受け止め、咀嚼する。そんな作者に寄り添う奥さんがひたすら凄い。こんな聖人みたいな人いるのか?信じるって、全然簡単なことじゃない。勇気っていうのは、無責任になることじゃない。こういう本若い人にどんどん読んで欲しい。腐るのはすごく簡単だ。

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2021年02月27日

Posted by ブクログ



前作『ロックンロール・ストリップ』に続く二作目。著者の半自伝小説。

今回は、極めて渋いというか、コメディ要素はないな。ただ、勇気づけられる一冊ではある。前作も半自伝だったが、笑える要素があった。
誰しも、大なり小なり挫折は経験するだろう。特に芸事関係の生業に身を置く方々は特に勇気づけられるのではなかろうか。

作中にも書かれていたが、確かに筆が荒れたと感じる期間はあった。あれ?何かに感化されたのかな?と。こういうことだったのかと納得。

今後もぜひ、声を出して笑えるオモロい作品を生み出してくださることを楽しみにしています。

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2021年01月29日

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