木下半太のレビュー一覧

  • 鈴木ごっこ

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    さっくり読見終われる軽さなので、ずしりとくる感動とかはないんだけれど、読み終わってキャラの今後を思うと、ちょっとだけ切なくなった。

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    2021年02月21日
  • 鈴木ごっこ

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    借金を抱えた者たちの家族ごっこのお話。
    書き下ろし。

    借金の帳消しを条件に、1年間の疑似家族「鈴木」になることを強要された男女4人。

    小梅、タケシ、ダン、カツオは、借金取りのスキンヘッドから更なる使命として、隣の家の奥さんを口説き落とす指令が。

    4人力を合わせ、隣人に介入していくにつれ、本当の家族の絆のようなものが生まれていく。

    しかしこの家族ごっこには、驚愕の秘密が。


    1日で読み切りました。

    木下さんらしい作風で、初めて読むのにいいかも。

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    2021年02月13日
  • 鈴木ごっこ

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    そりぁ 鈴木家族を1年演じるだけで
    2500万もの借金が帳消しになるだなんて、
    そんな上手い話がある訳ないw

    でも、あり得るのだと信じて読むから
    4人の暮らしぶりはコミカルで面白い。
    それぞれの過去の出来事も、
    ほんの少しヒント程度のズレ。

    小梅の関西弁も
    料理の旨さもラストでは狂気だw

    たんたんと面白いw
    あっとゆうまの完読。

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    2021年02月08日
  • 悪夢のクローゼット

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    主人公がここまで動かない物語が合ったか。自然と感情移入してしまい、心拍数が上がってしまうようなスピード感があった。

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    2021年02月04日
  • 裏切りのステーキハウス

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    ステーキハウスで繰り広げられる裏切りが連続するパニックストーリー。

    伝説のアウトロー・立浪に見染められた料理人・良彦は、立浪の妻・鏡子との不倫を疑われ、立浪から死刑を宣告されていた。

    誓って無実の良彦だったが、ステーキハウスのアルバイトで浮気相手のめぐみや、その彼氏、また別れた妻との娘・葵までもが店に集結してしまう。

    何としても娘の葵を守りたい良彦だったが、事態は思わぬ方向に。

    すべての人間が裏切りを重ねた末の復讐劇は、果たして誰が黒幕なのか⁉


    著者お得意のどんでん返しに継ぐどんでん返しモノ。

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    2021年01月28日
  • ロックンロール・ストリップ

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    著者の半自叙伝的青春小説。

    映画監督志望の木村勇太は、覚悟を決められず、映画学校も中退し、流されるまま、バーを経営しながら劇団・チームKGBを主宰していた。

    バーに現れたストリッパーの冬音に依頼され、チームKGBはストリップ劇場・東洋ミュージックの前座をやることに。

    完全アウェイな場所で、ヤクザに扮したパニックコントとオネエダンスで盛り上がってきた勇太たちだったが、のし上がるために業界人と関わることで、ピンチに。

    本当の自分の夢をかなえるため、自分を信じて突き進むために勇太は覚醒する。


    全く知らなかったんですが、今、映画公開しているみたいです。

    いつも通りの痛快なストーリー。

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    2021年01月26日
  • 悪夢のエレベーター

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    面白かった~!!
    テンポいいし、登場人物少ないし、それぞれのキャラが濃いし、読みやすい。


    コメディ要素が強いのかな~って思ってたらまさかの展開で一気にサスペンスに突入。


    そこからグンッとスピードアップ。


    黒幕もまさかの人だし、終わり方も想像が膨らむ~。

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    2021年01月23日
  • 鈴木ごっこ

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    ネタバレ

    読みやすいので1日で読めます。


    サザエさんネタのところで笑ってしまった。

    全員が同じ空間で同じ時間に会話してると思いきや
    まさかの。笑
    そこはビックリしちゃったな

    私はとても好きな本。

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    2021年01月08日
  • 極楽プリズン

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    愛する人を救うためにタイムトラベルをする青年のミステリーファンタジー。

    恋人を殺害した冤罪で刑務所に収監された柴田。

    しかし、そこは自由にあふれた楽園のような刑務所・極楽プリズン。

    何度も脱獄して、人生をやり直し、愛する明日香を守ろうとするが、最後は救えなくて、極楽プリズンに戻ってきてしまう。

    そのうち、囚人仲間の小林やトンボの正体がわかり、その柴田の物語を聞かされていた理々子もまた。

    時を超えて浮遊する愛情劇と、どんでん返しの気持ちの良い作品。

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    2021年01月05日
  • 奈落のエレベーター

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    悪夢シリーズ第4作目
    1作目の悪夢のエレベーターの続編なので、2と3は飛ばして本作を先に読みました。

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    2020年10月23日
  • 悪夢のドライブ

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    テンポが良くて思わず笑えて面白い。登場人物たちの誰もかれもが個性的でイイ。中でもペテン師桜ちゃんが最高にイイ。

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    2020年03月31日
  • きみはぼくの宝物 史上最悪の夏休み

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    サブタイトルは「史上最悪の夏休み」。もっとぴったりの季節に読めばいいものを、いま読まなければまた来年の夏を待つことになってしまうと思い。

    以前、高野秀行が書いた児童文学っぽい小説を読んだとき、それなりには面白かったけれど、高野さんはやっぱりノンフィクションがいちばんだと思いました。木下半太はノンフィクション作家ではないものの、いつもとはまるでちがうジャンル。半太さんまで色気出して児童文学に手ぇ出してからにと思ってしまったのです。でも、これは良かった。

    恥ずかしいぐらい浮世離れしている冒険家の父親を持つ小学生男子・七海。京都の大金持ちの爺さんから、家出した孫娘を探してほしいと頼まれた父親は、

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    2019年11月03日
  • 極限トランク

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    極限シリーズ 第1弾

    ・Chapter one
     孤独な時、人間はまことの自分自身を感じるートルストイ
    ・Chapter two
     結婚はまさしく相互の誤解にもとづくものであるーオスカー・ワイルド
    ・Chapter three
     真実は疑いもなく美しい。しかし、嘘もまた同様である。ーラルフ・ワルド・エマーソン

    高収入の広告マン・耳原が、マンネリ化した夫婦関係から、海老沢という男に唆され、車のトランクに監禁されてしまう。

    絶体絶命のピンチから、過去の秘密が暴露され、一人娘に危険が迫る。

    夫婦、家族の危機から脱出できるのか!?


    よくできたまとまったプロットだと思います。
    読みやすく、軽

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    2019年09月17日
  • 悪夢のギャンブルマンション

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    奈落のエレベーターに引き続き、マッキーとジェニファーが登場。今回はギャンブラーの輝夫を加えてギャンブルだらけのマンションに突入することになる。
    登場するひとたちが悪いひとばかりで、前作であんなに強かったジェニファーも苦戦ばかり。それにあまりに人が亡くなりすぎ。黒木という殺し屋?の残酷さが際立ってました。スカッとした終わり方ではなかったけど、敵が多すぎたなという印象。

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    2019年08月31日
  • 奈落のエレベーター

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    悪夢のエレベーターの続編。
    三郎、マッキー、カオルのその後。
    野球を通じた三郎とマッキーの友情や物語の後半に登場するマッキーの後輩のジェニファーの意外な強さ。そして今回の敵となる、きちがいな警官たち。前作はギャグ的な要素が多かったけど今作は以外とシリアスでした。

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    2019年08月30日
  • 極楽プリズン

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    ネタバレ

    読みやすく、飽きずに最後まで読めました(*^o^*)

    最後はポジティブに終わるのでスッキリした気分です

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    2019年08月09日
  • 悪夢のギャンブルマンション

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    面白くて一気読み。
    もう少しイカサマ見破るくだりも見たかったけど。
    劇作家さんだからかもだけど、映画のストーリー読んでるようで、実際に映画化しても面白そう。

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    2019年07月23日
  • フィーバー5

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    うーん、帯の文句に偽り無しの本当に最高の読み心地でした!初読みの木下半太さんでしたが、期待は裏切られずかなりベタやけど短い間ながら理屈抜きの面白さで楽しい時間を過ごせましたね。関西弁混じりなのは語り手の清子の影響ですね。「フィーバー5」は明らかに往年のキッズアイドルグループ「フィンガー5」のもじりですよね。グループ解散後は落ちぶれて散々な人生を歩んで来た4人が今も現役で活躍するトップ女優ミドリの殺害計画を練る中盤は気が重くなりましたが、大逆転のラストに心が舞い上がって思わずブラボー!と叫んじゃいましたね。

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    2019年05月31日
  • 悪夢の商店街

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    読んでるときは凄く面白い。読み終わると疑問点が残っているような…もう1回読んでみようかな。工藤さんはやりますなー

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    2019年01月23日
  • 極楽プリズン

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    バツイチの理々子は、路地裏のバーで柴田と名乗る男に声をかけられた。男は「恋人を殺した無実の罪で投獄されたが、今、脱獄中だ」と打ち明ける。そして、飲酒OK、ジムやシアタールームまであり、「出入り自由」な刑務所の話を始める。「死んだ彼女を救うため、脱獄を繰り返す奇妙な男」の真相に近づいたとき、理々子が目にした恐ろしいものとは――?

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    2018年12月23日