【感想・ネタバレ】サバイバーのレビュー

あらすじ

何の前触れもなく、地球が崩壊した。全ての移動・通信手段は失われ、世界の人口は千分の一に。東京では、占い師に縋(すが)る者たち、瓦礫に落書きを描き続ける大人のグループ、徒党を組んでレイプを繰り返す男たち、リアルモンハンに興じる子ども集団が跋扈していた。そして駒沢公園跡に墜落したジャンボ機の中では、男が物語を綴り始めた――彼が書く、その理由とは何なのか!?

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Posted by ブクログ

めちゃくちゃな世界観だけど引き込まれてしまった。凄くオリジナルな世界観と登場人物な気がする。後味はそんなによくない。続編書いてほしい。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりの木下半太さん!内容的には世界崩壊後の東京でのお話。4人の人物の視点から構成されるが、それぞれの人物にちょっとずつ繋がりがある。 ケン坊はなんであんな最後だったのかが気になるところですが、全体的に面白かった。内容も雰囲気的には暗くなりがちだが、そこは流石の木下作品、楽しくサラッと読めた。 少年探偵団、頑張ったねー!最初は褒められたもんではないけど。。。

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2024年09月19日

Posted by ブクログ

ちょっとライトな終末もの。こういった話は妄想する人は多いと思うけど、実際に形になったものはあまり見ない気がする。
広く東京が舞台だけど、各話の登場人物同士がどこかで繋がっているせいもあって、実際に描かれているエリアは狭い。渋谷から池袋あたりの風景を知っていると、より楽しめると思う。

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2015年03月05日

Posted by ブクログ

木下半太のエンターメイト作品『サバイバー』を読みました。
木下半太の作品は先月読んだ『フィーバー5』以来ですね。

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崩壊した東京で生き残るんだ!!
『悪夢』シリーズで話題沸騰の才人が描く戦慄の群像劇

何の前触れもなく、地球が崩壊した。
全ての移動・通信手段は失われ、世界の人口は千分の一に。
東京では、占い師に縋(すが)る者たち、瓦礫に落書きを描き続ける大人のグループ、徒党を組んでレイプを繰り返す男たち、リアルモンハンに興じる子ども集団が跋扈していた。そして駒沢公園跡に墜落したジャンボ機の中では、男が物語を綴り始めた――彼が書く、その理由とは何なのか!?
壊滅した終末の都市で、人間関係が奇妙に交錯していく。
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2013年(平成15年)に刊行されたノンシリーズの作品『サバイバー23区 東京崩壊生存者』を改題して、2015年(平成17年)に文庫化された作品です。

4月1日午後3時、突然世界が崩壊した……すべての移動手段・通信手段は遮断され、地球の人口は60数万人に激減する、、、

神様がリセットボタンを押してくれたと感謝するニート……壊滅した東京で呆然とする不動産屋は、やるべき事が他になく小説を書き始める。

初めて生きる意味を考えた生存者たちの壮絶な冒険記……。

 ■第一章 斉藤貴夫編
 ■第二章 田中町子編
 ■第三章 荻野目陸編
 ■第四章 笘篠大輝編

突然崩れ去った東京の街で、人々は何を思い、何を求めるのか……全てを失った人の行動を、生き残った4人の男女の視点から、時には恐ろしく、時には滑稽に描いた物語、、、

壊滅した終末の都市で、4人の人間関係が奇妙に交錯していく展開が愉しめましたね……ちょっと物足りない感じはしましたが、むっちゃテンポが良い展開は木下半太作品らしく読みやすかったですねー 哀しさを感じるエンディングが印象的でした。

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2024年09月05日

Posted by ブクログ

発売が比較的最近の作品。
最初に木下半太の作品を読んだのが、悪夢のエレベーターだったので、何とはなしに比較しながら読んでしまった。

以前は全体的に軽く、b級映画のような安っぽさがあった。しかしこの作品は様々な視点からの集約が読んでいて非常に読みやすかった。文章も全体的にしっかり描かれており、読み応えもあった。

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2024年02月15日

Posted by ブクログ

やられた。
『サバイバー 23区 東京崩壊生存者』の改題版だった。どこかで読んだことあるなと思いながらも、読み終わってから気付いた...

ある日、突如として、地球に異変が起こるSFもの。
地球外生命体がでてくるわけではなく、あくまでも人間に焦点を当てる。日本の人口が60数万人まで減少、電気、ガス、水道のライフラインが使えなくなり、月明りの生活。
江戸時代あたりの暮らしぶりに近くなる。

金や富を持っていた者は、崩壊に伴い、紙幣が紙切れになった世では、心の支えがなくなり皆自殺。
逆にニートとして生活をしていたものは、この世界では最強の人種。ある種、楽観的な思考が生存適応能力が高い。

木下では珍しく、示唆に富む一冊。

小1時間で読めるので、暇な時にさくって感じ。

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2016年04月17日

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