木下半太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
清冠学園野球部のエース・長尾虎之助は「キラキラ王子」と呼ばれる国民的アイドル。ある日、学園のマドンナ教師・みな美先生の寝室にさそわれ、”これから”という時に突然の来客が……。クローゼットに押し込められた虎之助が、扉の隙間から見たのは意外な人物の登場と、殺人の瞬間だった。明るい未来が約束された虎之助の人生が一気に暗転!?
クローゼットから覗いてたら学園の教師たちが押しかけてきて、みな美先生を殺してしまった。誤ってみな美先生を殺してしまった4人の教師たちはどうにかして隠蔽しようと右往左往し、隠れているのを見つかってしまったらプロ野球選手になる夢が完全に絶たれてしまう、どうする!?という虎之助。
基本的にひたすら教師たちがばたばたしているのを虎之助が覗いているっていう、小劇場のお芝居みたいなサスペンス。
だけどキャラがそれぞれよくできてて、緊張感もあって、スリルがあってさくさく楽しく読んだ。
都合が良すぎるところもあるけど、あんまり細かいことを気にせずに、頭をからっぽにして読むのが楽しい本なのだと思う。
他の悪夢シリーズも機会があったら読んでみたい。 -
Posted by 読むコレ
悪夢のシリーズの最新作...かな?
連続誘拐犯「赤鼻のルドルフ」によって
クリスマスイブに起る誘拐事件。
その身代金の受け渡しを巡っての群像劇風な
同一時間を視点を切りかえて展開される
木下作品らしい作品。
女子高生、サッカー選手、元刑事、訳ありの
眼帯サソリ革ジャン女...とそれぞれの視点で
ぞれぞれの立場で事件に関わっていく様は
二転三転以上の展開でスリリング。
いつも木下作品はスピードとテンポがいいのですが
今作は、同一時間を視点の切り替えで話しが
展開されるので、何度か、重複したシーンが
登場する為、若干のスピード感を失速してるのが
勿体ない...気がします。
いつもよりコメディ要素が少ない分
今作のラストは珍しく「いいラスト」w。
裏テーマの親子と家族...をキレイな着地で締めてます。
自分は未読なのですが「サンブンノイチ」が
タレント映画監督によって映画化されるようですね。
アララw -
Posted by ブクログ
人気の「悪夢の~」シリーズ。久々に読んでみました。
作者が得意としそうな閉鎖空間におけるスラップスティックな
シチューエーション劇のようなストーリー。
初期の作品に似たシチュエーションながら、確実に
展開や緩急が上手く、先の読み難い展開に一気読み。
将来がほぼ約束されている高校野球のヒーロー「虎之介」。
彼の通う高校のマドンナ女教師の部屋に呼ばれ、いざ行為の
寸前に突然の来客に遭い、クローゼットに押し込まれる。
その瞬間から、約束されていた将来が音をたてて崩れ始める。
というストーリーの中に、二転三転するドタバタな展開や
まさかの人物がまさかの場所から現れたり、そして
まさかの過去が明かされ...と目まぐるしく、スピーディー
かつサービス精神に溢れてます。かなり無理で強引な
部分もありますが...。まぁ面白いし、問題なし。
多分...木下作品の中で映像にしたら一番インパクトの
ある作品だと思います。 -
Posted by ブクログ
悪夢のシリーズの最新作...かな?
連続誘拐犯「赤鼻のルドルフ」によって
クリスマスイブに起る誘拐事件。
その身代金の受け渡しを巡っての群像劇風な
同一時間を視点を切りかえて展開される
木下作品らしい作品。
女子高生、サッカー選手、元刑事、訳ありの
眼帯サソリ革ジャン女...とそれぞれの視点で
ぞれぞれの立場で事件に関わっていく様は
二転三転以上の展開でスリリング。
いつも木下作品はスピードとテンポがいいのですが
今作は、同一時間を視点の切り替えで話しが
展開されるので、何度か、重複したシーンが
登場する為、若干のスピード感を失速してるのが
勿体ない...気がします。
いつもよりコメディ要素が少ない分
今作のラストは珍しく「いいラスト」w。
裏テーマの親子と家族...をキレイな着地で締めてます。
自分は未読なのですが「サンブンノイチ」が
タレント映画監督によって映画化されるようですね。
アララw -
Posted by ブクログ
『いつだってそうだ。嫌な予感ほど、的中する。』
『一番の悪は誰なんだ。国民の不安を煽って銭を稼いでる奴らじゃないのか。頑張って夢を叶えましょう。幸せになりましょう。今のあなたは、本当の幸せを掴んでいないですよね、ときたもんだ。いいか? こんな豊かな国に生まれた時点ですでに俺たちは幸せなんだよ。騙されてることに早く気付け』
『さあ、急いで勝美を助けてくださいね。せっかくヒーローになれるチャンスなんですから』
『じゃあ、どうして、俺の脚にこんな真似をした』
『だって、ヒーローにはピンチがつきものでしょ』
『その人は、どんな人なんですか?』
『まあ、一言で表現すれば ー ゴキブリとドブネズミとハイエナが合体した生物が、悪知恵を得たような感じだな』
『全然、一言じゃないですね』
『あの…これって犯罪ですよね?』
『正義のためなら多少のことは許されるんだよ。』
『アタシの役どころは、地味なあんたと違ってヒロインなわけ、そう簡単に死ぬわけないでしょうが』
『嫌われるほうが楽だから、わざとその道を選んで歩んできたんだけどな。誰かに好かれようとして生きていくほど、胸クソが悪いものはない。』