宮城とおこのレビュー一覧
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
最後は昼の石版と台座を巡るあれこれに決着が付いて、それぞれの登場人物たちも、それぞれの落ち着き所を得て、とりあえず、だいたい(笑)ハッピーエンドでよかった。
物語的には、途中色々入り組んだ構成になったり、始原のキツネの意図がもう一つはっきりしなくて、もやもやして少し入り込めなくなったこともあった。
でも、このシリーズの魅力はなんと言っても主人公リティーヤの性格、というかノリ。
たとえ落ち込んでても、やることはびっくり箱のようなリティーヤの行動に呆れつつ、楽しませてもらっているうちに、結局最終巻まで読んでしまっていた。
なんというか、愛すべきキャラクターだ。
そういえば