宮城とおこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
平安末(~鎌倉初期)の古典「有明けの別れ」をモティーフに、
物語を現代に少し似て少し違う、架空の都においた物語です。
この「有明けの別れ」は全く知らないお話なのですが…
噂によると、「とりかえばや」とよく似ているお話なのだとか。
戦後になってから写本が見付かったのだそうです!いわゆる天下の弧本。
映画の源氏物語のコミカライズも書いてる宮城とおこさん。
そちらではちゃんと(?)十二単でしたが、こちらの作品では
架空のみやこに学生服の少年侍従や帝とよばれるスーツの男性などが
登場する不思議すぎる舞台ですが、でもうーん…古典な雰囲気もあるかも??
独特な幻想舞台でも読めちゃうのは宮城さんのきれいな絵ならではでしょう。
5月末発売の2巻で完結となるそうですが、
同じ世界観で続きを描かれるそうです。 -
Posted by ブクログ
絵が綺麗でとりあえず手に取ってしまいました。
お話は、六条御息所が伊勢に去って行く辺りまでという、原典からすると入口からちょい進んだ地点くらいまでしかありません。とにかく展開が早いです。でも、紫式部や藤原道長、安倍晴明らが作中の「源氏物語」に絡んでくるのがなかなか面白かったです。
とにかく絵が美しいので、もっと続きが読みたいなぁと思います。ただ、この画風だとこれからわんさか出てくる女人たちを何処まで描き分けられるかが不安な気もしますが。
…あと、本当に絵は美しいのですが、何故かエロスは感じられなかったです。パッと見は美しいのに。なんか勿体なかったです。