宮城とおこのレビュー一覧
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購入済み
全体的に読者に優しくない
最後の終わり方は良かったです。
でも全体的に、読みづらい。
地文は簡潔に書いてあるけど、簡潔過ぎて展開が突拍子もないし、逆に話し言葉は日本語がおかしくて、しかもいきなりキャラクターの口調が変わるのでだれが話しているのか把握しづらい。
途中で理解を放棄しました。
この作家さんは砕けた?話し言葉のキャラクターを書くのが魅力という印象でしたけど、それを魅力と受け取れるのは十代とか、せいぜい成人年齢くらいまでなのかもしれません。
終わり方が良かったので星3ですが、そうでなければ星2でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレちょーシリーズ、いろいろタイトルがありますが、今回はストレートに『ちょー海賊』。
でも、なかなか前回のあらすじを思い出せない。
ライトノベルってするする読めるんだけど、するする忘れていくんだよね。
バーナード嬢、曰く
「忘我の果てに 私は川になったよ」
よくない読書ですねー。
とりあえずジオはセルネア(麻薬)の影響を脱して、海賊とともにあほうどり島に向かっているのがわかっただけで、ダイヤモンドも、子どもたちも話としてはほとんど進んでいない。
自分に絶望したタロットワークは魔族に食われて死のうと思ったけれど、逆に救われてしまう。
多分次の巻を読んだらまた、あらすじをすっかり忘れているんだろ -
購入済み
健気で痛々しい受け。馬鹿にして蔑んでいた傍若無人な攻め。
こういうの大好きなんだけど、酷い事をして受けを傷つけてから想いを自覚し両思いになるまでがあっという間で、これは書籍の頁数の関係なのかと思ったり。
攻めの想いに受けの人生を背負って立つ気概が今一つ幼くて足りないとか思えてしまったり。(まだ学生だもんね)
身分、生活レベルが違いすぎて、この二人の今後に不安しか浮かばない…なんて、夢みることを忘れ現実的に考えすぎるのは自分の歳のせい。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレお名前といい、あやかしや薬に詳しいことといい、彼は「あのお方」かなと思っていたら案の定、予想通り。
ただ親戚がいたことに驚きましたが。
複数いらっしゃるとは思わず。
サブタイトルに「かまいたち」とはありましたが、薬の件が終わったら別種のあやかしの話に切り替わるかなと勝手に予想してましたが、こちらはいい意味で裏切られました。
まさかここまで引っ張るとは。
かまいたち兄弟(特に末っ子)が大変可愛らしかったです。
表紙イラストでは大人っぽいイメージでしたが、物語は結構わちゃわちゃして賑やかな物語でした。
バイトに同居にあやかしに恋愛にと、主人公は大忙し。
恋愛に関しては、初恋か新しい恋か(但しどちら -
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Posted by ブクログ
シリアス路線の方の月村作品。「マスター、いつものやつ」でした!目新しさはないけれど、ささくれた心を癒してくれるような優しさがあって安定の読み心地でした。
センセの話には、親兄弟や子供たちへの愛に満ちあふれている「家族」をテーマにしたいい作品が色々あります。今作もタイトルそのまま、親を早くに亡くした苦学生の空が抱く隼人への想いとともに、彼の家族への気持ちが思いのほか強く伝わってくるようなストーリーでした。
空は、とても頑張り屋さんで何でも心にため込んでしまう、ちょっと後ろ向きでイジケ性な男子。センセの話によくあるタイプだけど苦労してきた分、さらに重度でした!根はとても優しくて良い子なのですが。