あらすじ
人類の存亡をかけて、最後の戦いの幕が切って落とされる。元師匠であるヤムセに「誘拐」され、《昼》の石坂の謎を解く旅に出たリティーヤ。タイムリミットは次の《昼》の台座が現れるまで。そして、この旅が終わったら、ヤムセとの別れが待っている。分かっていながらも、抑えきれない想いを抱えるリティーヤは…!? リティーヤが、ヤムセが選び取る「未来」とは――最強魔術師師弟が贈る愛と冒険のファンタジー、堂々完結!!
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Posted by ブクログ
分厚い1冊でしたが、ロリロナが途中で消えてしまったときは、少し無理しての終わらせ感が有りましたが、ちゃんと最後に登場。ピースがはまりちゃんと彼女の事も考えられていたんだと、なぜかほっといたしました。結局本当に悪い人、というのがいない話であるのがすごい。さりげなくなぜそうしているのかの説明があるので、安心して読めました。
Posted by ブクログ
最終巻。いろいろあったしまだ未解決な物語も一部ある気はするけど、それも含めて大勢の登場人物たちが収まるべきところに収まった感じ。素敵なハッピーエンドでした。先生はもっと苦労すれば良いよ! と祝福の言葉を捧げたいです。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
最後は昼の石版と台座を巡るあれこれに決着が付いて、それぞれの登場人物たちも、それぞれの落ち着き所を得て、とりあえず、だいたい(笑)ハッピーエンドでよかった。
物語的には、途中色々入り組んだ構成になったり、始原のキツネの意図がもう一つはっきりしなくて、もやもやして少し入り込めなくなったこともあった。
でも、このシリーズの魅力はなんと言っても主人公リティーヤの性格、というかノリ。
たとえ落ち込んでても、やることはびっくり箱のようなリティーヤの行動に呆れつつ、楽しませてもらっているうちに、結局最終巻まで読んでしまっていた。
なんというか、愛すべきキャラクターだ。
そういえば後書きで、作者に感想を送って後日談をねだると郵送してくれる、と書いてあったけど、それって、まじ?
うーん、トライしてみようかどうしようか?(笑)