あらすじ
コバーリムでの一件も無事解決し、ジオラルド夫妻と三つ子たちは、トードリア王室で平和に暮らしていた。しかし、タロットワークのもとを同族のエデアが訪れたことから、波乱が始まる。エデアが告げた言葉は「ヌホが願いを叶える」。タロットワークがもっとも聞きたくない言葉だった――。直後、オニキスがタロットワークに呼び出される。そして残りの家族も王宮から姿を消してしまった! 【目次】第一章 夏の影/第二章 山道/第三章 北の国の夜、南の国の夜/第四章 市場点景/第五章 問いかけよ、果ての島へと/第六章 夕日、花街、逃亡計画/第七章 島からの使い/第八章 『マジックマスターの法儀書』/あとがき
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Posted by ブクログ
今回はシリアス路線で、しかも導入部だけです。
ジオとダイヤが最も信頼していると言っていいタロットワークが、彼らの三つ子の一人オニキスとともに姿を消す。
どうもタロットワークの一族の秘密にかかわる仕事、しかもオニキスに害を与えかねないようなことのために、誘拐したっぽいのだ。
似たようなこと、前もあったね。
タロットワークとジオは親友のように心が繋がりあっていた…はずなのに、タロットワークは本来の雇い主の依頼でジオを殺そうとした。
結局殺せなくて、獣になる魔法をかけて国を追放しただけで終わったけど。
タロットワークは心からジオやダイヤたち一家のことを愛しているけれど、職務(任務)に忠実なので結局裏切るはめになってしまう。
このワンパターンで話が続くのならしんどいな。
しかしまだ導入部だと思うので、もう少し先を読んでから出来を判断しようと思う。