倉山満のレビュー一覧

  • 日本国憲法を改正できない8つの理由

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    憲法を改正する前に国の見直しや政治家が誠実に国のために動くことなどやるべきことがあるとよく理解できた。また、憲法と法律は違うことがわかった。憲法は本来あまり変えるべきではなくて、でも今はよくかえてしまったり、無理に増やしてるから問題が起こる。本来は憲法は変えずに、その都度変える法律を変えて運用して行くのが1番いいことだと理解できた。
    まだまだ日本の憲法について知らないことがたくさんあり、理解することが難しく感じた。

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    2025年06月23日
  • 自民党はなぜここまで壊れたのか

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    楽しく読めたけど、まとめるのにめっちゃ時間がかかった…。
    中選挙区制の弊害がなかなか分からなくて、色々と調べてやっとわかった。
    でも小選挙区制になったからといって、全てが解決するわけでもなく。
    ただ、中選挙区制の同士討ちよりはまし、ということでしょうか。昭和の政治家はある意味豪快な人が多かったような印象だけど、そりゃあれだけ内ゲバやってたら、外のこと見る余裕なんかなくなるよな。
    まぁ小選挙区制てサラリーマン化したのも問題だけど。

    雑学が多くて読んでて楽しかった。
    三木武夫の「男は一回勝負する」とか、「バスの発車に最後まで反対するくせに、いざ発射すると運転席にいる人間」とか思わず笑っちゃった。

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    2024年09月02日
  • ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法

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    <目次>
    はじめに 日本人の全人類に対する罪
    第1章偉大な天才グロティウス、その悲劇の生涯
    第2章なぜ宗教戦争は悲惨な殺し合いになるのか
    第3章なぜ戦争と平和の方は必要とされたのか
    第4章ウエストファリア体制の現実
    第5章日本人の世界史的使命
    おわりに
    関連年表

    フーゴー・グロティウス(1583-1645)
    オランダあたり(当時国の概念なし)出身
    提唱したウエストファリア体制
    ①心では何を考えてもいい
    ②人を殺してはいけない
    ③お互いの存在を認めあう

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    2023年12月04日
  • 嘘だらけの日本古代史

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    正直胡散臭いタイトルの本だなと思いつつ読んだのだが良かった。
    皇国史観は良いものではないがそれが否定された現代の歴史の見方も極端であるというのは確かに問題だろう。
    本書にあった、神話の話や信憑性の薄い古代の話だからといって全て創作と思わずに何故このように伝えられてきたのか考えることが大事であるというのは、古代史に関わらずすべての歴史研究において重要だと感じる。
    それにしても奈良時代の天皇がなかなかに酷い…。
    そりゃ皇室は平安時代を先例にする。

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    2023年11月28日
  • 嘘だらけの日本古代史

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    今回も面白かった。
    古代史は(も?)全く詳しくないので、系図をにらめっこしながら読んでた。
    古事記は何回かは読んでるけど、一話一話の話が独立していて、各人物のつながりがあまり頭に入ってこなかったんだけど、この本ですっきり「あーこう繋がってたんだ!」と理解することが出来た。
    奈良時代は、以前聖武天皇を題材にした小説を読んだきりだったので、小説を思い返しながら読んでいた。
    平安時代がさっくり終わってしまったのは残念だけど、前の本で「世界一やさしい天皇の講座」で割と語られていたと思うから、そっちで復習するかな。
    語り口も、くだけた文章でとっつきやすく、面白く読めた。

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    2023年11月22日
  • 沈鬱の平成政治史 なぜ日本人は報われないのか?

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    平成の総理大臣は宇野宗佑からなんだけど、この本は昭和の総理大臣の田中角栄から始まる。別に竹下登から始まっても良かったんだけど、やはり角栄のほうがインパクトがあるんだろうか?
    先に『参議院』の方から読んだけど、こちらから読んだほうが分かりやすかった。失敗したー。
    平成の最初の方は、ニュースを見てたこともあり、「あったね、そういうこと」と思うことも多かったけど、後半はネットが中心になってくるので「え?そんなふうに言われてたの?」と思うことも多かった。
    個人的に意外だったのは小沢一郎。腹黒で売国のイメージが強かったけど(失礼)本当の目的は違ってて驚いた。
    それと、作者は麻生太郎を結構ボロクソに言って

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    2023年09月27日
  • これからの時代に生き残るための経済学

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    今回もめっちゃ面白くて勉強になったけど、経済学的な本は色々読んでるのに覚えられない〜。
    「経済」が略語だとは思わなかった。そしてアメリカの債務は桁が違った。
    しかし色々勉強してても、結局日銀と財務省は不況にしたがってばっかで、政治家も経団連のみなさんも言いなりなのに、うちら庶民に出来ることってあるのか・・・?

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    2023年04月14日
  • 保守の心得

    mac

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    ・保守とはなにか。自国の伝統や文化、習慣や社会の在り方、
    さらにはこれらのものの考え方を尊重し、長い歴史の中で培ってきた自国の良いところを大切にしていこうと態度だ。
    先人が築いてきた自国の歴史の素晴らしいところを継承し、
    国民としての誇りを保持していこうとするのが、大人としての生き方だろう。
    そうしたものに敬意を払うことなく、自分たちの利益や気まぐれによって、安易に変えてしまおうとするのは愚かだ。
    時代とともに世の中は形を変えていくものではあるが、形は変わっても本質的な自国の良さは大切にしなければならない。
    ・憲法で大事なのは、自国の歴史を見直すこと。
    占領体制で強制された憲法を

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    2023年03月18日
  • 日本人だけが知らない「本当の世界史」 なぜ歴史問題は解決しないのか

    mac

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    外交の武器としての歴史

    ・歴史問題の解決とは、もう一度戦争に勝たなければ解決できないほどの難題である。
    では、歴史とは何か。外交の武器であり、支配の道具なのだ。
    「正しい歴史を知っているということは、それだけでその人間を殺す十分な理由になる」
    という価値観で諸外国は動いている。
    ・参政権とは、戦争に参加した義務の見返りである。
    婦人参政権が、第一次世界大戦後、各地で実現したのは、
    兵器と戦術の発達により、前線と銃後の区別が曖昧になったからである。
    戦争は民主制を促進する。そして、民主制は戦争を残酷にする。
    民衆の憎悪は、相手の抹殺へと国家を駆り立てる。
    民主政体により選出された政治家が、適度な和平な

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    2023年03月18日
  • 国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代

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    「戦争は、この世で最も悲惨な出来事であるー本当だろうか。」

    我々が幼い頃から学んだ歴史や、日々のメディアから無理に納得し、思い込んでいたものに疑問を抱く良いきっかけとなった気がします。
    それも胡散臭い内容で、ではありません。
    歴史の事実と仁義(国際法)を片手に、本書は歴史を辿ります。

    すると次第に、これまで不思議だったことが腑に落ちてきて、なんとも読み心地の良い一冊でした。

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    2023年02月05日
  • トップの教養 ビジネスエリートが使いこなす「武器としての知力」

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    教養とは何たるかを思い知らされた一冊。
    何かを成し遂げたくて他の無駄に長い自己啓発本読むくらいなら絶対にこの一冊を読んだほうがいい。批判に耐えうる根拠と共に、考えるきっかけとなる“回答”をたくさんもらえる。
    こういう本で最後に出典がちゃんとある+著者から見てその出典に対して一言コメント書いてあるのが超ポイント高い。
    文章はかなり読みやすいです。迷ったら即買いです。

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    2023年01月13日
  • 陸・海・空 究極のブリーフィング - 宇露戦争、台湾、ウサデン、防衛費、安全保障の行方 -

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    こういった本はやはり専門家が解説したものに限る。三人の将軍が専門的知見から解説してくれるので、プロの視点からどう考えるのかを理解できる。

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    2023年01月07日
  • 沈鬱の平成政治史 なぜ日本人は報われないのか?

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    小学生の時に平成を迎え、霞が関に勤める人間としては、だいたい知っているハズの後半ですら、知らないことが多かった。前半はもちろん。
    こういう現代史があるのはありがたい、切り口するどい本作に感謝。

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    2022年12月29日
  • ウルトラマンの伝言 日本人の守るべき神話

    mac

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    現在進行形の間接侵略に対して

    ・現実の人間社会において、正義は人の眼を曇らせる。
    人間社会は矛盾と摩擦によって成り立っている以上、どこかで妥協しなければならない。
    もし神の正義を実現しようとしたら、悲惨な宗教戦争が巻き起こるだけだ。
    ・地球侵略を狙うメフィラス星人の手口は、インディアンから土地を奪ったアメリカ人そのものである。
    メフィラス星人は、最も純情な年齢にあるサトル少年を選んで、
    「どうだね?この私にたった一言、”地球をあなたにあげます”と言ってくれないかね」と語りかける。
    友好的な口調で話しながら、一方でバルタン星人、ザラブ星人、ケムー人を巨大化させてみせ、
    「みんな私の命令で地球を攻撃することができ

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    2022年11月18日
  • 嘘だらけの池田勇人

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    嘘だらけのシリーズ、初めて読んだけど、現代の政治家を持ち出して当時の政治家を評価したり、主張がわかりやすい。これを皮切りに戦後史、ちゃんとした「歴史」を勉強したい。

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    2022年10月07日
  • 歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか?~「自民党一強」を支える構造~

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    明治からの政党の歴史がわかってとても面白かった。
    途中からは「あーこういう政党あったなあ!」と思ったり。
    読み進めていくと、歴史を追っている気持ちになりました。

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    2022年04月08日
  • ウルトラマンの伝言 日本人の守るべき神話

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    ウルトラマンはゼットしか知らないので、買ってはみたものの、正直「失敗したなあ…」と考えてたんだけど、読み始めてみると、丁寧な説明が面白く、飽きることなく読んでしまった。
    時代とともに変わるウルトラマン像と、ストーリーにこめられたメッセージを読み解ける本だと思いました。

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    2022年03月29日
  • 並べて学べば面白すぎる 世界史と日本史

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    歴史は何を主体に見るかで変わってくる。なーんてことは百も承知だが、主体を並べて見ると実に面白い。歴史の本質も見えてくる。

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    2022年02月06日
  • 嘘だらけの池田勇人

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    作者の愛情溢れる一冊笑。ユーモアもあって読みやすい。国民の経済を豊かにすることは悪いことではないのだと早くみんな気付いてほしい。

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    2021年11月21日
  • 嘘だらけの池田勇人

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    ネタバレ

    令和の世は夢も希望も失った人が溢れている
    アタクシとて例外ではないが、本書では政治
    (家)が希望を打ち上げ花火すれば耐えられ
    て、頑張ることで報われると教えてくれる

    主役の池田勇人は政治の肝要を見失なわない
    順番も大事、衣食足りてなんとやらである
    理想も持って居るが、やみくもに唱える事で
    は成し得ないので、大事な事の実現のために
    一つずつ確実に手掛けていく

    最後には教育者となる気もちであった、自国
    を愛することから導き出される行動が国民か
    ら湧き上がるのを期待したのだろう(´・ω・`)

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    2021年09月30日