倉山満のレビュー一覧

  • 国際法で読み解く世界史の真実

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    この本を、読んだあとに「帝国憲法物語」、「歴史問題は解決しない」を読むと、おそろしいほど理解が深くなる。

    倉山氏の思考や分析の基本となるエッセンスがふんだんに盛り込まれている。大学で講義を聴いているような感覚になった。

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    2016年12月08日
  • 大間違いのアメリカ合衆国

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    トランプが勝利した時期、ちょうどいい本に出合いました(笑)。
    気に入ったところを一部紹介。
    ・史料の選び方が示威的で、史料を写しているだけの学生の卒論のようなものが日本で一番の研究になっているのが日本の歴史学界の実態です。
    他にも、史料の偏りが著しく、多角的に史料批判するという概念が欠けているひどい本がたくさんあります。
    史料のクロスチェックをしないものは、読書感想文であって、論文ではありません。<略>読書感想文を書いている人が有名大学の権威になっているのですから、頭をかかえるしかありません(笑)
    ☆次に
    「これくらいは知っておきたいアメリカのこと」から
    ・どちらが正しいのか、あるいは他に解が

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    2016年11月23日
  • 基礎教養 日本史の英雄

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    この20人がいなければ
    戦って守る
    外交で守る
    内覧を平定
    日本に欠かせない為政者
    日本を転換させた革命家

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    2016年09月15日
  • 嘘だらけの日韓近現代史

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    巷で流行(?)の嫌韓本とは一線を画していると思う。

    「なんにもないから自由に作れちゃう」的なものがドラマにも、国民にも浸透しているような気がする。
    彼の国の歴史とはそんなものなのだろうか。それとも直視したくないだけなのか。どこの国にも他所様に自慢できない歴史の一つや二つはあるものだ。

    「本当にこれでいいのでしょうか」この一言につきます。

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    2015年03月31日
  • 嘘だらけの日中近現代史

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    中国には近代などない。あるのは、独裁の古代と殺戮の中世だけ。
    大切なのは外交でも経済でもなく、内部闘争。
    モノの限度を知らない相手とは分かり合えない。

    いろんなキーワードがある。
    そんな「文明」と対峙せざるを得なかった日本の現代に至るまでの「見方」を記述してあり面白い。

    韓国、という視点はすっぱり無視しているけども。

    政治は怖い。
    国際政治はもっと怖い。

    よくこんなお人好しな国が、今まで残ってるもんだと思う。

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    2015年01月15日
  • 歴史問題は解決しない 日本がこれからも敗戦国でありつづける理由

    gon

    購入済み

    深い!

    能天気な自分に衝撃の内容
    習ってきた歴史の考え方がかわりました

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    2014年10月02日
  • 嘘だらけの日中近現代史

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    ネタバレ

    「中国史は独裁の古代と殺戮の中世の繰り返し」に激しく共感。近現代ぐらいはちょっとは違う様相がみれるのかと思ったら、倉山氏の解説に沿ってもう一度歴史を見てみたら、やっぱり古代と中世の繰り返しw

    また、20世紀は世界中が共産主義に引っ掻き回された時代といってもよさそう、と思った。

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    2014年09月23日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    ネタバレ

    アメリカの近現代史をじっくり見ようと思ったら、歴代大統領とその側近の考え・やったことをまずはおさえることが大事だなとあらためて思う。

    確かにアメリカって空爆が好きよねw

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    2014年09月19日
  • 帝国憲法の真実

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    現行の日本国憲法について考えるにあたり明治憲法(帝国憲法)についてはあまり知識がないなぁ、と思い読んだ。国とは何か、そもそも憲法とは何か、という基本的な点をあまりに私たちは考えてないことを思い知らされた感じです。

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    2014年08月17日
  • 嘘だらけの日中近現代史

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    私が読んできた著書による歴史観からすれば、大きな違いはない。しかし、本著は半ば週刊誌のゴシップ記事のように、陰謀論的な裏の論理を結びつけ、時代背景を解き明かす。真偽はさておき、読んでいて興味深い。多面的な観察力を要する、時代を紡ぐ一本の論理。複合的なその回路の本線を辿るには、立場や思想が邪魔をする。本著にそのノイズがないとは言えないが。

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    2014年07月20日
  • 帝国憲法の真実

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    東アジアで初めて欽定された大日本帝国憲法。国家の非常時に国民すら守れないコミュニストが作文した現憲法は廃止すべきだなぁ、と思う本。

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    2014年06月01日
  • 保守の心得

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    非常に読みやすい。
    "伝統"と"因習"は違い、古くて悪いしきたりは捨てて新しいものを取り込むのが保守であるという考えは当たり前のようであるが斬新であった。
    江戸時代では文献が少ないがために自分の頭で考えて知恵を絞り出す必要があった。物が豊かであると人はダメになり、不足すれば想像し努力する。全てのことに言えるかもしれないと思った。
    空気を読むとは"他人を慮る"、周囲のご機嫌を伺うのではなく、悪しき空気を正しい方向に導くということ。自分には中々達成できないが、いつか(本当は期限を決めたい所だが)そうなりたい。

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    2014年04月07日
  • 検証 財務省の近現代史~政治との闘い150年を読む~

    購入済み

    英雄譚のようでした

    大蔵省(現 財務省)の優秀な官僚がいかにして日本の経済を驚異から守ってきたかが、まるで英雄譚のように読めました。
    読み物としても面白かったですし、参考資料などが逐一載っているため、信憑性が高く、他の文献も読んでみたくなりました。
    また現在の問題に対しても言及されており、よくある「日本の未来が危ない!」と言って解決策には一切触れない書籍とは違い、納得できる(実績のある)解決策が示されています。
    政治を勉強し始めた、あるいは「日本の経済が大変なのは分かるが解決策は増税しかないのか」と危惧していらっしゃる方には是非読んでいただきたいです。

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    2013年10月14日
  • 検証 財務省の近現代史~政治との闘い150年を読む~

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    眠れぬ夜には最高の一冊!じゃなかった、、増税に邁進する某組織について理解する上でも、我が国の近現代史を新たな視点と最新の研究結果から学び直すという上でも、最良の書です。大変勉強になりました。有権者必読の一冊であると思います。

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    2013年09月05日
  • 嘘だらけの日米近現代史

    購入済み

    少し自信が持てそう

    日本の歴史教育は批判的なこと
    ばかり書いてあるので
    あまり見ていて楽しいものでは
    なかったのですが、
    この本は見ていてとても楽しく
    所々吹き出してしまいました(笑)
    しかも日本人といて少し自信が持てそうな
    気持ちになりました。
    読んでよかった。

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    2013年08月09日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    自分が如何に自虐史観に囚われていたか…目が覚める一冊である。
    印象的なのは、ワシントン会議に始まる日米海軍軍縮交渉。
    自分は当時、ただ単に記号として暗記していただけだが、
    「なぜ」六割の海軍力しか持たせてもらえなかったのか。
    この視点が抜けていた。無敵の強さを誇る国だったからである。と…

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    2013年07月08日
  • 嘘だらけの日中近現代史

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    日本のお人好しな歴史と、シナの独裁と殺戮の歴史がよく分かる。現代の中国も古代シナと変わらないんですね。
    日本については現場の帝国陸海軍の練度は最高レベルだがそれを率いるエリートやマスコミにバカが多いという構図は満洲事変以来の日本の伝統になってしまった気がする。

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    2013年07月05日
  • 誰が殺した? 日本国憲法!

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    憲法は条文に書かれてあることだけではなく、憲法の精神と運用が大事。
    憲政の常道は政権担当能力がある野党があって初めて成立する。

    なるほど~!
    日常生活でも明文化されてないんだから何やってもいいじゃないか、みたいな態度の人がいますね。アメリカ人の主婦が電子レンジに濡れた猫を入れて乾かそうとして猫が死んで会社を訴えた事件がありました。説明書に「猫を入れてはいけません」って書いてないのが悪い!という主張だそうです。
    そんなことわざわざ文字にしなくてもダメだと分かるじゃないですか。
    これはアメリカの話ですが日本でも常識やモラルの崩壊、価値判断が出来ない人はたくさんいますね。

    説明書、法律=憲法の条

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    2013年03月31日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    そもそも歴史観って、正解が無いものと思います。だからこそ教科書通りに前後や善悪をまる覚えする事なく、色んな面から見る必要があると思います。
    この本はやや暴論な箇所も散見されますが、是非ニュートラルなスタンスで、自分の歴史観を見直すには持ってこいな本だと思います。

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    2013年03月13日
  • 検証 財務省の近現代史~政治との闘い150年を読む~

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    デフレ派経済学者、デフレ派一般人に対抗するのに有効な知識が得られる。歴史的な見地からリフレ理論は常道であり必然。
    最後の提言が第二次安倍政権誕生を予言していたような内容で、上念司氏の「日本の危機管理はここが甘い」と共に一部では予言の書と呼ばれている。

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    2013年02月16日