倉山満のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本が世界に比べて経済成長できない理由
金融緩和と緊縮財政
消費増税
金融緩和により大量にお金を供給して景気を盛りたてようとするが消費増税により消費の腰を折られる。
これを日本が繰り返してきたから今の不況がある。
政治家も財務省の力に抗えず消費税の導入に動くことになる。政治家が国民でなく、官僚を向いて仕事をしているようにも思えてしまう。
日銀もまた金利のアップに走ろうとする。
アダム・スミスの資本論が基本的な考え方で、ケインズの理論が応用だという。
複雑怪奇な経済の世界も、結局は人の意志の集合が値段や需要を決める。どうにかなりそうで、ならないのが経済ということでしょうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ結局は財務省を押さえたものが勝つとか、財務省の意を酌まないと潰されるとか妨害されるとかあるんだけど、
財務省の力の源泉とか、どうやって政治力を発揮するのか、とかその辺を具体的に知りたいと思った。
第6章の民主党のくだりは大笑いしてしまった。
作品紹介・あらすじ------------
失われ続けた31年。
日本を小国に叩き落とした政治家の大罪とは?
知っているようで知らない
平成政治史の大事なコト。
本書は、日本の政治がなぜダメなのか、ひいては日本人が如何に落ちぶれたのかの原因をこれでもかと抉り出す本です。どの頁を開いても、不愉快な話しかないでしょう。
では、なぜそんな本を書くのか。
悔しがってほしいからです。
かつて、日本は大国でした。ところが、たった一回だけ戦争に負けたくらいで、立ち上がれないくらい打ちのめされている。もはやもう一度強くなる意思すら持てなくなっている。すべての周辺諸国の靴の裏を舐め、「殴らないでください」と懇願するだけの情けない国に落ちぶれてしまいました。
そして取り柄の経済も、「失われた三十年」「日本病」と呼ばれるデフレ不況で、何の自慢もできなくなりました。経済大国が経済力を失えば、大国ではなく単なる小国です。
昭和期はまだ経済大国でいられましたが、今やすっかり中国に抜かれてしまいました。
一体、原因は何なのでしょう。
その原因を探り、適切な処方箋を見つける。
本書はそんな人に向けて書きました。
どの頁を開いても不愉快な話だらけですが、我慢してお読みください。
<本書の構成>
第一章 本当は怖い竹下登
第二章 平成の政治改革と挫折
第三章 経済大国なのに取り柄が経済ではなくなる
第四章 小泉政治とは何だったのか
第五章 地獄絵図の自民党
第六章 民主党政権の罪と闇と暗黒と絶望
第七章 みんな大好き安倍晋三♪
終 章 パニックに翻弄される令和の日本政治 -
Posted by ブクログ
正しい知識を持って、皇室、日本の歴史を守っていくのがいかに難しいかが分かった。
最終あたりの敬宮様が東久邇宮野方と結婚なさって男子をお産みになるのが〜みたいな意見には少しギョッとした。
皇室とはいえ、今の世の中ではちょっと厳しいかもしれない。お互い両思いとかだったらいいんだけど。
皇室には自由なんてないんだからって感じだったけど、結婚まで自由ないのもな〜ってなんかモヤッちゃう。
貴族漫画とかでよくある「子を成すのが貴族の義務」みたいなのが今の日本にあるとは…って改めて思った。
やっぱり旧宮家の方々に復帰していただくのが今のところ一番丸く収まりそうな気がするなー。 -
Posted by ブクログ
財務省、大蔵省は、元々増税なんぞ最後の手段で、徹底的に避けるものだと考えて抵抗し続けていた。
なんて言われても、全く信じられるところではないのだが、そうだったのだ。
腐った政治家、国民の方を向いてる降りして、利権と権力に腐心する政局に対抗して巻き込まれて戦っているうちに、ミイラ取りがミイラになりまともな判断もできなくなって現在に至る。
そんなところか。
この本の時代はまだ民主党政権だったが、防衛力増強にこれ幸いと増税を放つ、まさに倉山先生が心配していた通りの時代になっております。
悪じきに悪い奴らが重なったんだな。
ま、最後に責任取らされるのは国民なのは、戦争と同じ。 -
Posted by ブクログ
昭和の田中角栄以後、竹下登氏ががいかに権力を握っていたかわかる。
自民政治を「親中」「親米」の切り口からも振れており、なるほど〜と思わせられる。
結局、政権の命運は景気によるところが大きいし、日銀人事によっても決まってしまうんだなと実感。
自分が生きてきた昭和後期から平成を政治の観点から振り返るのにはよいと思う。
政治家の失言がいろいろ紹介してあるのが面白い。あの頃ニュースで騒がれていた政治スキャンダルはこういう背景があったのか!と発見がある。
政権運営は経済第一。増税はやったらだめだけど、財務省の役人のイデオロギーみたいなもんだとわかりちょっと納得した。日銀の金融政策をうまくコントロールしたり官僚を使いこなせる優秀な政治家の出現に期待。
個人的には安倍総理は負の面(居丈高な性格、政治私物化、官僚の忖度)が印象強く、よい印象はなかったし、アベノミクスによるトリクルダウンはなかったと思っていた。が、実際は消費税増税という、民主党時代に仕込まれた爆弾が爆発したことが原因だったとは。増税ではなく、減税していたら・・・世論が減税をもっと声にできたら。変わっていたのかもしれない・・・ -
Posted by ブクログ
皇室の歴史を要点ごとに解説した上、なぜ天皇が必要なのか、皇室が長く続いてきたのはなぜなのか、そもそも天皇とは何なのか、という疑問に著者なりに答えている。
東大憲法学の権威である宮沢俊義のせいで、現代日本人の多くは天皇について誤解している。天皇は戦前も戦後も変わらず国家元首だし、政治的決定権たる主権をもたない。
なぜ皇室が長く続いてきたかといえば、タマタマだと著者はいうが、歴史上、皇室のピンチは何度もあり、その度に先人たちが知恵と努力で皇室を守ってきた。これから先、皇室が窮地に陥ったとき、今の日本人がこれを守っていけるかどうか、心配でならない。