あらすじ
現代にも通じる、大隈重信の中国・中国人観
●数千年の歴史がまるで1日のようにあるだけで、まったく進化の跡がない
●あの大国が滅ぶことがあるとすればそれは自滅である
●小児の時から聖人の金の言葉に親しんでいるのに、その通り実現できないまま今日に至る
現職首相が、なぜここまで過激な本を出版したのか?
本書は、大隈重信が現職首相の際に口述し、若き日の堤康次郎が書き起こし、出版したものである。現代人が読めば、「ネトウヨ」と断じるに違いない中身である。
中国人の民族性を、歴史・社会・習俗などから説きおこしてこき下ろしつつも、結論は意外と穏当である。現在の日中関係を考えるときの参考になるのではないか。
現職首相が出版した「ネトウヨ」本、まずはご堪能いただきたい。(倉山満「はじめに」より)
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Posted by ブクログ
支那人は裏切る、苦難が過ぎ去ると元に戻るなど、自分を含めて現代人の中国人に対する印象と同じであるのが驚きである。一世紀にわたって同じということだ。二十一箇条の要求の経緯についての見解は目新しく、中国側のそれまでの経緯が不当であり、日本の要求は正論であったという主張は興味深い。