倉山満のレビュー一覧

  • 嘘だらけの日本古代史

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    倉山満さんの歴史の本はいつも驚きがある。知識が深まるのと同時に、表面しか記録されていないものその裏側を垣間見る事ができるような感覚だ。
    この本は古代史とあるが、神話から始まり天皇とたっていく過程と、マツリゴトと天皇のつながりが面白く読めた。この時代の言葉は読み書きも難解で、自分から進んで読みたいと思えなかったが、倉山満ならではでとても痛快だった。

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    2024年04月04日
  • 日本人だけが知らない「本当の世界史」 なぜ歴史問題は解決しないのか

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     この人が自分で解釈した世界史の見方を凝縮した1冊で、単に歴史上の出来事をだけ書いた「世界史」の本ではない。西欧のキリスト教徒は700年もの間、イスラム教国に負け続け、1492年にやっとイベリア半島を回復するのだが、700年間もの間恨み続ける宗教的執念を私たちはわからない。
     西欧がキリスト教を公認してから、文化は衰退し科学や学問や芸術も皆神の僕となってしまった状態を、私たち日本人はずっと進化し続けていたので、わからない。異教人を殺すことは善であり、改宗させて殺すのはもっと善であるという発想を私たちは理解できない。
     日本は敗戦国から抜け出そうとしても、日本が敗戦国のままでいることをアメリカや

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    2024年03月15日
  • 並べて学べば面白すぎる 世界史と日本史

    匿名

    購入済み

    本当に面白い

    日本史を同時代の世界史と並行して語るアプローチで読みやすかった。
    そして保守派の視点からの論理的な歴史観も読み応えがあった。

    #共感する #深い

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    2024年03月11日
  • これからの時代に生き残るための経済学

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    後半の歴代日銀総裁の評価はあんまりだったけど、前半の経済学とは、新自由主義とはなんぞやのあたりが無知な政治家たちをバッサリしつつ、で面白い!

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    2024年02月01日
  • 口語訳 日本国憲法・大日本帝国憲法

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    日本国憲法と大日本帝国憲法、簡単な解説付きでざっと全文目を通せる。大日本帝国憲法を通読したのは初めてだか、贅肉なく結構いい内容。

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    2024年01月28日
  • ウッドロー・ウィルソン 全世界を不幸にした大悪魔

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    <目次>
    はじめに 私はなぜウッドロー・ウイルソンを呪うのか
    第1章ウイルソン小伝‐悪魔はいかに生まれたか
    第2章大統領1期目は弱いものいじめに明け暮れる
    第3章第1次世界大戦‐まだ参戦していないのに振り回す
    第4章14か条の平和原則‐かくして人類は地獄に落とされた
    第5章パリ講和会議とその後‐なぜ全世界が不幸になったか
    終章ウイルソンを称える人たち
    おわりに

    ウッドロー・ウイルソン(1856-1924)
    米第28代大統領2期(1913/3-1921/3)民主党

    世界中に迷惑をかけた、反日の、晩年発狂した人物。

    英、仏、日に喧嘩を売り、独を破壊した。
    ハプスブルク家を分断した。
    オス

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    2024年01月03日
  • 参議院

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    ネタバレ

    参議院を書くのではなく、いつもの倉山政治史を
    再読する感覚だったが、光の当て方のせいなのか
    『参議院』の三文字が浮かび上がる、だまし絵の
    様な作品です
    新党ブームと共に生きてきたものの、倉山視点を
    持ち合わせぬ凡人に「細川首相誕生」は異界転生
    クラスの不思議なコトが起きた・・・だったケド
    本書を読んで初めて納得いったw
    第四・五章は学校で教えるべき内容だが、第六章
    を学ぶと若者が将来をはかなんで日本終了になる
    気がする(´・ω・`)

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    2023年09月27日
  • 参議院

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    やっと読み終わったー。難しかった。
    昭和の政治家の知識はあまりなかったので、結構Wikipediaとか参照しながら読んだ。
    平成になってからの政治家は、名前くらいは知ってる人も多かったので、思い返しながら読めた。
    小選挙区制や中選挙区制の違いなど、説明されても分からんってとこもあったけど、繰り返し勉強してたら覚えたりするもんだろうか?
    政治に詳しくなりたいけど、なかなか難しい…。

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    2023年09月15日
  • これからの時代に生き残るための経済学

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    日本が世界に比べて経済成長できない理由
    金融緩和と緊縮財政
    消費増税

    金融緩和により大量にお金を供給して景気を盛りたてようとするが消費増税により消費の腰を折られる。
    これを日本が繰り返してきたから今の不況がある。

    政治家も財務省の力に抗えず消費税の導入に動くことになる。政治家が国民でなく、官僚を向いて仕事をしているようにも思えてしまう。
    日銀もまた金利のアップに走ろうとする。

    アダム・スミスの資本論が基本的な考え方で、ケインズの理論が応用だという。
    複雑怪奇な経済の世界も、結局は人の意志の集合が値段や需要を決める。どうにかなりそうで、ならないのが経済ということでしょうか。

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    2023年06月01日
  • 2時間でわかる政治経済のルール

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    派閥の仕組みなど、わかっているようなまるでわかっていないような話が大変わかりやすく解説されていたので、私のとっちらかった脳みそが幾分マシな状態に整理整頓されました。

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    2023年05月29日
  • これからの時代に生き残るための経済学

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    アダムスミス、ケンイズ、マルクスの有名経済学者が何を説いているか、分かりやすい。
    また、近代史から日銀がどれだけ経済に影響を与えるかよく分かった。植田さんヤバいのか不安になった、、、

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    2023年04月29日
  • 沈鬱の平成政治史 なぜ日本人は報われないのか?

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    ネタバレ

    結局は財務省を押さえたものが勝つとか、財務省の意を酌まないと潰されるとか妨害されるとかあるんだけど、
    財務省の力の源泉とか、どうやって政治力を発揮するのか、とかその辺を具体的に知りたいと思った。
    第6章の民主党のくだりは大笑いしてしまった。

    作品紹介・あらすじ------------
    失われ続けた31年。
    日本を小国に叩き落とした政治家の大罪とは?
    知っているようで知らない
    平成政治史の大事なコト。
    本書は、日本の政治がなぜダメなのか、ひいては日本人が如何に落ちぶれたのかの原因をこれでもかと抉り出す本です。どの頁を開いても、不愉快な話しかないでしょう。
    では、なぜそんな本を書くのか。
    悔しが

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    2023年03月31日
  • 決定版 皇室論 - 日本の歴史を守る方法 -

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    正しい知識を持って、皇室、日本の歴史を守っていくのがいかに難しいかが分かった。
    最終あたりの敬宮様が東久邇宮野方と結婚なさって男子をお産みになるのが〜みたいな意見には少しギョッとした。
    皇室とはいえ、今の世の中ではちょっと厳しいかもしれない。お互い両思いとかだったらいいんだけど。
    皇室には自由なんてないんだからって感じだったけど、結婚まで自由ないのもな〜ってなんかモヤッちゃう。
    貴族漫画とかでよくある「子を成すのが貴族の義務」みたいなのが今の日本にあるとは…って改めて思った。
    やっぱり旧宮家の方々に復帰していただくのが今のところ一番丸く収まりそうな気がするなー。

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    2023年03月27日
  • 2時間でわかる政治経済のルール

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    憲政史家の倉山満による、現代日本の政治経済について。

    政治の話はわかりやすいものの、経済の話になるといつも素直に首肯できないのは、自分の知識量の問題なのか?

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    2023年03月27日
  • 世界一わかりやすい日本憲政史 明治自由民権激闘編

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    「俺は、こんなことのために西郷さんを殺し、自分の命まで投げ出したのか?」

    著者が、大久保利通ならこう絶叫したんじゃないかと記しているのが強烈だ。
    まさに、授業される通説とは全く違ったぐだぐだな政局。
    指導力でなく、拒否権により右往左往する日本の政治。

    まだ、幕末明治の元勲が生き残っていてなんとか生き延びて来た感じがある。

    翻って、その元勲の代わりに売国的な存在が広く蔓延している現在の我が国にこの先何が待っているのか、暗雲しか仰げない。

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    2023年03月14日
  • 沈鬱の平成政治史 なぜ日本人は報われないのか?

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    ひとつの視点で平成の政治を振り返ることができる。細かい点をつなげられた。他書も読んでみたいと感じられるようになった。

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    2023年01月25日
  • 検証 財務省の近現代史~政治との闘い150年を読む~

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    財務省、大蔵省は、元々増税なんぞ最後の手段で、徹底的に避けるものだと考えて抵抗し続けていた。

    なんて言われても、全く信じられるところではないのだが、そうだったのだ。

    腐った政治家、国民の方を向いてる降りして、利権と権力に腐心する政局に対抗して巻き込まれて戦っているうちに、ミイラ取りがミイラになりまともな判断もできなくなって現在に至る。

    そんなところか。

    この本の時代はまだ民主党政権だったが、防衛力増強にこれ幸いと増税を放つ、まさに倉山先生が心配していた通りの時代になっております。

    悪じきに悪い奴らが重なったんだな。
    ま、最後に責任取らされるのは国民なのは、戦争と同じ。

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    2022年12月27日
  • 歴史問題は解決しない 日本がこれからも敗戦国でありつづける理由

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    憲政史家の倉山満が、「日本が歴史問題に振り回されてるが、日本が大日本帝国のような強国になることを世界は望んでおらず、永遠に解決しない」ということを諭す一冊。

    日本が戦後になってずっとアメリカの傀儡国家であり、本当の意味で主権国家になっていないということを改めて感じた。

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    2022年11月07日
  • 沈鬱の平成政治史 なぜ日本人は報われないのか?

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    昭和の田中角栄以後、竹下登氏ががいかに権力を握っていたかわかる。
    自民政治を「親中」「親米」の切り口からも振れており、なるほど〜と思わせられる。
    結局、政権の命運は景気によるところが大きいし、日銀人事によっても決まってしまうんだなと実感。
    自分が生きてきた昭和後期から平成を政治の観点から振り返るのにはよいと思う。
    政治家の失言がいろいろ紹介してあるのが面白い。あの頃ニュースで騒がれていた政治スキャンダルはこういう背景があったのか!と発見がある。
    政権運営は経済第一。増税はやったらだめだけど、財務省の役人のイデオロギーみたいなもんだとわかりちょっと納得した。日銀の金融政策をうまくコントロールした

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    2022年10月13日
  • 歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか?~「自民党一強」を支える構造~

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    こういう「歴史物」があってもいいはず。めっちゃ主観入ってはいるけど、マスコミの報道も偏向されてるから。代々の野党がいわゆる政権担当能力持ってなかったから自民党が勝ち続ける、そして日本は崩れていく。できれば、アメリカ、イギリスにいかに二大政党制が定着したかの話題も欲しかった。
    国民が成熟するには、民主主義を理解するには、まだ時間がかかるということか…。

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    2022年10月10日