【感想・ネタバレ】決定版 皇室論 - 日本の歴史を守る方法 -のレビュー

あらすじ

旧皇族の男系男子孫の皇籍取得はどうすれば実現できるか?

皇室の歴史は日本の歴史そのもの。
先例を学べば答えはみつかる、日本を守るために何をすればいいかがわかる一冊。

皇室についてお話をする際には、大原則を共有しておく必要があります。
さもないと無限大に会話が通じなくなりかねません。
最低限の価値観を共有していないと話ができません。
そこで最初に、皇室について話をする際の大原則を、四つ確認しておきます。
第一に、「本来、他人の家について語るのは失礼である」ということ。
第二に、「皇位の“安定的”継承など、絶対に子供が生まれる技術が存在しない限りありえない」ということ。
第三に、「皇室について語る際は先例に基づくべし」ということ。
第四に、「日本国憲法の条文と通説の範囲内で論じる」ということ。


■皇族が一人もいなくなる危機があった
■「日本の歴史が終わる!」という危機感の中で……
■なぜ「女系天皇容認論」が飛び出したのか
■悠仁殿下はお命をも狙われている!
■有識者会議でどのような議論がなされたか
■秋篠宮家から皇位継承権を取り上げたい人々
■知っておくべき皇室の系図
■Yahoo!コメント欄で好き勝手言って良い話ではない
■秋篠宮家バッシングの本質
■誰も注目しなかった秋篠宮殿下のご発言
■「警告する権利」「激励する権利」「相談を受ける権利」
■男系は直系に優先するのが皇室の伝統
■何十年も先の話を今から必要とする皇室
■「五世の孫」の原則
■「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得」への五つの反論

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Posted by ブクログ

皇室は千年以上にわたり日本の歴史をつなぐ絆であった。政治の権力争いが荒れ狂う時代にも天皇の存在は国の安寧の象徴として揺るがなかった。だが現代において、その意義は見過ごされがちである。国民の多くは伝統を当然視し、その重みを深く考えることが少ない。歴史を守るとは形を保存することだけではない。そこに込められた意味を理解し、次の世代に継承する責任がある。皇室の歩みを知ることは日本の来し方を学び、未来を選ぶ道しるべとなる。

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

正しい知識を持って、皇室、日本の歴史を守っていくのがいかに難しいかが分かった。
最終あたりの敬宮様が東久邇宮野方と結婚なさって男子をお産みになるのが〜みたいな意見には少しギョッとした。
皇室とはいえ、今の世の中ではちょっと厳しいかもしれない。お互い両思いとかだったらいいんだけど。
皇室には自由なんてないんだからって感じだったけど、結婚まで自由ないのもな〜ってなんかモヤッちゃう。
貴族漫画とかでよくある「子を成すのが貴族の義務」みたいなのが今の日本にあるとは…って改めて思った。
やっぱり旧宮家の方々に復帰していただくのが今のところ一番丸く収まりそうな気がするなー。

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2023年03月27日

Posted by ブクログ

世界で一番長い王室を持つわが国は国際的に尊重されているらしいが、現在の皇室を取り巻く状況(陰謀の有無を問わず)にはあきれる処が多い
初代神武天皇から公式2683年第126代、万世一系と言われる意味は男系継承であり、守るべき伝統
しかし、国体を揺るがすのは社会情勢であり、愛子様も悠仁様もお生まれになっていない状況下の小泉内閣では、有識者も女系天皇容認の姿勢も散見した(現在は否定)
日本で(世界で)皇族男子は常陸宮、秋篠宮、悠仁親王の御三方しかいないため悠久の歴史を紡ぐ一員として様々な状況に耐えうる論議を、重要性の順番にしていくのだが、畏れ多い事柄かつ現実離れしたテーマなので、倉山満先生は情報整理し十分な事実の地固めと、多少の持論を悪口を混ぜて本書としている
難しいと思うなかれ、言葉を曲解せず虚心坦懐に読めばゴールは間違いない(´・ω・`)

何べんも見聞きしているので異常に早く読み終わったw

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2023年02月16日

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