倉山満のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し偏った部分はあったもののとても面白かった
読んだ結論は二点
1.歴史は繰り返す⇒政治主導は難しい
2.デフレ放置はもはや日銀や財務省の意地なんじゃないか
前者について
減税と戦争推進といった無理難題を承知で当時の政権に迫り、瓦解させた後に成立した隈板内閣
⇒政権担当能力は皆無で自滅に近い総辞職と混乱をもたらした
当時の閣僚は官僚あがりの議員が占めていたというのも結構衝撃的だったのと共に、やはり行政の仕事に関わりのない政治家の限界も感じた
後者について
戦前の官僚は本当に誇りを持って国のために健全な経済運営を図っていたことが分かった
どこから今のデフレ時の増税は正義で財政再建に不可 -
Posted by ブクログ
日本とはどんな国なのか?3.11の後の政府の動きを見ているとなんとも情けないと思っていたが、じゃあ、あなたが舵を取って日本を回復させなさい。と言われたら、もっとひどい事になっているかもしれない。日本が戦争に負けた後アメリカのGHQが日本に行ったのは、国際法に違反した憲法の押し付けであった。日本人はデモクラシーを持っていない野蛮な国だと言う理由で行った事だが、実は日本ほど倫理のしっかりした国はあまり無い。天皇であろうと、殿様であろうとむやみに人を殺したらそれなりの罪を受ける。古くから日本は潰れそうになると救世主が現れて助けてくれる。こんな国世界のどこを探しても見当たらない。日本を見損なっていた時
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Posted by ブクログ
著者が解釈した世界史の見方だけど、強ち無視は出来ない。
単に歴史上の出来事をだけ書いた世界史の本じゃない。
日本は敗戦国から抜け出そうとしても、日本が敗戦国のままでいることをアメリカや中国などの他の国が望んでいるから、いくら日本が謝罪しょうが賠償しようが敗戦国から抜け出ることに協力してくれるはずがない。当たり前の話だけども。
西欧のキリスト教徒は700年の間、イスラム教国に負け、1492年にやっとイベリア半島を回復するが、700年間恨み続ける宗教的執念が日本人にはわからない。
西欧がキリスト教を公認してから、文化は衰退。科学や学問や芸術もみな神のしもべとなってしまった状態を、日本人はわから -
Posted by ブクログ
ネタバレ島津の工作員としての西郷隆盛像は新鮮でした。公然の事実ではあるのでしょうが、明らかにそう銘打った本は初めて読みましたので。
そして、人の思惑とは、恋の熱情によって、あるいはつまらぬ思い違いによって、うまく運びもすれば、真逆にうまく運ばないこともあるのだなと、しみじみとしたものです。
嫡子と権力者の思惑よりも恋心が優先されたり、そうするしかないのだと互いに分かっていても、いざ戦い、訃報を知れば、顔をぐしゃぐしゃにして泣き散らかすほど、失い難い人を惜しむ絆があったり。なるほど、激動の帝国時代においても、あるいはそんな時代なら尚更なこと、人間らしい、現実的な落とし所を探しつつも、結局は愛情 -
Posted by ブクログ
ネタバレ連名記載 委譲方式 などを併用することを前提にすれば、中選挙区も候補になり得る。当選後に同じ党の他の候補者に票割りをすればいい。
しかし、これを想定しない場合は、望まない候補者ばかりが当選する悪夢になり、小選挙区制度の批判の理由には値しない。
検察庁は法務省の下部組織。
法務大臣を派閥の内に取り組めば、マスコミがどれだけ騒ごうが意のままに治めることが出来る。
小泉改革は劇薬に過ぎない。
数年の後に政策を翻されるようなものは功績とは呼べない。
自民党は地域に利する政党を語りながら、世論を気にかけては都市部に媚びることを繰り返す。これに一切関わりがないのが、自身が港湾権力の組織 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルの答えは
『近代政党に変化するチャンスを逃し続けた』から
(読み間違いはご容赦)政治改革を本書が説明する
前半はおなじみの倉山流政治史解説「政治改革編」
それを踏まえて日本の政治のダメ部分、政治と金は
矮小化したが、根本的に「国の舵取りする政治家」
が税金使い余計な事(利権調整)に忙殺してんな!
他、公職選挙法・小選挙区制・自民党総裁選・角栄
ブーム・政策立案能力・国会の有り様・参議院制度
・野党と滅多切り、最後にタイトルにある自民党の
国会議員を育てられない構造を書き連ねて「近代政
党」とは何かが浮き彫りにされ、読者は最終章にて
ズッコケさせられる・・・浜田幸一(ハマコー)の
野性的