工作員・西郷隆盛 謀略の幕末維新史

工作員・西郷隆盛 謀略の幕末維新史

770円 (税込)

3pt

3.8

この男、日本を揺さぶり、時代をこじ開けた! 日本人に最も愛される偉人の「大河ドラマ」では決して描かれない陰の貌。明治維新150年の我が国の計を、今、西郷が問う。人脈を張り巡らし、相手を己の意思で動かすために情報を集め、周到かつ果敢に駆け引きに臨む――。偉丈夫のイメージに隠された「工作員」という新たな西郷像を軸に繙かれる、激動の幕末維新史。

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工作員・西郷隆盛 謀略の幕末維新史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年12月02日

    工作員にはお金がいる
    お金をかけても工作したい動機がある
    幕末の自然発生的な討幕活動はありえない
    現代の安倍倒閣もお金をかけて工作を仕掛ける輩がいる
    アベガーは狂信的で怖い(宗教のようだ)
    情報弱者(新聞テレビのみが情報源)は工作員に操られる
    我々も心して読む一冊

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    Posted by ブクログ 2020年08月14日

    最後は西郷と大久保の友情物語になっていた…。しかも主役は大久保っていう(笑)作者の大久保好きがここで出たのだと思う。
    学ぶべきことは、やはり西郷が工作員として活躍していた前半期に多かった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月19日

    倉山先生によるインテリジェンスとしての西郷像。歴史小説を読み終えたような読後感。敬天愛人の西郷さん、人の好き嫌いが激しくワガママな人間臭さでますます好きになった。 一方「竜馬が行く」を読んだ時の妙な違和感が、坂本龍馬=政治ゴロとの説明でなんか納得。 奇跡と呼ばれる明治維新は高杉、大久保の2人がいなけ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月09日

    憲政史家の倉山満による、西郷隆盛についての人物伝。

    西郷隆盛ではなく、同時代の幕末の志士について分析しているので、とても勉強になった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月21日

    伝説ではなく、人間として色々ムラのあった大西郷翁を描く。

    短い。

    第一感想。
    あまりに魅力的過ぎて、倍以上の分量が欲しい。
    革命家であり、人的魅力に溢れすぎてて、後半もうやる気なくしてる感じも。
    大久保利通も、また、西郷との絡みで人間性を輝かせる。

    いろんな人材が輝いて消えていった時代。

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    0

    Posted by ブクログ 2020年07月28日

    西郷隆盛を工作員と明示した題名ほどには、中身に新しい驚きはなかった。
    ただ、工作員という文脈で西郷を理解することで、彼の維新後の消沈と反乱が納得できるように思う。
    加えて、筆者は西郷の本なのに、大久保利通の業績をかなり大きく評価していることが面白かった。

    0

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