倉山満のレビュー一覧

  • 大間違いの織田信長

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    信長感が変わった。そして謙信感も変わった。謙信がワールドチャンピオンのようなドラえもんのような扱いだったんだなぁ。そして明智光秀が裏切った理由も気に入った。できたからやった。アムロの脱走みたいなもんかな。

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    2018年08月24日
  • 大間違いの織田信長

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    天才でもなく最強でもなかった信長。
    極めて模範的な戦国武将で、商人肌。
    色々異論はあろうが、相変わらずバシバシ言い切る倉山さんの語り口も面白い。

    もっとも、天下取った辺りから急に調子こき出したという、その辺りからなんかいい加減感は否めない。

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    2018年06月22日
  • 学校では教えられない歴史講義 満州事変

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    憲政史家の倉山満による満州事変についての一冊。

    今回も最初に結論が書いてあって非常にわかりやすかった。
    そして、自虐史感をベースとした通史と、実際の歴史にはそれなりに乖離があることを改めて感じた。

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    2018年06月17日
  • 大間違いの織田信長

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    天才でも魔王でもなく体育会系で人の良い熱いオッさんとしての信長。確かに独創というよりアレンジャーとしての側面が大きいし権威も利用していたと思う。筆者のいうとおり凡人であるが故の飛躍はあったのだろう。金持ちの二代目だとしても修羅場潜って全国統一に近づいたから凡夫と言い切るのはどうかと思うが筆者は努力して近づこうぜというメッセージなので好感は持てる。

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    2018年06月15日
  • 歴史問題は解決しない 日本がこれからも敗戦国でありつづける理由

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    日本が敗戦国から抜け出すためには、
    日本国憲法と東京裁判を見直すことだとの主張らしい。

    東京裁判は、勝者による敗者の一方的断罪との理解はかなり広がっていると思うが、日本国憲法を大日本帝国憲法にまで戻すというのは、日本人の議論下手、議論しない気質から考えると殆ど不可能と思える。

    ヨーロッパの歴史を学ぶには勉強になったが、日本の現状を変える意見・ビジョンとしてはクエスチョンである。

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    2018年05月20日
  • 基礎教養 日本史の英雄

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    クララが言うように日本の英雄を日本史で教えるべきだと思います。 日本の素晴らしさを日本書紀や古事記から学んで欲しい

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    2018年05月19日
  • 日本一やさしい天皇の講座

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    博識あまりある倉山先生が、なぜ天皇は必要か?なぜ一度も途切れる事なく続いたか?天皇、皇室とはそもそもなんなのか?を読者にひもとくために初代からの歴史とその時代の権力者とのかかわりを要点を絞り解説してくれる。 不勉強な為、理解に至らぬところも多々あるが概ねの思いは伝わった。 終盤の天皇が独裁者でもなく傀儡でもなく立憲君主であるとの視点から、昨年8月の二度目の平成の玉音放送を受けて皇室典範を変えることは憲法四条に反しないという主張は説得力がある。

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    2018年05月19日
  • 工作員・西郷隆盛 謀略の幕末維新史

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    倉山先生によるインテリジェンスとしての西郷像。歴史小説を読み終えたような読後感。敬天愛人の西郷さん、人の好き嫌いが激しくワガママな人間臭さでますます好きになった。 一方「竜馬が行く」を読んだ時の妙な違和感が、坂本龍馬=政治ゴロとの説明でなんか納得。 奇跡と呼ばれる明治維新は高杉、大久保の2人がいなければあり得なかったであろうとの見解も納得。 特に大久保の新政府からの慶喜の絶対排除、武士階級の徹底排除という強い信念にもとづいた国家観により明治という時代が作られた事に感動すら覚えた。大河、西郷どん楽しみ!

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    2018年05月19日
  • 誰も教えてくれない 真実の世界史講義 中世編

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    『誰も教えてくれない 真実の世界史講義』の第二弾。

    時代的には十字軍遠征から中世の宗教改革まで。
    とはいってもこれまでのヨーロッパ中心の世界史ではなく、中東史や中央アジアを含めた中国史を含めたもの。
    今回も今まで知らなかった知見が色々と得られた。

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    2018年05月17日
  • 工作員・西郷隆盛 謀略の幕末維新史

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    憲政史家の倉山満による、西郷隆盛についての人物伝。

    西郷隆盛ではなく、同時代の幕末の志士について分析しているので、とても勉強になった。

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    2018年02月09日
  • 日本一やさしい天皇の講座

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    天皇を中心に俯瞰した日本の歴史で,この本を読んで初めて知ったことも多く,大変興味深く読みました。
    武家が政権を担うようになってから,一部を除いて影が薄い天皇家ですが,その中でも時の政権と渡り合われた英邁な方もおられたというのが,特に印象に残りました。

    現在は,世界でも稀有な存在であられる天皇家が,今後も続いて行かれるよう,日本国民が真剣に検討しなければならない,歴史の転換点であることをひしひしと感じました。

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    2018年01月28日
  • 国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代

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    憲政史家の倉山満が文字通り、国際法を基準にして戦後史を読み解くと、現代は1945年以前よりも明らかに国際法違反が増え、紛争が増えているということを分析した一冊。

    幸か不幸か日本は中露北朝鮮の軍事的脅威に晒されてるだけで済んでいるが、今後軍事的侵略を防ぐためには、米国の傘下で安穏としてるだけでなく、自立のために軍事力強化の必要性を痛切に感じた。

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    2017年11月19日
  • 右も左も誤解だらけの立憲主義

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    憲法や三権の位置づけを憲政学者の倉山満が説いた一冊。

    日本のベースとなったイギリスやドイツ、そしてフランスやアメリカなども含めてその成り立ちから含めて丹念に解説しており、難しかったがとても勉強になった。

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    2017年11月04日
  • 大間違いの織田信長

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    この数年感じることは、学校で習ってきた歴史上の有名な人達の別の姿が紹介されることが多くなってきた、ということです。有名な武将の二代目(豊臣秀頼、武田勝頼、今川氏真等)についても認識を新たにしました。

    この本を読みえた今、、創造的破壊者・比叡山焼き討ちをした冷徹な人・長年仕えた部下も平気でリストラする合理主義者、と私がとらえたいた「信長像」を、かなり見直すことになりました。と同時に信長は、他の武将と同じく、戦国時代を悩みながら生きていた、人間らしさを感じることができました。

    著者の倉山氏も、たしかに信長が本能寺の変で、明智光秀に殺される前の数年間は、ひどい振る舞いが目立つ、と述べています。現

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    2017年10月08日
  • 大間違いの織田信長

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    歴史の授業やドラマで描かれている織田信長像は本当に正しいものなのか?という視点で著者が史実を分析した本。
    なるほどと思えるものも多く、興味深い内容だった。

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    2017年09月16日
  • 大間違いの織田信長

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    憲政史家の倉山満が織田信長を語る一冊。

    信長の人気が出たのは戦後で、江戸時代から戦前までは一貫して秀吉が人気だった(特に明治維新後は朝鮮出兵というファクターもあり)とか、他の歴史家や作家が言及しないことに言及してて面白かった。

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    2017年09月08日
  • 国際法で読み解く世界史の真実

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    倉山氏の主張だけが真実とは思えない。主張を正当化するために断片的に真実を述べているところもあるだろう。
    しかしこの本は、間違いなく今までの常識を大きく変えてくれる良書だと思う。
    日本人はなぜ、戦争へ突き進んでいったのか。
    単に個人名を挙げて悪役にする今の日本史の解釈では、また同じ過ちを繰り返すかもしれない。

    過去の研究にとどまらず、これから日本がどうあるべきか、考えさせられる本だった。

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    2017年08月09日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    オバマ時代に書かれた本。面白い。同著者のトランプ本もあったらいいのにと思った。

    日本に対する提言も現実的具体的で同意。まずは正しい歴史認識から。

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    2017年07月26日
  • 日本一やさしい天皇の講座

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    憲政学者の倉山氏が、日本の歴史を紐解きながら、天皇の位置づけを分析した一冊。

    保守とか関係なく、歴史的に天皇制が維持したのはタマタマであり、かつそれを守る人がいたからだというのは目から鱗。
    そして、世界に冠たる君主制を今後も維持することの意味を学んだ。

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    2017年07月22日
  • 誰も教えてくれない 真実の世界史講義 古代編

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    本の「はじめに」で、なぜ歴史を学ぶのか、ということで
    5つの事柄が挙げられています。
    1、正しい事実がわかる
    2、現在の自分の立ち位置がわかる
    3、未来に何をすべきか見えてくる
    4、他人の嘘を見抜けるようになる
    5、頭がよくなる
    そして、われわれ日本人は不完全な東洋史と不完全な西洋史の野合にすぎない世界史に騙されてきたということだが、倉山満のパースペクティブに基づき、真実の世界史古代編を著したものである。
    第1章 文明の発祥――どこが文明の先進地域だったか
     第1節 圧倒的な文明先進地域
     第2節 「四大文明」にヨーロッパは入っていない
     第3節 エジプト文明
     第4節 メソポタミア文明
     第

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    2017年07月17日