倉山満のレビュー一覧

  • 嘘だらけの日米近現代史

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    かなりの説得力を感じた。敗戦を機にアメリカをいつでも賛美する風潮は生まれたと思うし、アメリカ発の映画だっていつでも自国を美化したがるだろうから、それを鵜呑みにして「アメリカ万歳!!」の日本人が量産されてきたのは事実だろう。
    だって、百数十年の歴史しかないアメリカと、二千数百年の歴史を持つ日本国の間で、徳や人間力などに圧倒的な差があると考えた方が自然だと思うから。そりゃフォードも昭和天皇の前でガチガチになるわな。

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    2013年08月19日
  • 嘘だらけの日米近現代史

    Posted by 読むコレ

    学校で習った歴史とまるで違っていて面白かったです。

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    2013年08月12日
  • 誰が殺した? 日本国憲法!

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    とっつきにくかった日本国憲法をどのような経緯でつくられ現在に至ったのかが良くわかる。この本は憲法について、なんでそうなったかについての原因についてまで掘り下げているので大変わかりやすい。

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    2013年07月29日
  • 嘘だらけの日中近現代史

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    日本人だったら読んでおかなければいけないことが満載だ。日本人はもう知らなくてはならない。中国や韓国は日本と違う国なのだから。

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    2013年07月21日
  • 嘘だらけの日中近現代史

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    ネタバレ

    あまり近現代史に興味はありませんでしが、ネットで著者を知り購入。

    思わずほんとにそうだったのかと思わされる歯切れの良さがありました。
    個人的に中国の歴史部分がいまいちでしたが、
    日本の話でぐいぐい引っ張られ最後まで一気に読みました。

    倉山氏の他作品も読みたくなりました。

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    2013年10月27日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    ざっと流れを確認できる、忙しい人向き。
    アメリカコンプレックスを払拭し、よりニュートラルな歴史観を身につけるにはオススメ。
    素直な良書。

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    2013年02月23日
  • 検証 財務省の近現代史~政治との闘い150年を読む~

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    財務省うんぬんはともかく、三木武夫が「クリーン」を標榜していたのは見かけ上で、実際は「金権政治」の対極にある「恐怖政治」を敷いていたという筆者の見解は印象的であった。また、竹下登が80年代~90年代の日本を牛耳っていたという件はもう少し他の著書で詳しく知りたいと感じた。

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    2013年02月15日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    ネタバレ

    憲政史学者・倉山満氏が日米近現代史の裏に隠された史実を解説。「南北戦争はリンカーンによる侵略戦争だった」「クリントンが世界をムチャクチャにした」など、我々の知っている通説とは程遠い内容で大変興味深かった。賛否両論あるとは思うが、戦勝国や一握りの層に都合の良いように歴史がすり替えられることは必ずあると思うし、その事実にスポットを当てようとする氏の視点は大きな意味があるのではと思った。

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    2013年02月13日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    面白かった!
    読みやすく、分かりやすく書かれていて、つまらなくなりがちな近代史を楽しく読みました。
    改めて、激動の時代だったのだと感じました。

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    2013年01月30日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    倉山氏の本を読むのはこれで2冊目ですが、日本の幕末から近代・現代にかけて私が思っていた事実とは異なった事実が書かれていたのを覚えています。

    この本もタイトルから興味を惹かれました、ペリーが黒船と一緒に日本へ来たとき、幕府はそれを見て慌てふためいたとばかり思っていたのですが、本当はそうではなかったのが事実であると書かれています。

    他にも私の今までの常識を覆すものが多かったです。これが本当の歴史なのかどうか、私は現時点では判断できませんが、類書等を読んで自分で判断していければと思っています。

    但し、アメリカが殺害してしまったフセイン大統領やウサマ・ビンラディンを、かつては支援していた(p14

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    2012年10月08日
  • 嘘だらけの日米近現代史

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    「日本はソ連との片手間の中国との片手間のイギリスとの片手間に、アメリカの喧嘩を買った」
    大学受験程度の歴史しか(すら?)知らない私にとってはほぼ全体通しておいおいマジかよwヤベーなwwwって感じですたw
    でも最後の数ページ読んでてポロっときました。
    「日本が敗戦国のままでいいのですか?」

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    2012年09月18日
  • 検証 財務省の近現代史~政治との闘い150年を読む~

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    副題は、政治との闘い150年を読む。
    財務省とは、国の歳入と歳出を管理する官庁。前身の大蔵省以来、「戦後最強の官庁」として日本に君臨してきた。
    今、財務省はデフレ不況下での増税を企んでいる。「増税やむなし」の空気が流れる中、これは本当に正しい選択なのだろうか。
    気鋭の憲政史家が、150年の伝統を検証しながら、知られざる政治との関係を描き出す。

     第1章 大蔵省の誕生
     第2章 日本最強の官庁へ(井上準之助の登場)
     第3章 パンドラの箱  (馬場鍈一蔵相)
     第4章 占領と復興
     第5章 復興から高度経済成長へ(池田勇人の登場)
     第6章 三角大福、赤字国債、消費税
     第

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    2012年04月08日
  • 検証 財務省の近現代史~政治との闘い150年を読む~

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    本屋で平積みになっていたので、パラパラと見て、つい買ってしまった一冊。
    興味深い史観が展開されて、ところどころ、確かにそういう力学が働いて然るべき、と納得できる点も多い。例えば、強力な与党、衆議院が形成されると、大蔵の主計局が強力な権限をモテるようになるとか、終戦後に強い横暴な陸軍大臣と、逆らえなかった文官達という虚構を創作し、占領軍を騙くらかしたというくだり。歴史は勝者や生き残った者によって紡がれてゆくという典型例だと思う。
    近代では、田中角栄ではなく竹下登こそが長きにわたり権力を裏から掌握しきった人物であり、そして、大蔵省の伝統から外れた増税路線=消費税導入を果たし、橋本政権による日銀の独

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    2012年04月08日
  • 誰が殺した? 日本国憲法!

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    日本国憲法は誇れるものだと思ってただけに、アメリカからのしかも法律に素人連中によって色々な憲法のいいとこ取り的な継ぎ接ぎ憲法だと知って、残念な気持ちになってしまいました。まあ、筆者の書いてあるコトが100%真実だとしたら、どうにかしたい、改憲したいと思ってしまいます。
    ただ言えるのは、文明人なら自分たちでつくった憲法を持つべきなんだろうなぁ。

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    2011年10月09日
  • 秀吉再考

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    秀吉が豊臣平和令などで皇室を積極的に利用した理由について、
    当時の身分社会で、農民出の秀吉が上流階級の大名に言う事を聞かせる為には、より上の皇室を使わざるを得なかったから。
    という解説が非常に腑に落ちた。

    実際に、パワーバランスでは圧倒的に格下な上杉景勝が秀吉に対して高圧的な書状を出している点や、信長には従順だった後北条が秀吉には滅びるまで徹底抗戦した点などは、こうした身分意識無しには説明できないと補足も。

    外にも、豊臣平和令の先進性や伴天連追放令の評価など、中々面白かった。

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    2025年11月02日
  • 自民党はなぜここまで壊れたのか

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    自民党の歴史とよくある不満点を書き連ねる本
    色々話してるので評価4にしようかと思ったけどタイトル詐欺なので3かなと

    ここまで壊れたという構造的な話を理論的にすると言うよりは、歴史的にこいつがこうだったという語り部的な書き方
    現状の問題はかけるけど整理はできない人の本って感じかな

    三木武夫の調整、田中角栄の金満選挙、竹下登の支配、中選挙区制は票割りが重要・派閥を生む・落とせない、有権者は次の選挙で判断
    国民の絶望元①政治とカネ②公職選挙法③選挙制度④総裁選⑤派閥⑥立案能力⑦国会議論⑧参議院⑨野党第一党⑩出世システム

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    2025年11月01日
  • 嘘だらけの日本古代史

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     皇室史学者の視点から、日本の歴史が語られている。
    神話、神の話は、名前も何もかも難しかった。
    奈良時代になると、個人的に興味のある時代なので、知識があり、かなり読みやすかった。

    改めて、途切れる事なく、長く続いているという事実に感動した。

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    2025年08月27日
  • 嘘だらけの日仏近現代史

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    2025.05.03
    文筆を生業とするためにはこういうアプローチもあるということをしみじみと感じる一冊。
    まず、語るだけの知識をみにつけないといけない。そして、自分なりの語り口をもたないといけない。
    そんな感想です。歴史をいろんな視点から観ることは大事だとも思う。何が正解かは読者が判断すべきこと。

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    2025年05月03日
  • 嘘だらけの日本中世史

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    面白いと思うが、内容が難しく頭に入ってこない所も多かった。鎌倉から室町、戦国時代の初期あたりについて、皇室を主眼においた歴史解説がされる。教科書で習った内容と異なる事が多い。

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    2025年03月24日
  • 嘘だらけの日本中世史

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    ネタバレ

    今谷明先生に阿って義満皇位簒奪論が正しい説
    これはなんだか違う気がする、倉山先生も言う
    が議論の余地なく違うで終了だと思う、固執さ
    れている部分が、法皇という尊号を天皇側から
    提案したという点、日本唯一の皇室史学者とし
    ては「尊号」を軽々と与える朝廷な訳がない、
    相国寺等に伝承・位牌がある以上は実態=簒奪
    があったのだ、であるが、幕府のご機嫌取りと
    して朝廷最大のカードを泣く泣く切ったつもり
    カモ知れんし、死後だから、又は尊号を渡す天
    皇から見て臣下だからと当時の朝廷が自分を許
    すために自分に言い聞かせたかも知れんし

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    2024年11月13日