高嶋哲夫のレビュー一覧

  • 沖縄コンフィデンシャル ブルードラゴン

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    沖縄県警シリーズ 第2作目。ブルードラゴン。沖縄をベースにした危険ドラッグをめぐる物語。読み終わって感じたのは、勇気あるラブストーリーだ。サーファー刑事 反町の素直な性格が実にうまく描写されている。芯の強さがよく出ている。ノエルの父親は失踪することで、ノエルは父親探しをするために警官となる。ところが、その父親は、香港マフィア ブルードラゴンの頭ジェムソウだった。生きていてほしいと願いながら、悪への道に入り込んでいる父親に対して、敢然とたち向かう。父と娘の対決。そして、ノエルの友人だった安里愛海もハーフだったことで、ノエルが幼い頃から、友達として支えてくれた。その愛海に、反町は恋をするのである。しかし、愛海には隠された過去があった。
    ブルードラゴンは、危険ドラックを吸引から錠剤に変え、そしてその錠剤は、凶暴性がまし、セックスに快楽を与える。安く裁くことで、その錠剤を使用したものは凶暴化し、人を殺す事件が多発する。その事件が、沖縄だけでなく、東京にも広がって行く。
    沖縄の米軍基地の犯罪が、治外法権であり、軍人の犯罪も日本で裁くことができない。そ言う中で、危険ドラッグが、沖縄の米軍基地でも広がっている。ブルードラゴンのXデイとはいつか?そして、何を狙いとしているのか?
    反町の愛海に対する想いが切ない。「女は魔物だ。何を考えているのかわからない。」と言うことだ。さらに、ノエルの父親への心情。
    沖縄と犯罪を絡めてのラブストーリー。ふーむ。切り口が面白い。

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    2020年08月18日
  • 日本核武装 上

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    いやぁ〜これは面白いですねぇ
    文章もすごく平易で読みやすくてすらすらと頭に状況が入ってくるので、読んでいてまるで映像で見ているようです。
    何を言ってもネタバレになりそうなので内容には触れませんが一気読み必至の極上サスペンスですねぇ〜絶えず緊迫感があって手に汗握るって感じです。

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    2020年05月25日
  • M8

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    ネタバレ

    マグニチュード8規模の直下型大地震が東京に迫っていることを予知してしまったら、、、。いつか起きると認知しながら起きて欲しくない心理で見なかったことにしてる『今』読んでおきたい一冊。

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    2020年04月26日
  • 東京大洪水

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    緊迫感、緊張感が伝わってくるとてもリアルな作品。
    誰もが直面する可能性があるし、みんな読んだほうがいいと思う。
    勉強にもなった。
    そしてこれを東日本大震災より前に執筆していたことに驚き。

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    2020年04月19日
  • トルーマン・レター

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    オバマのあの訪日の10年以上前に 現在の彼の国までも・・・     作者はタイムマシンを使って物語を練ったのか?

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    2020年01月22日
  • 東京大洪水

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    内容(「BOOK」データベースより)
    大型台風23号が接近。東京上陸はないとの気象庁発表。が、日本防災研究センターの玉城はコンピュータ・シミュレーションで24号と23号が合体、未曾有の巨大台風となって首都圏を直撃することを予知。要請により荒川防災の現場に入る玉城。設計担当者として建設中の超高層マンションに篭もる妻・恵子。残された子どもたち。ひとつの家族模様を軸に空前の規模で東京水没の危機を描く、災害サスペンス3部作、堂々の完結編。

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    2019年11月05日
  • M8

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    内容(「BOOK」データベースより)
    28歳の若き研究者、瀬戸口の計算式は、マグニチュード8規模の直下型大地震が東京に迫っていることをしめしていた。十年前の神戸での震災、あのとき自分は何もできなかった。同じ過ちを繰り返したくはない。今、行動を起こさなければ…。東京に巨大地震が起こったら、高速道路は、地下鉄は、都心のビル街は、いったいどうなるのか。最新研究に基づいてシミュレーションした衝撃の作品。

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    2019年11月05日
  • ハリケーン

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    最近の台風は近海で発生し、次から次へとやって来る。珍しく関東を直撃したばかりだったので、とてもリアルに感じられた。台風だけでなく、家族に焦点を当ててあったので、更に身近に思えた。

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    2019年09月16日
  • 東京大洪水

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    ネタバレ

    リアリティがある
    追記:2019年の「令和元年台風第19号」でフィクションが現実になったことを思い知らせるとともに、高島先生の慧眼に驚く

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    2019年12月03日
  • 富士山噴火

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    書棚に買った覚えのない本があった。それが本書。君はどこから
    来たのかね?ちょっとミステリアスである。

    と言っても、本書はミステリーではなく災害小説。主人公は元
    陸上自衛隊のパイロット。3年前の南海トラフ大地震で妻と長男
    を失い、唯一生き残った長女との間には確執がある。

    自衛隊を辞め、富士山を臨む高齢者介護施設の施設長を務める
    主人公の元に、新聞記者となった高校の同級生から情報が入る。

    近く富士山が噴火する。

    入居している高齢者全員を、いかに安全に避難させるか。主人公
    は最悪を想定して、最善の手段を取る。

    日本の象徴である霊峰富士。過去に何度も噴火を繰り返し、現在の
    姿になった。優美な山容を見せる富士山は、活火山である。なので、
    本書のテーマとなっている富士山噴火は絵空事ではない。

    遠くない将来、富士山が噴火したらどうなるのか。富士山の歴史や
    火山がどのように噴火に至るのかの過程、注意しなけばけない前兆、
    火山灰が降ったらどのようなことが起こるのか等を織り交ぜながら、
    大規模災害と対峙する人々の姿を縦軸して、主人公の家族の再生を
    描いている。

    実際、内閣府のホームページでも富士山噴火を想定したハザード
    マップなどが公開されている。しかし、それを前提とした防災訓練
    が首都圏でなされていると言う話は寡聞にして聞かない。

    怖かったんだよね、映画「ボルケーノ」を観た時も。この映画は
    都市部で地震による火山活動が始まり、溶岩流が襲って来るとの
    設定だったか。

    富士山が噴火した場合、首都圏にまで火砕流・溶岩流は襲って来ない
    のだろうが、広範囲が火山灰に覆われる。そうして、火山灰によって
    停電などの様々な不具合に見舞われる。

    もし、富士山の噴火が台風や豪雪と重なったら?と、読みながら悪い
    方向へと考えてしまった。余計に怖い思いをしてどうするよ、自分。

    ストーリー展開のスピード感もあり、ぐいぐいと読ませる小説だった。

    「想定外」。東日本大震災と福島第一原発事故の際に、何度も聞か
    された台詞だ。万能な言葉だが、想定外にならぬよう最悪を想定し、
    最善を尽くすのが防災なんじゃないかな。

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    2019年08月26日
  • 富士山噴火

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    「M8」から続くシリーズの第4作目になるのかな?
    相変わらず日本が大変な事になっています。

    タイトルの通り、富士山が噴火します。
    テレビとかで富士山が噴火した時のシミュレーションを行ったりしていますが、そんな感じです。

    静岡県の御殿場市周辺がメインステージとなっていますが、土地勘がある人と無い人でイメージのわきやすさに大分差が出ると思います。
    自分は静岡県に住んでいた事があるから結構イメージわいたかな。

    ただ、やはりページ数が多いので結構根気は必要です。

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    2019年06月05日
  • 脳人間の告白

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    高嶋哲夫『脳人間の告白』河出文庫。

    著者は思い出せないが、大昔に読んだ子供向け海外SF小説『生きている首』を思い出した。

    脳神経の最先端研究者にしてK大学医学部の医師である本郷は妻と同乗中の自動車で交通事故に合い、気が付けば自らの肉体は全て失い、脳だけの状態となって水槽の中に浮かんでいるという衝撃の事実を知る……

    奇抜な設定と意識はあるのに全く何も出来ないという恐怖に物語にぐいぐいと引き込まれた。本郷に明るい未来はあるのか……

    本体価格720円
    ★★★★

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    2019年04月25日
  • TSUNAMI 津波

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    この時期に書かれたことが実際に起きるとは予想されていたのか警告だったのか。まだ終わりではない。これからも起こりうることとして、準備をしなければ。

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    2019年02月03日
  • TSUNAMI 津波

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    相変わらず読み出すと防災や地震について興味が出てきます。
    「M8」のシリーズだけど、出版された順番は「M8」→「TSUNAMI」→「東京大洪水」だけど、時系列的には「M8」→「東京大洪水」→「TSUNAMI」となっています。
    どの順番で読むのが良いのか?読んだ身としては人に勧めるのに悩む。

    どちらにしても読んでて面白いし、リアルで怖い。
    「M8」の時の感想にも書いているけど、これを「東日本大震災」が起こる前に書いてるのが凄い。

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    2019年01月31日
  • 東京大洪水

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    自然災害の怖さを書かせるとピカイチな作者。
    今回は日本人には身近な「台風」です。
    記録的な台風が東京を襲う物語。
    その中での人間ドラマもあるから面白い。
    個人的には「M8」の方が面白かったけどこれもお勧めできる作品です。

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    2019年01月05日
  • M8

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    "首都直下型地震、M8(マグニチュード8)クラスの地震が発生。
    地震の予知の科学的根拠、現在の学問的な位置づけ。
    行政の対応。交通網への影響。火災発生のメカニズム。
    など、小説の中で語られる。

    個人の地震への備えについては多くは語られていない。
    行政に携わる人には参考になるだろう。

    この小説は文庫本の末尾には2007年8月が初版。
    3.11以前に書かれた小説。3.11東日本大震災を経験した後に読むと被害想定を実感をもって想像できる。
    この小説では原子力発電所については触れていない。
    放射能についての正しい知識も我々が学ぶべき事柄になった。

    小説として楽しめ、防災意識の啓蒙にもなる。"

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    2018年11月18日
  • 首都崩壊

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    実際に起こりうる話。
    読んでいて怖くなった。
    日本が抱えている爆弾がわかります。
    とても興味深い話でした。

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    2018年10月17日
  • 官邸襲撃

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    題名通りでありえない話だが、ぐっと読ませる感じであっという間だった。ラストにむけてはページが足りないくらい。 2018.10.2

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    2018年10月02日
  • 日本核武装 下

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    こうして平凡な休日を過ごせている中で、今の日本のフィクションでありノンフィクションである現実が痛感させる一冊

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    2018年06月24日
  • 日本核武装 下

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    非核三原則を厳守する日本で核爆弾で戦争を阻止する。この国最大のタブーに踏み込む予言的サスペンス小説。

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    2018年06月19日