高嶋哲夫のレビュー一覧

  • パルウイルス

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     温暖化で北極や南極の氷が溶け出しているリアリティもあって、有りえない内容とも言い切れないと感じました。永久凍土の中で守られてきた太古の動物達の中に未知のウイルスや細菌が潜んでいるという発想にも衝撃を受けました。不十分なのでは?と思わせる対応策も混沌としていてエンディングとしてこれもありかもと思いました。コロナを経て、平凡でも穏やかな日常が大切だと痛感しました。

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    2024年07月30日
  • パルウイルス

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    帯に書かれた『TSUNAMI』や『首都感染』で未来を予言した作家の最新作という言葉に惹かれて購入。

    温暖化の影響によって、永久凍土に封印されてきたウイルスが目を覚ますという設定は、なかなかリアリティがあり、興味深かったです。
    また、ウイルスを生物兵器として利用しようとする人々の存在は人間の傲慢さを強調しており、経済的利益や社会的立場は横に置いて、どうにかしてウイルスを封じ込めようと猪突猛進する主人公たちの人物像を際立たせていました。

    主人公達の活躍やウイルスの恐ろしさの描写も良かったのですが、
    個人的にとても好きなのは、ロックダウンを余儀なくされた市の市長が、不安と恐怖からロックダウンに反

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    2024年07月07日
  • パルウイルス

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    高嶋哲夫『パルウイルス』ハルキ文庫。

    未知のウイルスと言えば、まだ禍中にある新型コロナウイルスを連想する。中国の武漢から感染が始まった新型コロナウイルスは瞬く間に中国全土はおろか、世界に広まった。突如出現し、瞬く間に広まるのがウイルスの恐ろしさだろう。

    本作はアフターコロナ後のアメリカとシベリアを舞台にしたバイオSF冒険小説といった作品で、登場人物に日本人の姿は無い。些かご都合主義的な描写が目立ち、テーマの割りにはストーリーにスケール感を感じられず、結末にも目を見張るものが無かった。

    プロローグに描かれるシベリアの永久凍土で発見されたマンモスの遺体の発掘。このマンモスの遺体から未知のウイ

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    2024年07月30日
  • M8

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    マグニチュード8規模の首都直下型大地震をテーマとした衝撃的な作品でした。
    東京に巨大地震が起こり高速道路・地下鉄・都心のビル街がどうなるのか変わっていく様を綿密な文章で書かれていてかなり圧巻でした。

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    2024年05月28日
  • TSUNAMI 津波

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    ネタバレ

    南海トラフ、東海トラフ、日本海溝トラフの各型地震が同時に発生、津波が日本各地を襲う。そして原発にメルトダウンを起こすが爆発寸前で食い止める。本書は東日本大震災前に描かれたもので原発事故が的中したことに驚く。防災制度、政府や民間などの対応について詳しく書かれており、災害時の様々な対応を想定するのに役立つ。

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    2024年03月30日
  • パルウイルス

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    首都感染から、さらにスケールアップ。今の世界情勢ならあり得る。しかも温暖化に無頓着なトランプ大統領誕生となれば、さらに加速か⁈ウイルスも人と同じ生命体。どちらも生き残りたいと生物の本能をむき出しにしている」「人間側から見ればコロナウイルスは大敵だけど、他の動物や地球から見れば救世主かもしれない」哀しい現実…友達いないのか、人間。「コロナを含め新しいウイルスは、地球が自分自身と他の生物たちを守るために太古の生命に託した祈りなのかもしれない。いずれ、命を育み、尊び、愛し、慈しむ生命体が現れるまで…」

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    2024年01月04日
  • 首都感染

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    2010年に書かれた小説ですが、今回のコロナ禍のようにウィルスの感染によるパンデミックの歴史(人間とウィルスとの戦い)は繰り返される。忘れてはいけない、ということか?

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    2023年12月20日
  • 首都襲撃

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    東京が戦場に。めちゃくちゃな想定だけど、今の時代、あっても不思議じゃない。米映画観てるみたいな勢いで460ページ一気読み。パニック小説、安生さんや五十嵐さんが、遠ざかり高嶋さんの独壇場に。次も期待してますよ。

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    2023年10月21日
  • EV

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    仕事に絡むので、気候変動対応の遅れとビジョンの乏しさに絶望感を覚えているが、そこに通じる電気自動車を軸にした結構現実的な小説。展開は小説ならではだけれど、実際、全然進んでない脱炭素どうすんの?

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    2023年10月18日
  • 首都襲撃

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    この作品を読んで思ったことは、映画化してほしいということ!
    G7のテロ撲滅宣言を採択しようとする会場に日本が手を挙げたことから、会議の開催を阻止しようとするテロ組織との攻防が繰り広げられる。日本の女性総理のSPを女性が務めるなど、映画化されると、誰が適役かいろいろ想像しながら読み進めていくのもよし。
    400頁を超える作品でありながら、緊張感を持って一気に読み終えた。

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    2023年10月06日
  • 首都襲撃

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    一気読み。この手の話はある程度の犠牲がないと盛り上がらないのは事実だけど、やはりショックが大きかった。黒幕のその後もわからずじまいなので、次回作では交番から電撃復帰か?

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    2023年10月02日
  • M8

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    巨大地震を扱ったヒューマンドラマ。
    救出にむかったヘリが墜落するシーンが圧巻で今でも鮮明に覚えている。
     自然からの警告を聴ける人でありたい。情報は隠蔽するものではないはずだ。
     人は相手を切り裂く鉤爪も持たず、相手を噛みちぎる鋭い牙も持たぬ。
     では何が強かったのか?
    ①集団の力。②創造力。
    人は集団の中で類まれなる個としての力を発揮し社会を支える生き物だと思う。飛行機、自動車、携帯電話などは、最初は頭の中の産物で、それを形にしてきた。
     間違っていれば文明は滅ぶ。幾度となく繰り返されてきたのは歴史を見ても明らかだろう。どんな世界を自分が亡き後も残すのか?改めて問いたい。
     

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    2023年09月05日
  • パルウイルス

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    面白かったけど。
    でも、上手く行き過ぎに感じました。
    もう一波乱欲しかった気もします。
    現実を考えると無理かな。
    コロナがあっただけに難しいですね。

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    2023年08月14日
  • 富士山噴火

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    怖い。
    備えあれば憂いなしというけれど
    どこまで備えれば良いのかという判断は
    日常から離れるほど難しいなぁ。

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    2023年08月10日
  • パルウイルス

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    語り口はあまり好みではないが、内容・プロットともに非常に興味深い傑作。地球温暖化がもたらす影響で、永久凍土で隠されている古代ウィルスが暴れだすところは真実味たっぷりで恐怖を感じる。

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    2023年07月24日
  • 首都感染

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    コロナの前に、昨今のコロナで起こっている事態を書かれていてとても没頭して読むことができた(一部、日本にしては過激すぎたりコロナの時よりも突飛な行動はあったがそれでも読み応えはあった)。

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    2023年07月01日
  • パルウイルス

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    2023.6 さすが高島さん。スケールの大きな小説でエンターテイメントとして楽しみました。でももしかしたら現実に起こりえることなのか?

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    2023年06月26日
  • 首都感染

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    コロナの前に書かれたとはとても思えない。よげんのしょかよ。
    さすがにリモート会議の急速な発達・浸透は描かれていなかった。

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    2023年06月11日
  • 首都感染

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    主人公が元WHOで総理の息子というトンデモ設定に冒頭は興ざめ気味でしたが、コロナ渦の経験からリアリティが増して結構楽しめました。
    コロナを経て思うと、致死率60%ってなったら実際には日本人ならもっと自主的に警戒しそうな気もします。

    なんで日本人同士の子供にジョンなんて名前つけた?w
    そして中国がワールドカップベスト4ってのが一番のトンデモ設定でしたねw

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    2023年06月08日
  • 首都崩壊

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    首都東京の一極集中は止まるところを知らない。東京の直下型地震が近いと言われて久しいが、東京は人を引きつけて止まず首都圏は広がるばかり・・・。首都圏での新型コロナウィルスの蔓延状況をみると、高嶋さんが描かれた首都移転は必然だと思う。それにしても高嶋さんのパニック小説には感服する。近未来の予言の書としか思えない。当分、高嶋さんから離れられそうにない。(o^^o)v

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    2023年04月29日