高嶋哲夫のレビュー一覧

  • 首都襲撃

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    東京が戦場に。めちゃくちゃな想定だけど、今の時代、あっても不思議じゃない。米映画観てるみたいな勢いで460ページ一気読み。パニック小説、安生さんや五十嵐さんが、遠ざかり高嶋さんの独壇場に。次も期待してますよ。

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    2023年10月21日
  • EV

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    仕事に絡むので、気候変動対応の遅れとビジョンの乏しさに絶望感を覚えているが、そこに通じる電気自動車を軸にした結構現実的な小説。展開は小説ならではだけれど、実際、全然進んでない脱炭素どうすんの?

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    2023年10月18日
  • 首都襲撃

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    この作品を読んで思ったことは、映画化してほしいということ!
    G7のテロ撲滅宣言を採択しようとする会場に日本が手を挙げたことから、会議の開催を阻止しようとするテロ組織との攻防が繰り広げられる。日本の女性総理のSPを女性が務めるなど、映画化されると、誰が適役かいろいろ想像しながら読み進めていくのもよし。
    400頁を超える作品でありながら、緊張感を持って一気に読み終えた。

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    2023年10月06日
  • 首都襲撃

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    一気読み。この手の話はある程度の犠牲がないと盛り上がらないのは事実だけど、やはりショックが大きかった。黒幕のその後もわからずじまいなので、次回作では交番から電撃復帰か?

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    2023年10月02日
  • M8

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    巨大地震を扱ったヒューマンドラマ。
    救出にむかったヘリが墜落するシーンが圧巻で今でも鮮明に覚えている。
     自然からの警告を聴ける人でありたい。情報は隠蔽するものではないはずだ。
     人は相手を切り裂く鉤爪も持たず、相手を噛みちぎる鋭い牙も持たぬ。
     では何が強かったのか?
    ①集団の力。②創造力。
    人は集団の中で類まれなる個としての力を発揮し社会を支える生き物だと思う。飛行機、自動車、携帯電話などは、最初は頭の中の産物で、それを形にしてきた。
     間違っていれば文明は滅ぶ。幾度となく繰り返されてきたのは歴史を見ても明らかだろう。どんな世界を自分が亡き後も残すのか?改めて問いたい。
     

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    2023年09月05日
  • パルウイルス

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    面白かったけど。
    でも、上手く行き過ぎに感じました。
    もう一波乱欲しかった気もします。
    現実を考えると無理かな。
    コロナがあっただけに難しいですね。

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    2023年08月14日
  • 富士山噴火

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    怖い。
    備えあれば憂いなしというけれど
    どこまで備えれば良いのかという判断は
    日常から離れるほど難しいなぁ。

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    2023年08月10日
  • パルウイルス

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    語り口はあまり好みではないが、内容・プロットともに非常に興味深い傑作。地球温暖化がもたらす影響で、永久凍土で隠されている古代ウィルスが暴れだすところは真実味たっぷりで恐怖を感じる。

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    2023年07月24日
  • 首都感染

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    コロナの前に、昨今のコロナで起こっている事態を書かれていてとても没頭して読むことができた(一部、日本にしては過激すぎたりコロナの時よりも突飛な行動はあったがそれでも読み応えはあった)。

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    2023年07月01日
  • パルウイルス

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    2023.6 さすが高島さん。スケールの大きな小説でエンターテイメントとして楽しみました。でももしかしたら現実に起こりえることなのか?

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    2023年06月26日
  • 首都感染

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    コロナの前に書かれたとはとても思えない。よげんのしょかよ。
    さすがにリモート会議の急速な発達・浸透は描かれていなかった。

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    2023年06月11日
  • 首都感染

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    主人公が元WHOで総理の息子というトンデモ設定に冒頭は興ざめ気味でしたが、コロナ渦の経験からリアリティが増して結構楽しめました。
    コロナを経て思うと、致死率60%ってなったら実際には日本人ならもっと自主的に警戒しそうな気もします。

    なんで日本人同士の子供にジョンなんて名前つけた?w
    そして中国がワールドカップベスト4ってのが一番のトンデモ設定でしたねw

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    2023年06月08日
  • 首都崩壊

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    首都東京の一極集中は止まるところを知らない。東京の直下型地震が近いと言われて久しいが、東京は人を引きつけて止まず首都圏は広がるばかり・・・。首都圏での新型コロナウィルスの蔓延状況をみると、高嶋さんが描かれた首都移転は必然だと思う。それにしても高嶋さんのパニック小説には感服する。近未来の予言の書としか思えない。当分、高嶋さんから離れられそうにない。(o^^o)v

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    2023年04月29日
  • 神童

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    小学校で出会った取海と相場。二人は算数で突出した成績を残しますが、ふとしたきっかけから将棋に没頭します。算数だけではなく、将棋でも突出した才能を発揮する二人。近所の将棋教室では相手になる大人がいなくなり、その才能を認められ小学4年にして二人同時に奨励会に入会。そして6年生の時、プロ昇格をかけた最後の1局は取海vs相場という組み合わせで、勝った方がプロ昇格というシチュエーションに。取海は勝利し中学生プロ棋士の道を選び、相場は退会して数学を極める道を選びます。時を経て、取海は七冠を保持する将棋界の第一人者に、相場は人工知能の世界的研究者へと成長を遂げます。取海は人工知能のアルゴリズムを理解できる棋

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    2023年04月27日
  • 首都感染

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    1.著者;高嶋氏は、大学・大学院で機械工学を学び、通産省で核融合研究した技術屋。「イントゥルーダー」でサントリーミステリー大賞を受賞し、作家デビュー。東日本大震災の6年前に「TSUNAMI 津波」を発刊し、2010年には「首都感染」を発表。今回の新型コロナウイルス感染症拡大を予言した内容が話題となった。本書の解説には、「高嶋さんの作品は、日本を繰返し襲う天災を忘れさせない為の警告の書」とある。
    2.本書;中国で発生した毒性インフルエンザによるパンデミック(感染症の世界的な大流行)を描いた小説。2010年に出版されたフィクション。「感染症の拡がり~国の対応」まで今のコロナ感染と酷似。主人公の瀬戸

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    2023年03月23日
  • EV 日本自動車産業の凋落

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    2030年、自動車業界はどうなってるだろう。主人公の経産省官僚はEVに舵を切るべきと主張。
    果たして日本はガソリンエンジンを捨てられるか。小説とは言え考えさせられる。

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    2022年11月06日
  • 首都感染

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    強毒性新型インフルエンザのパンデミックが発生。世界で12億以上の死者が出たが、日本は早期からの鎖国政策と首都東京の封鎖による感染封じ込めによって感染者・死者を少なくすることに成功した。2010年の作品だが、現実のコロナ初期をみるようで驚いた。由美子さん、良かった。

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    2022年10月26日
  • 落葉

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    高嶋哲夫『落葉』幻冬舎文庫。

    書き下ろし。

    冒頭の熱量を感じるネット配信のダンスイベント。これがパーキンソン病とどう関わってくるのか……

    確かに感動はするものの、何もかもが上手く行く過ぎて、逆に醒めてしまうな気がする。

    パーキンソン病を患いながらも懸命に生きる還暦の元空手家で鍼灸師の内藤真輔は、ある日、街中で姿勢を保てなくなり倒れてしまう。偶然、そこに居合わせたユーチューバーの葉山理沙、元大手広告代理店に勤めていた長谷川優司、浪人中の予備校生の倉持剛志の3人が、内藤を自宅に送り届けたことから、不思議な縁が始まる。

    世の中のパーキンソン病に苦しむ患者たちに光りを届けようと彼らが挑んだこ

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    2022年09月15日
  • EV 日本自動車産業の凋落

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    ネタバレ

    欧州をはじめとする多くの国が、2030年以降に販売される全ての自動車をEV(電気自動車)に置き換えるという方針を打ち出したところから物語は始まる。

    コロナ禍を乗り越えた世界で、人類の課題は二酸化炭素排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルである。その鍵となるのが電気自動車(EV)であり、都市のスーパーシティ化である。

    ハイブリッド車を含むガソリン車から、モーターのみで駆動するEVに移り変わることによる大規模な自動車産業の方向転換は、自動車関連産業で働く人のみならずガソリンを扱う石油産業など多くの産業に影響を与えることが予想される。

    世界の自動車産業がEVへの転換を目指す2030年を節目

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    2022年09月18日
  • EV

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    2022.7 高嶋さんの小説はいつも緊張感かあり、今回の題材は違うけれどディザスタ小説でもリアリティを感じます。
    現実社会で日本メーカーは生き残れるのか心配です。

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    2022年07月27日