高嶋哲夫のレビュー一覧

  • 富士山噴火
    本の内容の感想ではありませんが、読後に考えたのは世界の富裕層は宇宙旅行や宇宙開発よりも地球の災害を減らすことにお金を使って欲しいということ。
    地球の火山ひとつもコントロール出来ないのに月だ火星だなどとちゃんちゃら可笑しいです。
  • 首都感染
    これはもう現代の預言書レベル。コロナ禍において、このような意思決定、決断がなされていたら、今頃は平穏な暮らしが戻ってきていたのだろうか。
    危機に直面したとき、自身と他者のリスクを冷静に見極め、行動できる人でありたいものだ。説明責任と質問責任、どちらも大事だなぁ。
  • 首都感染
    「予言の書」
    そうとしか思えない。
    10年の前に描かれている作品が今の新型コロナ禍をそのまま語られています。
    しかし、現実は本書のようにうまくいかない...
    そこはエンターテイメントストーリということで..

    ストーリとしては
    中国にて開催されたワールドカップで世界中のサッカーファンが集まる中、発生...続きを読む
  • 震災キャラバン
    東日本大震災の後、人探しと物資を運ぶ為に被災地に行く話。
    こんな形での震災を小説に表す方法があるんだなぁと思った。

    震災直後の被災地の様子が伝わってきます。

    小説というよりドキュメンタリーに近い感じです。
  • バクテリア・ハザード
    高嶋作品なので勝手にパニックものだと思っていたがどちらからというとサスペンスかな。発見し発明した細菌の威力が凄すぎて毒性を無くすように遺伝子を操作する。なるほど奥が深い。
  • 東京大洪水

    日本沈没よりリアル

    今すぐそこにある危機という気がします。日本沈没がTV放映されるけれど、東京大洪水の方がよりリアルです。気候温暖化でスーパー台風が発生しやすい状況にあるので小説が現実化しない事を祈ります。
  • TSUNAMI 津波
    面白かった

    自然災害パニック小説3部作(M8、TSUNAMI、東京大洪水)の2番目の作品!
    311の前に描かれた物語ではありますが、311で起こることを予言していたかのような展開。
    M8の6年後の設定ということで、M8の登場人物たちが再び登場します。

    ストーリとしては、
    東海地震と東南海地震、南...続きを読む
  • 首都感染

    予言

    コロナウイルスの蔓延を予想してたかのような話の構成で、びっくり。日本では感染拡大しなかったサーズやマーズの他国での状況から、もっと強いウイルスが出てきたら・・・という最悪の想定で書かれたと思うが、今の状況に余りにも似過ぎて怖くなった。早く特効薬が出来ることに期待したい。
  • 首都崩壊

    近未来の可能性

    東京直下型地震に対する一つの解決策と言える。現実は、小説の様に事が上手く運ぶか疑問だが、近未来小説としては、地震による崩壊も経済的崩壊も非常に有り得そうで面白いと思いました。願わくば、現実にならない事を祈る次第。
  • M8
    この作品の後に東北の震災が起きた  実際の災害は何の斟酌も手心も加えてくれなかった  地球と共存なんてオコガマシイ  でも俺も17回忌のクチだから・・・・
  • M8
    興味のある分野なのでどんどん読めた。直下型地震により都市の機能が麻痺。次々と起こる災害。起こる頻度は低くとも一度起きると被害は甚大。
  • 首都感染
    最後の終わり方が急にスピードアップ
    す~って終わっていった(ウイルスものって終わりが限られていて難しいよね)
    でも、話全体は詳しくて面白かったです。
    読む価値あり
  • 首都感染
    決断力がある総理や、
    ワクチンや抗ウイルス薬を日本が先端をきって開発したり、
    よその国に比べて感染者や死亡者がすくないなんて夢のまた夢の話だな〜

    ラストは主人公が感染者とのキスで感染死して
    「やはりマスクは必要や〜」とオチがあれば良かった。
    なんかあのキスシーンは
    なにやってんねん!って腹立つんで...続きを読む
  • 首都感染
    まずは作者の徹底的な取材に基づいた専門知識に圧倒されました。

    あとがきにも有りましたが、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」。
    パニックを起こさないための理解の必要性をつくづく思い知りました。
    他の作品も読んでみようと思います。
  • 首都感染
    ・最高責任者には、責任感、判断力、高いリーダーシップが求められる。その能力を持った人が率いる組織であれば強力なチームとなる事が再認された。
    一方で、日本人特有の優柔不断、判断の先延ばし、他人からの意見ばかりを気にすることなどの描写は非常に同感できるとこであった。特に政治家の描写は現実的で、国民の為と...続きを読む
  • 首都感染
    現在のコロナ禍と比較しながら、一気に読み終えた
    10年前の作品だが、恐ろしい位今に当てはまるようで
    政府の政策や医療の逼迫、それを乗り越える人々の熱い思いが交錯して感動した
  • 首都感染
    高嶋哲夫の小説。
    伝染病が普及して、パンデミックを起こす前に首都封鎖する
    という話。

    現在のコロナ渦の中で、どうしても現実世界と比較してしまう部分はあるものの、リアリティを持って読むことができた。
  • 首都感染
    首都閉鎖までの流れはコロナの抑え込みの流れと殆ど同じでまさに予言書かよって思ったけど
    首都閉鎖からの「日本の中からワクチン、薬ができる」「愛する者が病魔に倒れる」っていうのがフィクション感満載で少し興醒めしてしまった
    でも解説で「リアリティあるシュミレーションの中でスーパーヒーローが活躍し解決アイテ...続きを読む
  • 首都感染
    成毛眞が解説で、筆者は『預言者』だと書いているけど、これを読んだらあながち的を得ていると思う。
    ところで成毛の解説には日付がないが、コロナ以前かどうか気になる。
    以前だとしたら、成毛も預言者だね。
  • 首都感染
    10年も前に書かれている物語だが今、感染拡大中のコロナと重なり、恐怖を感じながら読んだ。コロナワクチン接種と治療薬が一刻も早く出来るのを期待したい。
    印象に残った文章
    ⒈ その気になれば、どこだって安全です。要は、家にじっと閉じこもっていればいい。しかしそれが一般には出来ないことです。
    ⒉ 致死率は...続きを読む