高嶋哲夫のレビュー一覧
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ネタバレ【あらすじ】
瀬戸口誠治28歳、河本亜紀子、松浦真一郎は阪神淡路大震災の被災同級生(当時高校三年生)で、11年後の2005年、それぞれ大瀬崎地震研究センターを訪問するポストドクター、自民党衆議院議員堂島智子(震災で夫と2人の娘を亡くす)の秘書、自衛官(東部方面隊第一師団施設大隊)として働いている。瀬戸口は両親と妹を、亜紀子は両親と兄、松浦は父と弟を震災で亡くしている。瀬戸口はスーパーコンピューターで計算した結果、6ヶ月後に東京直下型のM8.1の巨大地震が起こると予見し、地震研究家の元神戸大学理学部教授遠山雄次(震災で妻娘息子、研究室の学生4人を亡くす)や植村恒雄(現東城工科大学教授で日本の地震 -
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M8(東京直下型地震)、津波(東海東南海南海地震及び津波)に続き災害を扱った作品を読んだ。
今作品も災害の場面は真に迫る様で、読んでいて怖くなるほど。近年は報道の中ではあるが洪水の場面を目にする事が多くなった気がする。
それを思い出しながら読み進めた。異常気象と言われる昨今の状況。こんな事にならなければいいのだが。そんな風に感じるほど著者の災害想定はこちらに迫ってくる。
藤原の効果、初めて知ったが、本当にあるのかと驚く。
著者の取材力、そこからの想像力、筆力は凄い。パニック小説が気になるなら今作品もぜひ読んでほしい。
前2作に出てきた名前が今作品でも目にできて何か嬉しかった。 -
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東京直下型地震を扱った作品。
地震予知と地震に伴う被害、その中での人間模様。
どれもしっかりと読ませてくれた。
先日、南海トラフ地震に伴う臨時情報が出たが、この作品を読むことでさらに身につまされる思いがした。
自然によって引き起こされた事は、自然の復帰力みたいなものが働く。他作品でも読んだが、何かそういった事が起きるのは願望込みでも、確かにそうかもと思わされるな。
そんな中で人間はどうなるのか、どうするのか。人間という大きなくくりてはなく、自分や家族などの単位でもどうなるのか、色々と創造が働く作品でした。
ただ、地震が起きるまでが長かった。
地震予知やそれに伴う組織について、地震予知の -
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警報が出たものの意外に小規模だった東海地震、それに油断したところに東海地震の本震が。新築の名古屋の高層ビルは崩壊し、落成式に出席していた総理ほか多数が行方不明死亡となり漆原が指揮をとる。名古屋の壊滅の直後東南海地震と南海地震も同時発生し相互作用して巨大津波が…さらに原発でのメルトダウン…
過去の津波を基に想定津波を策定していたため、想定を超える巨大津波の発生を予測できなかった。私も3/12(震災の翌日)にテレビで津波が人々を襲う画像に、現実とは思えませんでした。「洗濯機にハンマーやナイフと一緒に投げ込まれたような」という表現が的を得ているのか。
これが東日本大震災前に書かれた作品であることに -
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ネタバレ重いけど、めちゃめちゃいい本。扱っているテーマもすごいし、自分にない価値観を知った。すごく考えさせられた。
看護師の母、認知症の祖母、寝たきりの兄の3人が殺害され、学生だった妹が家から飛び出したところで事故死、容疑者となる。
ヤングケアラーとして祖母・兄の介護に嫌気がさしたのではないかと妹が疑われるがーーというお話。
ヤングケアラーって嫌々やってるものだと思ってた。もちろんそういう人もいるだろけど、介護を当たり前のものとしてやってる子どもたちもいるのか、という衝撃。
もしそれが本当なら、それをやめさせるってかなり難しいし、無理やりやめさせたとして、それは本人のためになるのか?と思ってしまう -
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前提として、世界人口は増大しており、最も大量の電力使用量があるカナダと同等の電力消費が世界中に発生したら、間違いなく電力は不足する。日本やアメリカは電力使用量の多い国ではあり、あまり実感できないかもしれないが、地球上には未だ未だ安定した電源が無く、頻繁に停電するような地域の方が多い。若い頃に様々な国を旅して感じたのは、そこそこの金額のホテルでさえ停電は頻繁にあったし、停電ごときで大きく驚いた経験もある。裏を返せば日本の電力の安定さは世界最高レベルだという事である。日本がかつて太平洋戦争に突き進んだ要因の一つに、資源の無い国家がその供給を停止させられた事にある。具体的には石油がアメリカから入って