高嶋哲夫のレビュー一覧

  • 首都感染

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    決断力がある総理や、
    ワクチンや抗ウイルス薬を日本が先端をきって開発したり、
    よその国に比べて感染者や死亡者がすくないなんて夢のまた夢の話だな〜

    ラストは主人公が感染者とのキスで感染死して
    「やはりマスクは必要や〜」とオチがあれば良かった。
    なんかあのキスシーンは
    なにやってんねん!って腹立つんですが…
    (ワクチンは効きますと立証したわけですが)

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    2021年07月06日
  • 首都感染

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    まずは作者の徹底的な取材に基づいた専門知識に圧倒されました。

    あとがきにも有りましたが、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」。
    パニックを起こさないための理解の必要性をつくづく思い知りました。
    他の作品も読んでみようと思います。

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    2021年05月26日
  • 首都感染

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    ・最高責任者には、責任感、判断力、高いリーダーシップが求められる。その能力を持った人が率いる組織であれば強力なチームとなる事が再認された。
    一方で、日本人特有の優柔不断、判断の先延ばし、他人からの意見ばかりを気にすることなどの描写は非常に同感できるとこであった。特に政治家の描写は現実的で、国民の為というキーワードを盾に、実際には自分の立場の事しか考えていないところ、エビデンスを求める癖に自分の言う事は支離滅裂であること、など強く共感した。そんな中でも優秀な人材は必ず存在しており、結局、リーダーの裁量が、彼らを活かすかどうか、組織力を最大限に発揮させるかどうかを決定させると感じる。

    ・殆どの人

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    2021年05月15日
  • 首都感染

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    現在のコロナ禍と比較しながら、一気に読み終えた
    10年前の作品だが、恐ろしい位今に当てはまるようで
    政府の政策や医療の逼迫、それを乗り越える人々の熱い思いが交錯して感動した

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    2021年05月15日
  • 紅い砂

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    中米のコルドバという仮想国を舞台に独裁大統領と麻薬組織を倒して新たな国を作るというエンターテインメント小説は近未来SFというべきか。着想は面白いし、作者得意のスリリングな展開もいい。けどもう一つ入り込めなかったのは、どこかフィクションとリアリティの間が埋まらない感じが続いていたからか。元陸軍大尉のジャディスの葛藤はかなり奥深いものではあったはずだけど。

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    2020年12月19日
  • M8

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    ネタバレ

    所々で人間のやるせなさを感じた。
    まず1つは地震が起こる前、地震シミュレーションに対して全く見向きもしなかったところだ。阪神淡路大震災が起こる前に失敗して以来、シミュレーションに対する信頼が無くなったのか、1ヶ月以内に地震が起こるという差し迫っている状況でも耳を傾ける人間は少なかった。人間は過去の失敗の怖さから新しい技術に対する不安感を払拭できないのだ、ということを突きつけられ、やるせなさを感じた。
    また、実際に予告ができたとしてもあの時こうすれば良かった、というように後悔が残ってしまっており、全体の数字で見て被害を減らすことができたとしても、被災者遺族にとっては何も意味がない。マクロ的に見て

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    2020年12月04日
  • 脳人間の告白

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    タイトルのまんまです
    脳だけになった男の話
    脳だけになっても思考は可能
    現実でもそんなことが可能な時代がくるのかな?

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    2020年11月11日
  • 神童

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    小学生のトシとソウが二人で将棋に夢中になり、互いに高めあいながら奨励会に入る。子供時代の2人が、羨ましい程の独特の世界に生きている感じにとても引き込まれる。
    棋会から去り研究者となった相場の現在と、子供時代の話が交互に描かれていて、最後、七冠の取海とAIを駆使した将棋ソフトの対決まで一気読みした。
    読後感も良く、とても楽しい時間を過ごした気がします。

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    2020年11月07日
  • バクテリア・ハザード

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    首都感染を読んでから気になった一冊。
    主に中盤の駆け引きにハラハラした。
    それぞれの思惑が絡み合い、複雑な展開となっていて読みごたえがあった。

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    2020年10月30日
  • バクテリア・ハザード

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    高嶋哲夫『バクテリア・ハザード』集英社文庫。

    石油を生成するバクテリアを巡る国際謀略バイオ・ミステリー小説。

    アイディアは独創的で、ストーリー展開も早くなかなか面白い。しかし、世界規模でストーリーが展開する割りには主な舞台は日本に留まり、世界の描写は味付け程度で、無難な結末にも少しがっかりした。

    林野微生物研究所の山之内明は短時間で効率的にクリーンな石油を生成するバクテリア『ペトロバグ』を発見する。世界の石油市場を根底から覆す発見に、アラブの産油国やアメリカのメジャー石油会社は動揺に包まれる。石油を巡る戦争にも発展しかねない驚異に山之内の殺害と『ペトロバグ』の奪取に動く。

    昔は世界の石

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    2020年09月04日
  • 原発クライシス

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    原子力発電所がテロにあったら。
    想像したらとても怖い。

    実際にテロ対策ってどの程度出来てるのだろうか?

    小説としては最後がちょっとあっけなかったけどそれでも読んでいてハラハラした。

    映画化したら面白そうだけど原発反対の意見が大きくなるだろうなあ

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    2020年08月26日
  • 日本核武装 下

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    なかなかの長編だったが一気に読んでしまった。
    フィクションだけどノンフィクションのような未来の話のようで「今」のことのような、、、

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    2020年08月22日
  • 沖縄コンフィデンシャル ブルードラゴン

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    沖縄県警シリーズ 第2作目。ブルードラゴン。沖縄をベースにした危険ドラッグをめぐる物語。読み終わって感じたのは、勇気あるラブストーリーだ。サーファー刑事 反町の素直な性格が実にうまく描写されている。芯の強さがよく出ている。ノエルの父親は失踪することで、ノエルは父親探しをするために警官となる。ところが、その父親は、香港マフィア ブルードラゴンの頭ジェムソウだった。生きていてほしいと願いながら、悪への道に入り込んでいる父親に対して、敢然とたち向かう。父と娘の対決。そして、ノエルの友人だった安里愛海もハーフだったことで、ノエルが幼い頃から、友達として支えてくれた。その愛海に、反町は恋をするのである。

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    2020年08月18日
  • 日本核武装 上

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    いやぁ〜これは面白いですねぇ
    文章もすごく平易で読みやすくてすらすらと頭に状況が入ってくるので、読んでいてまるで映像で見ているようです。
    何を言ってもネタバレになりそうなので内容には触れませんが一気読み必至の極上サスペンスですねぇ〜絶えず緊迫感があって手に汗握るって感じです。

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    2020年05月25日
  • M8

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    ネタバレ

    マグニチュード8規模の直下型大地震が東京に迫っていることを予知してしまったら、、、。いつか起きると認知しながら起きて欲しくない心理で見なかったことにしてる『今』読んでおきたい一冊。

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    2020年04月26日
  • 東京大洪水

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    緊迫感、緊張感が伝わってくるとてもリアルな作品。
    誰もが直面する可能性があるし、みんな読んだほうがいいと思う。
    勉強にもなった。
    そしてこれを東日本大震災より前に執筆していたことに驚き。

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    2020年04月19日
  • トルーマン・レター

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    オバマのあの訪日の10年以上前に 現在の彼の国までも・・・     作者はタイムマシンを使って物語を練ったのか?

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    2020年01月22日
  • 東京大洪水

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    内容(「BOOK」データベースより)
    大型台風23号が接近。東京上陸はないとの気象庁発表。が、日本防災研究センターの玉城はコンピュータ・シミュレーションで24号と23号が合体、未曾有の巨大台風となって首都圏を直撃することを予知。要請により荒川防災の現場に入る玉城。設計担当者として建設中の超高層マンションに篭もる妻・恵子。残された子どもたち。ひとつの家族模様を軸に空前の規模で東京水没の危機を描く、災害サスペンス3部作、堂々の完結編。

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    2019年11月05日
  • M8

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    内容(「BOOK」データベースより)
    28歳の若き研究者、瀬戸口の計算式は、マグニチュード8規模の直下型大地震が東京に迫っていることをしめしていた。十年前の神戸での震災、あのとき自分は何もできなかった。同じ過ちを繰り返したくはない。今、行動を起こさなければ…。東京に巨大地震が起こったら、高速道路は、地下鉄は、都心のビル街は、いったいどうなるのか。最新研究に基づいてシミュレーションした衝撃の作品。

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    2019年11月05日
  • ハリケーン

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    最近の台風は近海で発生し、次から次へとやって来る。珍しく関東を直撃したばかりだったので、とてもリアルに感じられた。台風だけでなく、家族に焦点を当ててあったので、更に身近に思えた。

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    2019年09月16日