高嶋哲夫のレビュー一覧

  • 神童
    二人の天才少年、取海と相場。同じ小学校に通い、ともに友達のいない二人だったが、将棋を通してお互いを友と認めつながっていく。貧しい境遇に身を置く取海と、恵まれた家庭に育つ相場。環境は違えども、将棋に対する思いは、二人を固く結びつけていく。二人は、小学生天才騎士として注目を集めていくが、取海はそのまま将...続きを読む
  • 首都襲撃
    『官邸襲撃』に続く第二弾。テロ撲滅世界会議の開催を巡って、テロ組織と日米の警備組織が激突する。激しい爆弾テロと銃撃、内通者の裏切りの中、新崎百合子総理とSP夏目明日香とが奮闘する。裏切り者は誰か? 会議は開催できるのか?手に汗握るクライシス小説!
  • EV

    EV

    古賀茂明の「分断と凋落の日本」に書いてある。気候変動対策をサボり続ける我が国がEV車にシフトしないわけは「トヨタ」の意向だと。電力会社が自然エネルギーをつぶし原発を推進するのと同じ構造だ。未来がどうなろうといまを稼ぎ時にしたい強欲資本主義を新しい資本主義などと名付けて誤魔化す政権党の馬鹿者どもはこの...続きを読む
  • 官邸襲撃
    BOOK・OFFで見かけてタイトル買いしてみたけど…面白かった!!ドラマでも映画でもこういうクライムサスペンス系の作品は自分は好きなんだと改めて思いました!高嶋さんの他の作品も読みたいと思いました。是非映像化をして欲しい作品です!
  • 日本核武装 下

    善き

    う~ん。深い。深いな。これは正に今?7年も前の作品とは驚き。周りに優秀過ぎる人材が揃いすぎだし、全てがラッキーに転んだ絵空事。素晴らしいエンターテイメント。……。だけど、確かにこれは一つの道ではある。
  • 首都感染
    まるでコロナを予想していたかのような内容で驚きました。
    こういう事態が起こった時に、専門機関やトップの指揮がとても大事になると思うけど、的確な指示にぐっときました。

    医療関係者の、頑張りにはただただ尊敬と感謝です。

  • 首都感染
    まるで今の現状のコロナ禍を語っているかのようで一気に読んでしまいました。
    最後ハッピーエンドになってくれて本当によかったです。この現実の世界も早くハッピーになってもらいたいものです。
  • 首都感染
    自分の語彙力で表現できるような内容ではありませんでした。
    コロナ禍を経験している全ての人に読んでほしいお話です。
    本当に10年前の話・・・⁉と疑いたくなるほど今(2年前から)の状況がリアルに描かれているようで、ずっと鳥肌ものだったし人間って本当に無力なんだなって虚無になりました。私のような人間にはど...続きを読む
  • 首都感染
    最初の緊急事態宣言が発令された夏に読んだ。
    コロナ禍になるとは誰も想像しなかった約10年前の著作なのに、描写がリアルで実際に目の前で起こっていることそのものであることに驚いた。

    が、あれから2年経ってみると、この小説に(カミユの『ペスト』も同様)一つだけ足りなかった要素がある。「変異株」だ。
    「変...続きを読む
  • EV

    EV

    『EVを巡る腹の探り合い、日本の将来は?』

    近々未来のEV(電気自動車)開発や、脱炭素社会の主導権を巡って繰り広げられる日中米の攻防戦を描いた作品。CDがストリーミングに、ガラケーがスマホにあっという間に置き換わったように、EVも世界をガラッと変えてしまうかもしれない。今後の世界の動向をつかむため...続きを読む
  • 首都感染
    すごいなぁ。コロナ前に読んでても、SF世界だなーで終わりそうだけど、今読むとすごい。PCR検査とか濃厚接触とか今や一般化したワードがズラリ…
  • EV

    EV

    コロナの次はEV。結末以外は小説通りに進みそうで怖い。いずれにしろ金と人、そして国家権力を背景に素早い意思決定で強引に突き進む中国の勢いは加速するばかり。作中のような志ある官僚や政治家が出てこないと日本は沈んでいくしかない。「自動車の意義、移動ができ、仕事ができ、リラックスができ、考えることができ、...続きを読む
  • 福島第二原発の奇跡 震災の危機を乗り越えた者たち
    東日本大震災による原発事故。どうしても爆発を起こした第一ばかりに目が行きがちであるし、マスコミも第二をあまり取り上げない。第一の過酷な事故の裏で第二でも奮闘していた人たちが多くいたことを忘れてはならない。
  • 首都感染
    今だから読む本
    今読むとさらに恐怖を感じる本

    首都封鎖の可能性
    ここまでリアルに、そして、希望の方向性が示されている内容

    読み応えがあった。
  • 首都感染
    まさに予言の書でした。
    日本がかっこよく描かれているのはストーリー上当然なわけで、リアルジャパンだとバッドエンドだろーなー。
    いまのコロナ禍を考えるとちょいちょい対策が甘いと思ったりするのもまた楽しいね。
  • 首都感染
    流行しているコロナウイルスのような状況を10年前に再現しているのはすごいと思った。
    ちょうど一年前の雑誌にこの本のレビューに「総理大臣もこの本読めばいいじゃないか?」と書かれてたが、本当に読んでたら今の世の中も変わったんじゃないかと。。。?
  • 首都感染

    あくまでも物語でした

    物語はハリウッド映画的です。
    発症の2日前にはウイルスを撒き散らすという事は、医学的には想像の範疇だったのだろうかと今の世界の状況を見て改めて考えさせられます。
    現実世界にも決断力のある政治家がいてほしいな〜と思いました。
  • 首都感染
    20210222

    初めて読んだ高嶋哲夫氏の作品。

    コロナに振り回されているこの世界を10年前に予言したよう。

    フィクションなのに、しっかりとした情報収集に裏打ちされた作品は、もはやノンフィクションの域。

    他の作品も読んでみよう。

  • M8
    "違う、と瀬戸口は思った。しかし声に出しては言えなかった。人間は本来自然の一部なんだ。自然とともに生きてきた存在なんだ。それがいつの間にか、人間だけが特別であるかのように考えるようになった。自然を支配するとか、共存するとかおこがましいような気がする。"

    科学は凄まじく進歩しているけども、地震の予知...続きを読む
  • 富士山噴火
    複雑にしても仕方ないでしょ。簡単なことさえできないんだから。

    火山噴火は地球の呼吸のようなもんだ。人間がいくら騒いでも止められない。ならば受け入れるしかない。そのために準備して被害を最小限におさえる。
    1番の問題は、富士山が噴火するなんて誰も思ってないことだ。

    山は人の都合なんて考えちゃいない。...続きを読む