高嶋哲夫のレビュー一覧

  • 東京大洪水

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    高島哲夫の大規模災害3部作の1作。
    出版順だと3作目だが、作品内容の時系列では2番目に読むと良い。

    首都に上陸した大規模台風。2つの台風が合体し史上まれに見る大型台風が発生。
    荒川が決壊し、地下鉄は水没していく。
    近年のゲリラ豪雨でも類似の状況は想定できる。

    是非、読んで対策を考えておきたい。

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    2015年06月13日
  • TSUNAMI 津波

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    高島哲夫の大規模災害3部作の1作。
    出版別だと2作目になるが、3部作では3作目になるの。

    東海・東南海地震が発生し、大規模な津波が日本を襲う。
    静岡の原発も津波により緊急事態が発生する。

    これを東日本大震災前に書いていた先見性は凄い。
    いつ起こるっても不思議ではないといわれている災害に備えるためにも読んで、各家庭の対策を考える上でとても良い作品です。

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    2015年06月13日
  • 東京大洪水

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    ネタバレ

    災害3部作の2作目。今度は台風。スケールダウンと思ってしまったらそれこそ完全に作者の術中。そんな、「台風くらい」という感覚を裏切りまくる自然の猛威が描かれる。

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    2014年08月03日
  • TSUNAMI 津波

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    地震怖い。
    津波怖い。
    読みながら311を思い出しました。
    止めることが出来ないならどのように対応するかが防災。考え方に共感です。

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    2014年07月20日
  • 東京大洪水

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    本書は、巨大地震を扱ったM8とTSUNAMIとシリーズをなすクライシスストーリーである。今回の地震から一転しては巨大台風と豪雨による荒川と隅田川の決壊がもたらす洪水をテーマに東京の都市機能の脆弱性を浮き彫りにした快作です。近年、異常気象に原因があると言われる大洪水が世界各所で発生しています。地下街および地下機能が高度に発達した東京のアキレス腱である水対策、地下鉄のトンネル自体が導水管として連鎖的に機能停止する危険性は官民一体となって取組むべき課題であることを改めて考えさせられた一冊である。

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    2014年05月25日
  • 衆愚の果て

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    政治家って儲かるんだなと思いました。
    そして、その政治家を選んだのは僕たちです。
    文句は言えません。
    ほんの少し政治に興味を、持てました。

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    2014年05月12日
  • 命の遺伝子

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    ネタバレ

    原発や地震や津波以外の作品も結構いけるじゃん、という感じ。映画化されてもおかしくないプロットだと思う。似たようなテーマで、やはりキリストがからむ「イエスの遺伝子」には及ばないけど。
    テーマとは若干それるけど、少しだけでてきたナチスとバチカンの関係にたいへん興味を覚えた。それは、バチカンが唯物論のソ連の対抗手段として、ナチスを選び、ナチ崩壊後、政治犯の南米逃亡を手助けしたということは、おそらく事実だろうと思うので、別の本を読んでみようと思う。

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    2013年12月28日
  • TSUNAMI 津波

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    M8の平成大震災(東京)から6年後、日本列島を再び大地震が襲う。
    東海、東南海、南海地震。そしてこれらの地震による津波の共振が起きて、巨大な津波となり太平洋沿岸に押し寄せてくる。

    あまりにもリアルで、この作品が東日本大震災の前に書かれていたというのには、本当に驚かされる。
    原子力発電所の放射能漏れについて読んでいると、どんなに優れた安全装置でもそれを扱うのは人間なんだと改めて痛感する。
    日本の現状と色々な部分で重ね合わせて読んでしまい、胸が苦しくなったが、作者の強い思いが感じられる力作だと思う。

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    2013年10月08日
  • 東海・東南海・南海 巨大連動地震

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    東南海巨大地震がおきたら、各地でどういうことが起きるのかをデータに基づき、冷静に描写するもの。備えの重要性を改めて思い知らされます。

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    2013年09月18日
  • 衆愚の果て

    購入済み

    国会議員という俗人

    国会議員になることで、どれだけの権力と資金が獲得できるのかがよくわかる。たしかに国会議員(地方の議員も含めて)は国民に負託された人たちだとはいえ、あまりにも優遇され、それこそ金の亡者になっていないか?
    本当に国家国民のことを考えて国会議員になっている人はどれだけいるのだろうか?
    選挙で選ばれたとはいえ、支持団体などの支援を受けた者だらけの状態では、よい政治はとうてい無理であろうと感じる。
    自分も国会議員になりたいとは思わないが、議員の内心、欲望などを投影した内容だと思う。

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    2013年04月22日
  • 東京大洪水

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    ネタバレ

    遠山、瀬戸口、松浦、漆原尚人、地球シミュレータ。お馴染みの字面。
    今やお馴染みのドキドキ感。
    でも決して他人事ではなく。
    東大島駅辺りが出てきたりすると、本当に身近なことで、いつ起こってもおかしくないのだと思った。
    ---
    大型台風23号が接近。東京上陸はないとの気象庁発表。が、日本防災研究センターの玉城はコンピュータ・シミュレーションで24号と23号が合体、未曽有の巨大台風となって首都圏を直撃することを予知。要請により荒川防災の現場に入る玉城。設計担当者として建設中の超高層マンションに籠もる妻・恵子。残された子どもたち。ひとつの家族模様を軸に空前の規模で東京水没の危機を描く災害小説。

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    2013年02月28日
  • 衆愚の果て

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    棚ぼた当選した落ちこぼれ議員が、ふとした事から議員立法を目指し議員生命をかけて戦う政治小説。軽快なテンポで展開するが、背景は奥深い考えさせられる作品だった。

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    2013年02月17日
  • TSUNAMI 津波

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    読んでいてとても怖くなるけど、読んでおくべきだと感じられるストーリーだった。
    現実にも彼らのような人たちがいるといいと祈らずにはいられない。
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    東海大地震。起きる起きないが問題なのではない。それは必ず起きる。だから、今から何をしなければならないのか。独自のハザードマップを作り、地震対策に努める26歳の市役所防災課職員がいた。だが、大地震が連続して発生。空前の大津波が太平洋岸を襲う!そのとき恋人は、超高層ビルの建築主は、原子力発電所の職員は、自衛隊員は、首相は、どう運命と向き合ったのか!?大迫力の防災サスペンス作品。

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    2013年01月02日
  • 衆愚の果て

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    無職の27歳が比例選挙に当選して議員になった。そこで味わう議員の特権の数々。自分の身を守るばかり、次の選挙のことしか考えず、国民を考えてないお偉方・・・。新人議員に何が出来るのか?まさに今の日本のこと。少し前に起こった出来事が沢山出てくる。

    今、第3極がどうなるか?と騒がれているけれど、本当に国民目線になるのかな?政治家の方々に、居眠りするくらいなら、読んでみてもらいたい一冊。

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    2012年11月01日
  • TSUNAMI 津波

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    今だからこそ読んでおくべき本。
    しかし、何年も前にここまでの(今となっては予言的な)本を書いていたのは凄いと思う。
    個人的には終盤の内容が微妙だったのが残念・・・

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    2012年09月10日
  • 原発クライシス

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    テロの可能性も再確認。
    日本は、曲者極東の国々に囲まれているだけに、妙に現実味がある。北朝鮮から更にバックボーンはロシアという展開が興味深かった。現実には、中国始め、中央アジア、中東…と地形学上の勢力図は危うい。
    お気楽島国日本の無防備さが恐ろしくなる思い。

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    2012年09月06日
  • TSUNAMI 津波

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    この人の本は勝ったらすぐに読みたくなるので困る。
    今回もおもしろくて、寝るのも忘れて読んでしまった。

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    2012年05月10日
  • 原発クライシス

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    3.11福島原発事故の前に書かれた、原発についてのお話。
    原発事故とは角度を変えて、原発の危険性を訴えてくる作品。

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    2011年12月04日
  • メルトダウン

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    タイトルから想像するような核や放射能の事故を扱った内容ではないが、サスペンスとして面白い小説だった。この著者の作品は読みやすくいつも楽しめる。

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    2011年10月21日
  • トルーマン・レター

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    高嶋哲夫氏の本は社会性があり面白く読んでいる。この本は”原爆”という大きな事件について書かれているわけだが、その裏にあるトルーマンレターに振り回される(振り回す)人々の悲喜交交が記載されており、面白かった。
    一気に読めた。

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    2011年10月09日