高嶋哲夫のレビュー一覧
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ちょっと想定と違った!
TSUNAMIやM8などの防災エンターテイメント小説と思いきや、淡々としたヒューマンドラマでした。
気象予報士のさえない中年男が主人公で、家族ともうまくいかない中、ハリケーンや台風がきて、避難指示を無理やり出して、人々を避難させて、そこから逃げ遅れた人々を危険を顧みず救いに行って、そん中、家庭不和だった家族や娘を救って、最後は...
といった展開を期待しているあなたにはお勧めできません(笑)
災害対応は最後の最後だけでした(笑)
どちらかというと、身近な人たちの群像劇です。
息子は学校で不良グループに巻き込まれていたり、
キャリアウーマンの奥さんはプロジェクトか -
Posted by ブクログ
いまいち
政治コメディストーリ。この辺の話は展開が読めているが故、いろいろ無理な設定を感じます。
ストーリとしては、地方都市に盤石な基盤をもつ大物議員が脳梗塞で倒れます。後継に指名されたのが、一人娘の有美45歳。世間知らずで自由奔放の設定ですが、45歳でこんな人いる?
自由奔放の発言で、振り回される私設秘書の谷村。
当選確実な状況にもかかわらず、有美と谷村は、「本音を伝えて落選したい」作戦に..
果たして有美は当選するのか?落選するのか?
この手のストーリでは、本音を語る主人公がよく出てきます。本書も同じような感じ。
語られる本音には違和感はなく、その通りだと思います。
それを伝えたい -
Posted by ブクログ
テーマは難民問題
面白かったけど予定調和なストーリ(笑)
もうちょっとハラハラドキドキ、泣き所があってよかったのに。
映画のようなエンターテイメントストーリ
難民問題、独裁政権、米国の対応、と必要なものはみんな入っている(笑)
ストーリとしては、米国の隣国のコルドバから、独裁政権と麻薬組織犯罪により、難民が押し寄せます。
警備していた米国陸軍はそこで発砲事件になり、ウォールの悲劇として、コルドバ難民が100人以上死んでしまします。
難民虐殺者の汚名を着せられたジャディス大尉は不名誉除隊。
そんなジャディスのもとに、コルドバ再建の計画が..
政府と麻薬組織の対立を激化させ、秘密裏に傭兵をコ -
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タイトルから期待していたストーリと違っていた物語。
タイトルから想像すると、原発事故に対応する原発職員たちの熱いヒューマンドラマとか、原発テロに対し闘う男たちの熱いヒューマンドラマとか、アクションものを期待していたのですが、全く違いました(笑)
アメリカの陰謀ものでした..
ストーリとしては
カルフォルニアの地方紙の副編集長のケンのもとへ、年老いた核物理学者からの一通の手紙。その内容は、核爆弾の図面。自らの核爆弾開発の記録とそれが実際に使われた悔悟の気持ちを手記として新聞発表することに..
結果全米でセンセーショナルに扱われます
一方で、ワシントンでは大統領の政策担当補佐官が死体で発見さ -
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ネタバレ2010年に書かれた新型インフルエンザパンデミックを描いたフィクション。
濃厚接触者、PCRなど、今となってはお馴染みのワードが出てきて、今のような事態はある程度予測可能であることが分かる。
物語のインフルエンザは致死率がかなり高く、悲惨な状態となるが、もし今のコロナもこのような強毒性のものであれば、物語のようになっていたのかもしれない。
物語では、東京都封鎖によって感染症を都内でほぼ封じ込め、最終的には日本で開発されたワクチンと治療薬によって、あっさり収束する。これらの点に関しては若干見通しが甘いような気もするけど、10年前にコロナ禍を正確に予測することはやはり難しいのだろう。 -
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日本の根幹企業の1つである自動車の転換についてのお話。
ミステリでもないし、スパイものでもないし、割とサラっとしたお話だけど、とにかく今の日本経済は危機にあり、色々と切り替えていかなくてはいけない雰囲気は良くわかりました。
お話に出てくる総理大臣や環境大臣は物分かりが良い人たちだったけれど、実際は老害で利権まみれで権力だけは保持している政治家が多いことがこの国をダメにしているように思いました。
政治家には定年を設けないと絶対にダメ!
優秀な人たちが官僚にはなっても政治家にはならないのは、利権や親の看板で低能なのに権力を持った老害政治家が権力を牛耳るシステムが良くない。
当選回数も制限したほ -
Posted by ブクログ
面白かった
今度はバクテリアを題材にしたバイオサスペンスエンターテイメント!
石油を生成するバクテリア「ペトロバグ」を巡り、アラブ産油国、米国石油メジャーの争奪戦!
ストーリとしては、
ペトロバグを発見した山之内明。しかし、彼は学生を事故で死なせてしまう過去を持ち、人生をやけっぱちになってしまってます。この研究だけが今の生きがいみたいな状態。
この人とてもくらーーい。そこまで背負い込むか...
そして、これが実用化されると困るのがアラブ産油国や米国石油メジャー。ペトロバグもろとも山之内を抹殺しようとする一方、ペトロバグを奪って、石油を牛耳ろうとそれぞれの思惑で山之内やその周辺に襲い掛かりま -
Posted by ブクログ
面白かった!
映画のようなアクションエンターテイメント小説
「原発クライシス」では原発がテロ集団に占拠されましたが、本書では総理大臣込みで首相官邸がテロ集団に占拠される物語。さらに今回の主人公は女性SP!
ストーリとしては、
日本初の女性首相とアメリカ国務長官が首相官邸で会談中にテロ集団に占拠されてしまいます。
日本、米国の護衛の人間が殺され、首相と米国務長官と官邸内の人間100人ほどが人質に。首相付きのSPの明日香は重傷を負った上司高見沢と、アメリカの新聞記者の女性スーザンの3人は、難を逃れて、内部からテロに立ち向かいます。
テロ集団の日本と米国への要求
テロとは取引しないという国の選