高嶋哲夫のレビュー一覧

  • チェーン・ディザスターズ

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    日本で起こり得る大災害〝全部入り〟のパニック小説。最新研究に基づいた最悪の状況が、政治家目線で描かれる。それだけにリアリティーはあるが、意外性がなく、物語としての面白さに欠ける感じは否めない。「富士山噴火」や「M8」の方が読み応えがあった。

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    2025年02月07日
  • チェーン・ディザスターズ

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    日本列島踏んだり蹴ったり。

    恐らく、起きる。起きるだろうなと思ってながらも誰もが目の前のことより優先できてない故に、起きる。

    小説なんで、シミュレーションと言いながら、想定のどこを膨らませてどこを削るかで大分変わってくるのはやむないのだが、やっぱり、現実味がないな。
    現実味がないのは、「起きる災害」ではなく、それへの対応。
    当選二期目の議員が総理大臣になる。
    有事とはいえ、基本的には周りが好意的。

    ないない。
    有事でも、緊急時でもない。

    こんな時にこの国に攻めてくる国などないと信じる。

    ないない。
    経済侵略は書きたいけど、その辺は端折りたかったのね。

    万能アプリ。
    ないない。

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    2025年01月22日
  • 家族

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    感想
    近すぎる存在。否応なく巻き込まれ離れることができない。それは美徳ではない。周りが手を差し伸べる。それだけでは弱い。無理にでも剥がす。

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    2024年11月14日
  • 家族

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    ヤングケアラーに光を当てた作品。この国の福祉政策に一石を投じた作者渾身の作品である。
    この作者はいわゆる危機管理小説を主戦場としていたが、新たな分野として社会派の小説にも注力したのだろう。
    文章自体が読みやすく、作者の提言を込めた作品として評価したい。

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    2024年11月09日
  • 官邸襲撃

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    気分をすっきりさせたいとき髙嶋哲夫の本を読むことがお薦めだ。

    タイトルの通り官邸がテロリストにより襲撃され、夏目明日香という総理大臣の新人警護官が、想像を遥かに超えた活躍で、テロリストらに立ち向かう。
    ストーリー展開が早く、サクサク読める。

    大量の武器が官邸内にいとも簡単に持ち込まれるなどあり得ない設定と思ったが、何年か前に、官邸の屋上にドローンがあっても何日も気が付かなかったという事件を思い出し、
    官邸の警備の甘さを皮肉ったものと理解する。

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    2024年10月06日
  • パルウイルス

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    温暖化が進めばありそうな話し。専門用語がたくさん出てくるけど自分スートーリー自体は山場もなく平凡。最後のシーンも映像が浮かばない。長編だったけど内容は薄かったかな。

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    2024年09月03日
  • M8

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    地震大国日本。
    つい先日、南海トラフの注意が出されたあとだったので本当に怖かった。
    あまりの大惨事に読んでいても情景が思い浮かばないほど。
    他人事ではないのでいつどこにいても備えだけはしておかなきゃな…

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    2024年08月18日
  • M8

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    南海トラフの巨大地震注意報が出されたことで目に入り、読んでみた。
    これを読むと今回、注意報を出すことは相当な決断だったと分かる。

    その内発表されるかもしれないけど、お盆時期に重なったこともあり、とてつもない経済損失だったと思う。それをわかっていながらの苦渋の決断だったんだなと。

    結果的には何も起こらなくて良かったけど、それは地殻のエネルギーを蓄積しているだけかもしれない。
    地震大国に住んでいる以上、地震に関する知識は持っておいて損はないと思う。

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    2024年08月16日
  • 首都襲撃

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    官邸襲撃の次作。東京が襲撃された。
    テロリストとのやりとりが白熱しているけど、アクションという意味では官邸襲撃の方がアクションっぽいかも。

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    2024年07月25日
  • ハリケーン

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    ネタバレ

    ハリケーンが来ない!!
    災害系を期待してたけど全然ハリケーンがやってきません。

    色んな人が登場して、それぞれに悩みを抱えてたり環境が変わったり不倫しそうになってたり。
    想像してた内容とは違ったけど苦も無く読み進められたし面白かったとは思う。

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    2024年04月12日
  • パルウイルス

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    コロナ収束後、再度エボラウイルスに似たウイルスが発見されるお話。題材としては面白かった。
    ロシアでの出来事がご都合すぎて、ちょっとあり得なさすぎるからと思った。
    最後はまとまりがよく終わってよかった?のかな。普通におもしろかった。

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    2024年03月26日
  • イントゥルーダー 真夜中の侵入者

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    はじめて読む作家さん

    物語の開始が、自分の知らない息子が生死の境を彷徨っているところからはじまる。

    こんな状況に立たされたら自分はどうすれば良いのだろうか?

    しかも主人公は日本いや世界で有名なコンピュータ技術者。

    その息子が巻き込まれた事件を辿るうちに、原子力発電所に関わることがわかってきた。

    そこには原子力という最先端技術に群がる利権亡者とそこの雇用にしがみつく人達の姿だった。

    「電力は力だ。国家を人に例えるなら電力は筋肉と骨格を動かす活力だ」という文章が本当に沁みました。

    日本原子力研究所で働いていた経験を持つためか、原子力発電所の賛成派と反対派の意見の描写が生々しい。

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    2024年02月13日
  • パルウイルス

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    医者が来てくれたと思ったら、薬も何も持っていなくて調査に来ましたと言われたら、現場の人はさぞかし気落ちしたことだろう。

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    2024年01月08日
  • 首都襲撃

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    ネタバレ

    いまいちやったな

    前回の官邸襲撃がテロリストとドンパチ殺し合うのがかなりスリリングだった記憶があるだけに。

    テロ撲滅会議を中止すべく爆発テロ行為を繰り返すテロリスト、テロに屈してはいけないとテロ撲滅会議を断行する総理 

    もうここまで人が巻き添え、死にすぎになってるんだから中止せーい!と思いながら読んでた

    会議で爆発から身を挺して大統領を守った総理が右手右足をふっとばされるのは衝撃的だった。
    そのあと集中治療室からオンラインで会議に参加しようとする姿も おい無理があるだろ! っとツッコミたくなった。

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    2023年12月13日
  • パルウイルス

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    「人類を滅ぼすのは人類自身」本文中の言葉が未来を予見しているように思いました。地球温暖化が新たなパンデミックを引き起しかねない事に警鐘を鳴らしているお話しでした。
    新型コロナウイルスと人類の戦いには一段落着きましたが、やはり人類を滅ぼす最大の敵はウイルスなんでしょうね⋮ก(ก꒪⃙⃚᷄࿁꒪⃚⃙᷅*)⋮

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    2023年11月12日
  • イントゥルーダー 真夜中の侵入者

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    ネタバレ

    2.8くらいかな

    25年前に分かれた彼女から突然の電話。
    「あなたの子供が重体です。」と。

    まぁリアルだったらとてつもないめんどい嫌な話やなぁと思いながら読んでた。

    主人公(コンピューター会社の副社長。以前世界一のスパコンを開発した)は息子の巻き込まれた事件、陰謀を解明しようと奔走。

    最後も町中で刺されるし、何か後味悪いなぁ
    今の家庭(妻、娘)があるのにそれを棒にふるなよって思った。

    高嶋さんの作品はやっぱり自然災害やらパニック系が好きだな

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    2023年11月08日
  • 官邸襲撃

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    順番前後とはなるが、「首都襲撃」の後、本作を読んだ。迫力あるシーンをイメージしやすい作品ではあるが、「首都襲撃」を読んだ時ほどのインパクトは感じなかった。
    似たような作品を連作で読むのも良くなかったように思う。

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    2023年10月19日
  • 衆愚の果て

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    いまいち!
    素人が政治家になってしまったり、総理大臣になったりというこの手の政治家系物語はほかにもたくさんありますが、その中でも、本作はいまいちエンターテイメント性にかけます。

    前半で国会議員を下げすぎ、筆者の政治に対する思いを出しすぎで食傷気味です(笑)

    ストーリとしては
    無職の27歳の大場が衆議院議員に!
    年収、住まい、海外視察など様々な特権に驚きを募らせます。これ、昔実際にありましたよね(笑)
    そして、その国会議員のありさまに嫌悪感を抱きます。
    確かに、一度やったらやめられない職業ですね。

    そんな中、一年生議員ながらも議員立法を目指し奮闘していきます。
    政治を政治家を変えることがで

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    2023年10月01日
  • 官邸襲撃

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    こういう話では主人公はみんな不死身ですね。
    ちょっと人が死に過ぎだし、中途半端にリアルですね。
    でも映像化されればそれなりに面白いと思う。
    観たい気もします。

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    2023年09月25日
  • EV

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    リアルとフィクションのきょうかいが、悪い意味でちょっと曖昧。
    業界について詳しければそれなりに楽しんで読めるが、知らないと???ってなりそう。

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    2023年09月11日