高嶋哲夫のレビュー一覧

  • TSUNAMI 津波

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    この人の本は勝ったらすぐに読みたくなるので困る。
    今回もおもしろくて、寝るのも忘れて読んでしまった。

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    2012年05月10日
  • 原発クライシス

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    3.11福島原発事故の前に書かれた、原発についてのお話。
    原発事故とは角度を変えて、原発の危険性を訴えてくる作品。

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    2011年12月04日
  • メルトダウン

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    タイトルから想像するような核や放射能の事故を扱った内容ではないが、サスペンスとして面白い小説だった。この著者の作品は読みやすくいつも楽しめる。

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    2011年10月21日
  • トルーマン・レター

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    高嶋哲夫氏の本は社会性があり面白く読んでいる。この本は”原爆”という大きな事件について書かれているわけだが、その裏にあるトルーマンレターに振り回される(振り回す)人々の悲喜交交が記載されており、面白かった。
    一気に読めた。

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    2011年10月09日
  • TSUNAMI 津波

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    ネタバレ

    東海地震、東南海地震、南海地震が同時に発生し、地震、津波、原発の災害に見舞われるという設定。それに対して、様々な立場の人がどう対応するかが描かれている。

    東日本大震災があったため、リアル感があってちょっと怖かった。

    全体を通して、大金をかけて災害予知をするよりも、日頃から災害に備えておく、災害に対応できる暮らしを築いておくというメッセージがあるように感じた。
    読み物としてだけではなく、震災後の生き方を考える上で読む価値はあると思う。

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    2011年08月07日
  • 東京大洪水

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    M8、TUNAMIに続く災害シリーズ。
    今回はタイトルのとおり洪水。
    江東区民は読んでおいて損はない?

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    2010年12月05日
  • 東京大洪水

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    首都圏の洪水の話。
    江戸川区辺りに住んでいる方は読んでみると良いかもしれません。
    まあ、小説としては、もう少し人物と災害に対するアクションを書いた方が良いと思う。
    結局のところ、個人ができる範囲で活躍するだけで、その人物に影響されて大きな集団と機能するような、ワクワク感などが弱い気がします。

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    2010年10月07日
  • 東京大洪水

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    シリーズ3作目。
    台風をきっかけとする東京の水害に関して描かれている作品。
    時間軸としては一作目と二作目の間にあたる。
    作品中で、台風による風の被害に関する前フリが多かったのに、実際の所があまり描かれていなかったのが残念。
    三作通して終わり方がちょっとご都合主義な気がしたなぁ
    それでも一気に読み切るくらいには興味を持てた作品。

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    2010年08月11日
  • トルーマン・レター

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    高嶋哲夫にしては物足りない、と思ったがジワジワくる。
    物足りなさの原因は派手な国際陰謀が少ないところか。比較的死ぬ人も少ないし、ラストのどんでん返しも途中で予測がついてしまったし、著者に読みなれているとやや拍子抜け。
    しかし。血脈の執念、ヒロインの亡夫への思い、ヒロインを取り巻く過去の男達の優しさ等、人間ドラマとしてみると考えさせられる。
    特に主犯の動機が読後にジワジワきた。

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    2010年03月09日
  • 核融合発電で世界はこう変わる

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    核融合が実現したらどんな社会になるかのお話を書いてる。人類が無限のエネルギーを手にしたことでエネルギー革命が起こる。サムアルトマンの言う、ユニバーサルベーシックインカムらしきものにも言及。奪い合うのではなく、与え合う世界へ。エネルギーを奪い合う必要が無くなるので、戦争の原因が減る。核融合は要は地球に太陽を作ろうとしている。トカマク型の核融合閉じ込め炉。高音超伝導も核融合のための大電流を流し続けるために必要。著者も学生時代に核融合研究を熱意を持ってやっていたが、ガチの研究競争の環境で才能の差と研究の不向きを感じて作家に。核融合分野でも中国が台頭。高市政権も核融合技術を国家戦略として位置付けている。核融合は発電時に二酸化炭素を出さないので温暖化対策に有効。

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    2026年08月14日
  • 落葉

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    パーキンソン病をベースとした物語。
    ちょっと想定と違っていました。
    病に立ち向かって、最後は...となる涙涙の物語かと思っていましたが、どちらかというとポジティブ系の物語。しかし、実際にこんなことってあるのかな。

    パーキンソン病を患った元空手家の内藤。
    ある日、町で倒れてしまい、それを助けたのが
    ユーチューバーの理沙、
    引きこもりゲーマーの剛志、
    元広告代理店?のビジネスマンの長谷川。
    この3人と内藤とのかかわりが、それぞれの人生を変えていきます。

    病の進行を遅らせる動き、3人はそれをSNSでバズらせようといろいろトライ。
    そして、ついには、ダンス化して、大きなイベントへ!
    人とのつながりが大きな話に代わっていくのですが、なんとも現実感がないなぁって思いました。

    ユーチューバの苦労というか、動画をバズらせるノウハウが分かります(笑)

    帯に
    「衰えに抗う人と若者の心の交流を描く感動作」
    とありましたが、感動までは至りませんでした

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    2026年07月12日
  • パルウイルス

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    デザスターパニック物の作家である著者にしては、それを期待すると肩透かしを食らう作品。どちらかというとサスペンスとかミステリ系の本作。面白かったが、肩透かしを食らった読者として星三つ。

    パンデミックのシーンは確かにあるし、そこは面白かった。でも登場人物はそのパンデミックの起源ウイルス探しの旅に出る。謎解きは確かに面白かった。でもデザスターパニックものではない。

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    2026年07月06日
  • 官邸襲撃

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     アクションシーンの描写が平板で薄く、迫力に欠ける。主人公がテロリストに変装して首相官邸内部を動き回るのだが、他のテロリストと擦れ違っても気づかれなかったり、中盤あたりでなかなか見つからないというのはかなり強引で、違和感しかなかった。
     アクションシーンに関しては、これまでいろいろなアクション映画を観てきた経験を活かして脳内で補完し、迫力あるシーンの想像を膨らませながら読んだ。主人公の奮闘ぶりは「ダイ・ハード」のマクレーン刑事もきっとびっくりすることだろう。
     ただ、社会情勢やアメリカ国内の問題を下敷きにした状況設定には、かなりの説得力があったように思う。首相官邸の警備体制の脆弱さも信じられないようでいて、実際あり得そうなリアリティがあって面白かった。

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    2026年06月27日
  • 首都襲撃(下)

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    テロリスト撲滅の為の会議を東京で行うということで、それを阻止するべく日本の警察や政府とテロリストの間で戦争が起き、会議出席予定の要人を女性警護官が敵から守り抜くというお話し。
    展開的には日本側がもっとダメなのでは?と思ってしまう所もありましたが、テロリストについての学びにもなったので有り難かった。
    天災や人災に関わらず少しは危機感を持って今を生きていくべきですね!

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    2026年06月27日
  • パルウイルス

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    「首都感染」が予言の書となったように、本作も新たな予言の書となるのか..
    本作では、コロナ後の新たな感染症について語られています。

    遺伝子工学の研究者のカールはナショナルバイオ社副社長のニックに頼まれ、古い肉片からエボラに似た未知のウイルスを発見。
    ニックもすでに感染しているのか?
    ニックが入院した病院を封鎖。
    そして、別の町でも感染者が..
    さらに、町自体を封鎖。
    として、感染を食い止めていくとともに、そのウイルスの
    宿主を探していきます。
    そして、たどり着いた真実
    といった展開です。

    さらには、ウイルスを生物兵器として利用しようとする動き..
    実社会でもありそうです。

    永久凍土が溶けることによって、封じ込められていた未知のウイルスが蘇生する
    そして、それが人類滅亡の危機につながる
    とても怖い話です。

    しかし、物語の展開がかなりいまいち!
    パンデミックを止めるため、人類を救うためなら、と非合法を厭わず..なんでもありじゃん!
    さらに、なんでもかんでも、短時間で必要なものが用意される..
    なんともご都合主義的な展開(笑)

    まぁエンターテイメントとして楽しめました。

    つい先日、クルーズ船内でハンタウイルスによる死病者が発生したニュースがありました。
    ウイルスによる脅威は身近な存在です。

    本作が予言の書とならないように祈ります!

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    2026年05月23日
  • 首都襲撃(下)

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    高嶋哲夫『首都襲撃 下』PHP文芸文庫。

    中東の国をテロ国家と蔑み、イスラエルと手を組んで戦争を仕掛けるアメリカの大統領の方が余程のテロリストだと思う。エプスタイン問題から国民の目を逸らそうと無益な戦争を仕掛けたり、UFOの映像や写真などを公開する大統領に焦りを感じる。どうせ三度の暗殺未遂事件も票集めと支持率集めの自作自演であろうなどと考えてしまう。

    さて本作。上巻よりもスピード感とスリルがあり、面白いのだが、今一歩という感じである。無差別爆破テロに見舞われる東京が描かれ、多くの人びとが亡くなるのだが、結末は意外とあっさりしている。


    世界各国の要人を招いて、東京で開催されるテロ撲滅世界会議が迫る中、イスラム系テロ組織と日本のテロ組織とが手を組んだ爆破テロの脅威が増していく。

    会議開催まで後数日と迫る中、銀座、赤坂、上野、四谷、新宿のコンビニ、駅、レストランで無差別爆破テロが発生し、多くの死傷者が出る。さらには池袋駅前のマクドナルドには自爆ベストを着た3人の立て籠もり犯が銃撃を行う。アメリカからテロ組織の凶行を防ぐために来日した刑事のジョンと夏目明日香は池袋の現場に急行し、テロリストを制圧する。

    密かに来日したイスラム系テロ組織が手を組んだのは『官邸襲撃』で夏目明日香に殺された筒井信雄の妹、山仲明美だった。明美はテロ撲滅世界会議開催を阻止するため、新崎総理が会議でスピーチをしてもらうために極秘に招聘した元テロ組織の少年兵だったマリナの命を狙う。しかし、そこにはアメリカ大統領を巻き込むさらなる陰謀が渦巻いていた。

    本体価格860円
    ★★★

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    2026年05月19日
  • 首都襲撃(上)

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    高嶋哲夫『首都襲撃 上』PHP文芸文庫。

    『官邸襲撃』の続編。高嶋哲夫は2018年に刊行した『官邸襲撃』の中で日本初の女性総理を描いているが、まさかそれが現実のものとなるとは思わなかった。

    さて、本作の感想だが、物足りなさを感じた。総理のSPとして復帰した夏目明日香がテロリストと闘うシーンが何度か描かれるのだが、リアリティは感じられず、迫力が無いし、ストーリー自体も陳腐に感じた。


    官邸襲撃事件で日本初の女性総理の新崎百合子を守る抜いた夏目明日香は悪夢に苛まれながら、再び総理のSPに復帰する。

    そんな中、新崎総理は欧米で相次ぐ連続テロ事件へ対抗するために、テロ撲滅世界会議を東京で開催することを宣言する。しかし、ニューヨーク爆破テロ事件の犯人が残したパソコンの中から東京を標的にしたテロ計画の資料が発見される。

    そして、テロ撲滅世界会議が迫る中、六本木を皮切りに爆破テロ事件が発生する。

    本体価格880円
    ★★★

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    2026年05月18日
  • M8

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    地震学者、政治家、自衛隊など様々な視点からの首都直下型地震の光景を描く。とても読みやすかったし地震の恐ろしさを改めて知った。いままで防災をおろそかにしていたけどちゃんとしようと思った。

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    2026年01月21日
  • 東京大洪水

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    緊迫するシーンが続いて、読んでいて肩が凝った。
    災害のシーンはすごくリアルではあるけれど、
    人間関係のほうは、やっぱり都合のいい感じになっていて、
    予測不能なものはどっちかがうまくいかないと、
    対処できないものだなと感じた。
    ともかく、水害の怖さと、荒川あたりを中心とした治水はよく分かりました。

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    2025年10月01日
  • パルウイルス

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    シベリアの凍土から見つかったマンモスから、未知のウイルスが次々と人へと感染し多くの犠牲者が出ていた。
    アメリカ学者のカールとCDCのジェニファーはマンモス発掘の地シベリアへ向かう。

    コロナ禍で母親を亡くしたカールは自らが感染源となった事にトラウマを持っていたため、ウイルス対策には過剰な言動があった。

    物語後半にロシアへ向かうのだが、ウイルスを死滅させる為とはいえ、ロシア側から見ればカールの行動は完全にテロ行為と見なされて仕方ない。そもそも無断でロシアに密入国していながら自分に都合の良い行動をとっているのは、いくらカールがお気楽なアメリカ人だとしても納得し難い。

    米露は生物兵器として新たなウイルスを活用しようと画策している様子も提示されるが、それでもカールにはあまり感情移入出来なかった。
    ウイルス対策の行われる前半は勢いがあってぐいぐい読ませてくれたのが良かった。

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    2025年08月25日