高嶋哲夫のレビュー一覧

  • TSUNAMI 津波

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    ネタバレ

    東海地震、東南海地震、南海地震が同時に発生し、地震、津波、原発の災害に見舞われるという設定。それに対して、様々な立場の人がどう対応するかが描かれている。

    東日本大震災があったため、リアル感があってちょっと怖かった。

    全体を通して、大金をかけて災害予知をするよりも、日頃から災害に備えておく、災害に対応できる暮らしを築いておくというメッセージがあるように感じた。
    読み物としてだけではなく、震災後の生き方を考える上で読む価値はあると思う。

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    2011年08月07日
  • 東京大洪水

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    M8、TUNAMIに続く災害シリーズ。
    今回はタイトルのとおり洪水。
    江東区民は読んでおいて損はない?

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    2010年12月05日
  • 東京大洪水

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    首都圏の洪水の話。
    江戸川区辺りに住んでいる方は読んでみると良いかもしれません。
    まあ、小説としては、もう少し人物と災害に対するアクションを書いた方が良いと思う。
    結局のところ、個人ができる範囲で活躍するだけで、その人物に影響されて大きな集団と機能するような、ワクワク感などが弱い気がします。

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    2010年10月07日
  • 東京大洪水

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    シリーズ3作目。
    台風をきっかけとする東京の水害に関して描かれている作品。
    時間軸としては一作目と二作目の間にあたる。
    作品中で、台風による風の被害に関する前フリが多かったのに、実際の所があまり描かれていなかったのが残念。
    三作通して終わり方がちょっとご都合主義な気がしたなぁ
    それでも一気に読み切るくらいには興味を持てた作品。

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    2010年08月11日
  • トルーマン・レター

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    高嶋哲夫にしては物足りない、と思ったがジワジワくる。
    物足りなさの原因は派手な国際陰謀が少ないところか。比較的死ぬ人も少ないし、ラストのどんでん返しも途中で予測がついてしまったし、著者に読みなれているとやや拍子抜け。
    しかし。血脈の執念、ヒロインの亡夫への思い、ヒロインを取り巻く過去の男達の優しさ等、人間ドラマとしてみると考えさせられる。
    特に主犯の動機が読後にジワジワきた。

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    2010年03月09日
  • 首都圏炎上

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    災害パニックの第一人者の描くストーリーは、山火事から首都圏のインフラが麻痺するというもの。山火事の原因は太陽光発電の蓄電池の無断投棄。小説よりも映画にしたほうが、迫力があって臨場感があると思う。
    防災庁の創設が必要だと改めて感じた。

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    2026年10月19日
  • 核融合発電で世界はこう変わる

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    核融合が実現したらどんな社会になるかのお話を書いてる。人類が無限のエネルギーを手にしたことでエネルギー革命が起こる。サムアルトマンの言う、ユニバーサルベーシックインカムらしきものにも言及。奪い合うのではなく、与え合う世界へ。エネルギーを奪い合う必要が無くなるので、戦争の原因が減る。核融合は要は地球に太陽を作ろうとしている。トカマク型の核融合閉じ込め炉。高音超伝導も核融合のための大電流を流し続けるために必要。著者も学生時代に核融合研究を熱意を持ってやっていたが、ガチの研究競争の環境で才能の差と研究の不向きを感じて作家に。核融合分野でも中国が台頭。高市政権も核融合技術を国家戦略として位置付けている。核融合は発電時に二酸化炭素を出さないので温暖化対策に有効。

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    2026年08月14日
  • 落葉

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    パーキンソン病をベースとした物語。
    ちょっと想定と違っていました。
    病に立ち向かって、最後は...となる涙涙の物語かと思っていましたが、どちらかというとポジティブ系の物語。しかし、実際にこんなことってあるのかな。

    パーキンソン病を患った元空手家の内藤。
    ある日、町で倒れてしまい、それを助けたのが
    ユーチューバーの理沙、
    引きこもりゲーマーの剛志、
    元広告代理店?のビジネスマンの長谷川。
    この3人と内藤とのかかわりが、それぞれの人生を変えていきます。

    病の進行を遅らせる動き、3人はそれをSNSでバズらせようといろいろトライ。
    そして、ついには、ダンス化して、大きなイベントへ!
    人とのつながりが大きな話に代わっていくのですが、なんとも現実感がないなぁって思いました。

    ユーチューバの苦労というか、動画をバズらせるノウハウが分かります(笑)

    帯に
    「衰えに抗う人と若者の心の交流を描く感動作」
    とありましたが、感動までは至りませんでした

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    2026年07月12日
  • パルウイルス

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    デザスターパニック物の作家である著者にしては、それを期待すると肩透かしを食らう作品。どちらかというとサスペンスとかミステリ系の本作。面白かったが、肩透かしを食らった読者として星三つ。

    パンデミックのシーンは確かにあるし、そこは面白かった。でも登場人物はそのパンデミックの起源ウイルス探しの旅に出る。謎解きは確かに面白かった。でもデザスターパニックものではない。

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    2026年07月06日
  • 官邸襲撃

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     アクションシーンの描写が平板で薄く、迫力に欠ける。主人公がテロリストに変装して首相官邸内部を動き回るのだが、他のテロリストと擦れ違っても気づかれなかったり、中盤あたりでなかなか見つからないというのはかなり強引で、違和感しかなかった。
     アクションシーンに関しては、これまでいろいろなアクション映画を観てきた経験を活かして脳内で補完し、迫力あるシーンの想像を膨らませながら読んだ。主人公の奮闘ぶりは「ダイ・ハード」のマクレーン刑事もきっとびっくりすることだろう。
     ただ、社会情勢やアメリカ国内の問題を下敷きにした状況設定には、かなりの説得力があったように思う。首相官邸の警備体制の脆弱さも信じられないようでいて、実際あり得そうなリアリティがあって面白かった。

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    2026年06月27日
  • 首都襲撃(下)

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    テロリスト撲滅の為の会議を東京で行うということで、それを阻止するべく日本の警察や政府とテロリストの間で戦争が起き、会議出席予定の要人を女性警護官が敵から守り抜くというお話し。
    展開的には日本側がもっとダメなのでは?と思ってしまう所もありましたが、テロリストについての学びにもなったので有り難かった。
    天災や人災に関わらず少しは危機感を持って今を生きていくべきですね!

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    2026年06月27日
  • パルウイルス

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    「首都感染」が予言の書となったように、本作も新たな予言の書となるのか..
    本作では、コロナ後の新たな感染症について語られています。

    遺伝子工学の研究者のカールはナショナルバイオ社副社長のニックに頼まれ、古い肉片からエボラに似た未知のウイルスを発見。
    ニックもすでに感染しているのか?
    ニックが入院した病院を封鎖。
    そして、別の町でも感染者が..
    さらに、町自体を封鎖。
    として、感染を食い止めていくとともに、そのウイルスの
    宿主を探していきます。
    そして、たどり着いた真実
    といった展開です。

    さらには、ウイルスを生物兵器として利用しようとする動き..
    実社会でもありそうです。

    永久凍土が溶けることによって、封じ込められていた未知のウイルスが蘇生する
    そして、それが人類滅亡の危機につながる
    とても怖い話です。

    しかし、物語の展開がかなりいまいち!
    パンデミックを止めるため、人類を救うためなら、と非合法を厭わず..なんでもありじゃん!
    さらに、なんでもかんでも、短時間で必要なものが用意される..
    なんともご都合主義的な展開(笑)

    まぁエンターテイメントとして楽しめました。

    つい先日、クルーズ船内でハンタウイルスによる死病者が発生したニュースがありました。
    ウイルスによる脅威は身近な存在です。

    本作が予言の書とならないように祈ります!

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    2026年05月23日
  • M8

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    地震学者、政治家、自衛隊など様々な視点からの首都直下型地震の光景を描く。とても読みやすかったし地震の恐ろしさを改めて知った。いままで防災をおろそかにしていたけどちゃんとしようと思った。

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    2026年01月21日
  • 東京大洪水

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    緊迫するシーンが続いて、読んでいて肩が凝った。
    災害のシーンはすごくリアルではあるけれど、
    人間関係のほうは、やっぱり都合のいい感じになっていて、
    予測不能なものはどっちかがうまくいかないと、
    対処できないものだなと感じた。
    ともかく、水害の怖さと、荒川あたりを中心とした治水はよく分かりました。

    0
    2025年10月01日
  • パルウイルス

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    シベリアの凍土から見つかったマンモスから、未知のウイルスが次々と人へと感染し多くの犠牲者が出ていた。
    アメリカ学者のカールとCDCのジェニファーはマンモス発掘の地シベリアへ向かう。

    コロナ禍で母親を亡くしたカールは自らが感染源となった事にトラウマを持っていたため、ウイルス対策には過剰な言動があった。

    物語後半にロシアへ向かうのだが、ウイルスを死滅させる為とはいえ、ロシア側から見ればカールの行動は完全にテロ行為と見なされて仕方ない。そもそも無断でロシアに密入国していながら自分に都合の良い行動をとっているのは、いくらカールがお気楽なアメリカ人だとしても納得し難い。

    米露は生物兵器として新たなウイルスを活用しようと画策している様子も提示されるが、それでもカールにはあまり感情移入出来なかった。
    ウイルス対策の行われる前半は勢いがあってぐいぐい読ませてくれたのが良かった。

    0
    2025年08月25日
  • チェーン・ディザスターズ

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    ネタバレ

    災害パニック物の巨匠と勝手に仰いでいる高嶋哲夫の著。面白かったが、ほかのパニック物の著作にくらべて終わりに切れがないように感じた。何となくの感想。

    星三つ。

    0
    2025年07月26日
  • チェーン・ディザスターズ

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    ネタバレ

    どんどん災害かおこって、
    政府が民間と協力しながら対応していく。とにかく、困難に立ち向かうのはそりゃ大変だけど、「理想的だな」という印象が強かった。超使いやすい便利なアプリ?ソフト。緊急事態だからとそれを速攻取り入れて、周囲を黙らせられる若手女性議員。おじいちゃん議員たちの強制退場状態。などなど。
    理想的でしょう。そんな国に、今からすぐなってくれるといいのに。
    さて、
    首都が移転で終わった今作ですが…
    今この時代、首都帰還までの話も読みたいものです。(でもこの文体じゃない他のでもよし)

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    2025年07月03日
  • チェーン・ディザスターズ

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    現在日本が晒されている災害の全てを詰め込んだ一冊。
    「M8」、「TSUMAMI」、「東京大洪水」災害3部作からの集大成が読めると、非常に楽しみにしていた。
    ある年の7月、南海トラフ地震がとうとう起きる。
    しかし、名古屋を中心とした半割れ状態。次にまた四国を中心とした地震が起こる。
    そして、首都直下地震。
    対応に追われる中、スーパー台風が日本を横断。
    やっと復興が見え始めた半年後、富士山が噴火する。
    言い方は悪いが、災害のオンパレード。南海トラフ地震が起きれば、これだけの災害が連続して起きるものなのか?これだけの災害に人は立ち向かえるのか?
    いろいろな問題提起をしてくる。
    災害3部作の時は研究者目線で、被災者の心理なども描かれ、心が本当に折れそうになりそうなくらい怖かった。
    今回の主人公は環境大臣、のちに総理大臣になる早乙女美来。政府側からの目線から描かれる。
    美来の数々の判断に、実際に災害が起きた時にここまでのリーダーシップを取れる人材が今の永田町にいるのだろうか?と真剣に考えさせられた。
    災害3部作の時はまだ大きな災害は起きていなかった。しかし、この作品が出された今までに東日本大震災などを日本は経験した。そんな日本人の心にこの作品がどれくらい響くのだろうか?
    非常に興味深い内容ではあるが、これだけの内容を詰め込んだだけあり、一般の人の心理が一切描かれていないのが、マイナスポイント。
    瀬戸口の登場も個人的には楽しみにしていたので、ちょっと残念だった。
    それでも、この作品はフィクションであり、フィクションではない。近い未来、必ず日本が経験する未来を描いていることを忘れてはいけない。
    大災害の足音はすぐ側まで来ている。

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    2025年06月22日
  • チェーン・ディザスターズ

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    どれか一つだけでも発生したら大変なのに、ちょっと詰め込みすぎではないかな。若い女性総理っていうのもステレオタイプか。多くの人が他人事と思っている事態をなんとかしないと、という訴えはわかる気がする。令和版の日本沈没ですね。

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    2025年06月19日
  • ハリケーン

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    科学的視点でのリアリティのある災害サバイバル小説の第一人者ですが、この小説は台風と土砂災害を交えた家族の物語です。なので、思ってたのと違うという印象が強いです。普通に読めますけど、著者の作品としては重心が思っていたところになくて物足りない。

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    2025年06月04日