高嶋哲夫のレビュー一覧

  • 首都感染

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    10年も前に今と同じこと、三密の回避や、ロックダウンなど、基本的なウィルス対策が描かれていたところはすごい。
    しかしながら、ロックダウンや、政府の対応

    ワクチン開発などは、満点の対応が描かれているところが、リアリティが薄まってるのが残念
    もっと混乱して、うごめくところを描いてほしかった。

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    2021年05月30日
  • 首都崩壊

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    少し地震後の復興が早いのは気になるけれど近い将来あり得る話。
    東京が首都ではなくなる日も来るのかな。

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    2021年04月26日
  • M8

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    前半は地震予知研究がテーマ。
    先日岐阜大のH先生も、もう地震予知は研究自体畳んでいるんだな的なことを書いていた。そう、きっと予知まではきっとできないんだろうと思っているが、「仮に予知ができるとしたら(or世の中が諦めてないとしたら)」的なフィクションとして読む面白さということかな。
    ※加えて、やっぱり洪水対策はある程度「予知」ができる点で、全然違う現象だよなと改めて思い知った。そういえば以前に面接で「一週間後に洪水が来るとわかったら、何をする?」ってきいたこともあったな(今思っても良い質問だ)。

    後半は、発災後の惨状や対応の様子が並ぶ。確かに、(数多のレビューにもあるとおり)被害のリアリティ

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    2021年03月28日
  • 東京大洪水

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    ネタバレ

    作者の高嶋哲夫は、岡山県玉野市出身。玉野市にはゆかりがあるので、親近感がわきます。

    主人公の玉城は、台風の研究者。玉城の妻は、マンデベに務める建築士。

    お話は、想像通り、玉城が予想する通りの災害が発生し、玉城の妻が手掛けるマンションに危機が迫る、というもの。マンションが倒れるか、倒れずにかえって人気が出てたくさん売れるか、どっちかだろうな、という想像も的中しました。

    それにしても、この作家さんが題材にするものは、よく取材がされています。「首都大感染」もそうでしたが、とてもリアルです。東京は2019年の台風で大きな被害にあいました。その時、荒川・隅田川下流域は危機的状態でしたが、それを思い

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    2021年03月13日
  • ハリケーン

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    ハリケーンそのものより、それによる土砂災害被害者の物語。
    それも土砂災害が中心ではなく、その人間模様や現実の闇の物語。
    例えば、学校で不良グループと連んでいる息子や、突然プロジェクトから外されて自主退職に追いやられる妻や、認知症介護、金遣いの荒い叔父に金を無心されたり…
    自然災害と同様に「いつかくるかもしれないとわかっていながら直視したくない現実問題」を書いているように思えた。
    身に降りかかってからでは遅いのだ
    見たくない、私だけはならない、なんて思ってしまうけれど
    備えなくては、と、思った。

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    2021年03月04日
  • 富士山噴火

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    主人公はカッコよくてスーパーヒーローで良かったんだけど、イマイチ富士山噴火のリアリティが薄かったかな。
    危機迫った感じが読み取れなかった。

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    2020年11月22日
  • バクテリア・ハザード

    購入済み

    なかなか

    冒頭から引き付ける描写で、すぐ本に引き込まれる。

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    2020年11月20日
  • バクテリア・ハザード

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    久しぶりに作者のパニックものを読みたくて、手に取った一冊。
    石油を生成するバクテリアを発見し、実用化に向け、研究を進める研究者・山之内を巡るサスペンス。
    アメリカのメジャー、アラブ諸国のOPEC、日本政府…世界はいつでも石油に飢えている。そんな中、洞窟の中から採取した土壌から発見した細菌には、石油に似た物質を生成する性質を持っていることを発見した山之内。
    彼は過去に研究に熱する挙句、研究室で爆発を起こし、自分が教えていた学生たちを死に追いやっていたことを悔いながら生きていた。
    そんな山之内が民間の研究施設に移り、もうすぐ実用化出来るところまで来ていたが、その情報が企業スパイにより、あらゆるとこ

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    2020年09月28日
  • M8

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    豪雨やウイルスと違って、一瞬で起こるのが地震。そのうちホントに来ると言われ続けるも、その直前までが日常と変わらないので対策の意識を継続するのは難しい。地震対策は票に繋がらない(だから政治家が本腰入れない)のも納得。

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    2020年07月29日
  • 東京大洪水

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    面白かった、そして怖くなってしまう!
    昨年、関東を直撃した令和元年東日本台風(台風19号)を思い出します。
    自然災害パニック小説3部作(M8、TSUNAMI、東京大洪水)の3番目に位置付けられている物語だそうですが、時系列でいうと2番目に読むとよいそうで、偶然にもその順番で読んでいます(笑)
    M8の登場人物が再登場しています!

    ストーリとしては、
    大型台風23号と24号が合体して東京へ上陸。
    荒川の氾濫による東京水没をどう防ぐかのディザスターパニックエンターテイメント。
    まず前半ですが、M8同様に、その災害を予知しながらもどう伝えるかがポイント。
    主人公玉城のチームはコンピュータシミュレーシ

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    2020年07月18日
  • 紅い砂

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    高嶋哲夫『紅い砂』幻冬舎文庫。

    国際紛争小説。随分とアメリカを美化していることに驚かされた。作品としては平凡過ぎるほど平凡。

    中米の小国コルドバでは独裁政府による弾圧と麻薬組織の犯罪激化により難民流出が絶えず、アメリカとメキシコの国境ウォールに難民が押し寄せる。対するアメリカ軍は難民数百人を銃殺する。当時、軍を率いていたジャスティス大尉は虐殺者の汚名を着せられ、軍を追われる。家族も仕事も友人をも失い、酒に溺れる日々を過ごすジャスティスにコルドバの独裁政府討伐のミッションが持ち掛けられる……

    全くハラハラする所も無く、予想通り、予定通りの展開と結末。実際のアメリカは自国の軍事関連産業の繁栄

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    2020年05月05日
  • 首都崩壊

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    ネタバレ

    直下型大地震による東京崩壊の備えとしての提言小説。公官庁や国会はこの提言で良しとしても、都民・関東圏民はどうなるの?

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    2020年04月01日
  • ハリケーン

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    TSUNAMIのような災害の小説かと思ったら、災害は最後だけで、全体の流れは現代の日本人が抱える諸問題がテーマ。働き方改革、教育、宅地開発、いじめ問題、離婚、不倫、冤罪、災害時の避難所、避難勧告、自衛隊、温暖化等、多様な諸問題を含みすぎてポイントがぼやけている。そうは言っても最後まで読んでしまったのだからよしとする。

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    2019年12月17日
  • ハリケーン

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    いくつかの糸が収斂し、奥多摩に至るのは途中から判ったが、最後は盛り上がりに欠けたなあ。もっと、大スペクタクルで大興奮で感動の嵐を期待してたんやけど。
    でも、人物の描写など丁寧に書かれており、こちらの方を評価したいわ。しかも、破綻したりや落ちるところまで落ちるわけないと判ってるから、安心して読めたわ。

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    2019年12月12日
  • 巨大地震の日 ――命を守るための本当のこと

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    阪神淡路大震災の後に書かれた。原発事故について警告している。福島第一原発事故を予言したわけではないが、かなり研究されているようだ。

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    2019年11月14日
  • 沖縄コンフィデンシャル 楽園の涙

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    沖縄コンフィデンシャル「交錯捜査」、「ブルードラゴン」に継ぐ第三弾「楽園の涙」。強盗被害者は過去の殺人事件と米軍用地取引事件の両方に繋がる人物だ。楽園、沖縄に蠢く陰謀が明らかに。

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    2019年10月16日
  • 沖縄コンフィデンシャル レキオスの生きる道

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    シリーズ第4弾。
    前作が最終巻かと思っていたが、まさかの第4弾。
    一応、これが最終巻とあとがきにも書いてあってので、本当にこれが最終巻なのだろう。
    今作では沖縄が抱える基地問題をメインに描かれる。
    辺野古の埋め立て地近くで見つかった水死体。自殺なのか、他殺なのか。捜査を進めるうちに、沖縄の深い闇に近づいていってしまう反町達。
    実際に沖縄で起きた現職知事の死去による知事選など、時事ネタも挟みつつ、物語は進む。
    本土の人間には分からない沖縄ならではの問題を、主人公を本土の反町で設定することで、現地の人々との心の温度も上手く描いていた作品だったと思う。
    前作の感想でも書いたが、1年も経った事件の再捜

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    2019年10月05日
  • 沖縄コンフィデンシャル ブルードラゴン

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    ネタバレ

    沖縄コンフィデンシャルシリーズ第2作目キャラ立ちがしっかりしてきた沖縄に対する取材が綿密である面白いが、会話のテンポがやはり気になる前作の反町の与那原から県警への自転車通勤がロードバイクである描写があって合点がいった

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    2019年12月03日
  • 沖縄コンフィデンシャル 交錯捜査

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    ネタバレ

    高嶋哲夫氏の沖縄コンフィデンシャルシリーズ第一弾氏のいつもの綿密な取材に裏打ちされた作品構成は健在で、地元が読んでも違和感ない基地問題に絡む複雑な沖縄の事情がよく描かれているただ、発表媒体のせいか、語り口がやや平坦であること(ト書き的?)、主人公が与那原から県警まで自転車通勤するのは無理があるのではないか(せめて原チャリ)

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    2021年04月28日
  • 沖縄コンフィデンシャル 楽園の涙

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    ネタバレ

    高嶋哲夫氏の沖縄コンフィデンシャルシリーズ第3弾「交錯捜査」「ブルードラゴン」から続くジミー・チャンとの死闘に決着連載がWeb媒体のせいか、語り口がやや平板な印象連ドラ的?しかし沖縄の抱える矛盾点をこれだけ丁寧に描ける本土出身の作家は希有

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    2021年04月28日