【感想・ネタバレ】日本核武装 下のレビュー

あらすじ

中国軍とのトラブルで死亡した自衛官は、戦争阻止を誰よりも望んだ真名瀬の親友だった。彼の死を防衛省は日中関係を考慮して警備中の事故死とするが、中国は海洋進出を緩めず、軍事衝突は時間の問題に――。真名瀬は完成間近の核爆弾を、親友の遺志を果たすためにも有事回避の交渉に使えないか模索した。だがその時、核爆弾を何者かに奪われる。

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善き

う~ん。深い。深いな。これは正に今?7年も前の作品とは驚き。周りに優秀過ぎる人材が揃いすぎだし、全てがラッキーに転んだ絵空事。素晴らしいエンターテイメント。……。だけど、確かにこれは一つの道ではある。

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2023年06月25日

Posted by ブクログ

なかなかの長編だったが一気に読んでしまった。
フィクションだけどノンフィクションのような未来の話のようで「今」のことのような、、、

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2020年08月22日

Posted by ブクログ

こうして平凡な休日を過ごせている中で、今の日本のフィクションでありノンフィクションである現実が痛感させる一冊

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2018年06月24日

Posted by ブクログ

非核三原則を厳守する日本で核爆弾で戦争を阻止する。この国最大のタブーに踏み込む予言的サスペンス小説。

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2018年06月19日

Posted by ブクログ

背筋が寒くなる!
日本の国防を「核の抑止力」から語ったサスペンス。
近未来の日本の姿をシミュレーションしている様な展開でした。

下巻では
ようやく核爆弾を見つけたと思っていたところ、何者かの勢力によってそれが奪われてしまいます。
結論上は、自衛隊の別の組織がその爆弾を無力化したことになっていますが、腹落ちしない真名瀬は独自で捜査を続けることに。
そんな中、再び尖閣で中国と自衛隊のにらみ合いが軍事衝突が起こりかねないほど緊迫感を増していきます。
真名瀬は最後の手段に!
核爆弾を有事回避の交渉手段に使えないか奔走します。
本物の核爆弾を中国、米国に見せることで、日本の核保有、開発力を見せつけ、軍事衝突を回避させる。
極秘裏に日本は核保有国となるのか?
軍事衝突は回避できるのか?
そして、クライマックス!
といった手に汗握る展開です。
ラストに向けては、ご都合主義的な展開になっていますが、それはそれ!
今の日本の立場を十分理解することが出来ます。

本書の解説として、安全保障専門家の方から日本の核武装の実現性についてコメントされています。
本書では日本の国防を「核の抑止力」を使ったノンフィクションということになっていますが、
今まさに日本の国防について真剣に一人ひとりが考えなければと思います。

誰が、そして、何が国民を守るのか

お勧め

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2019年05月19日

Posted by ブクログ

著者の高島哲夫氏は、日本原子力研究所の研究員であったと言う経歴ももっているので、原爆、核物質に関する描写は、中々リアルで精緻。自身の活動経験を、上手く活かしていますね。

中身的には、いまの日本を取り巻く世界情勢も加味されていて、そう言う所も、完全なフィクションと言うより、近未来小説的な雰囲気を感じさせる要素かもしれません。

核武装は話が飛びすぎと私は思いますが、通常兵器・通常兵力、海上保安庁の海上警察力の範囲では、いまの日本を取り巻く状況を勘案すると、もっと高性能化、数の増強を考えなくてはならないかもしれませんね。

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2018年05月30日

Posted by ブクログ

高嶋哲夫『日本核武装(下)』幻冬舎文庫。

過激なタイトルとは裏腹に平坦な展開の謀略小説。主人公がエリートの文官であるためかスリルは感じない。

国内で発見された日本の核武装計画に関する書類を巡る謀略小説。現代の国際情勢をベースに描かれるサスペンスは今一つ盛り上がりに欠ける。思い切りが無いというか日本的なオブラートに包まれたような柔い展開が盛り上がりに欠ける理由か。

やはり高嶋哲夫の作品は災害シミュレーション小説の方が面白いようだ。

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2018年05月01日

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