高嶋哲夫のレビュー一覧

  • 首都襲撃

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    『官邸襲撃』に続く第二弾。テロ撲滅世界会議の開催を巡って、テロ組織と日米の警備組織が激突する。激しい爆弾テロと銃撃、内通者の裏切りの中、新崎百合子総理とSP夏目明日香とが奮闘する。裏切り者は誰か? 会議は開催できるのか?手に汗握るクライシス小説!

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    2023年09月30日
  • EV

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    古賀茂明の「分断と凋落の日本」に書いてある。気候変動対策をサボり続ける我が国がEV車にシフトしないわけは「トヨタ」の意向だと。電力会社が自然エネルギーをつぶし原発を推進するのと同じ構造だ。未来がどうなろうといまを稼ぎ時にしたい強欲資本主義を新しい資本主義などと名付けて誤魔化す政権党の馬鹿者どもはこの本を読め。
    我が町の作家の慧眼に心から感謝する。

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    2023年09月28日
  • 官邸襲撃

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    BOOK・OFFで見かけてタイトル買いしてみたけど…面白かった!!ドラマでも映画でもこういうクライムサスペンス系の作品は自分は好きなんだと改めて思いました!高嶋さんの他の作品も読みたいと思いました。是非映像化をして欲しい作品です!

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    2023年09月27日
  • 日本核武装 下

    購入済み

    善き

    う~ん。深い。深いな。これは正に今?7年も前の作品とは驚き。周りに優秀過ぎる人材が揃いすぎだし、全てがラッキーに転んだ絵空事。素晴らしいエンターテイメント。……。だけど、確かにこれは一つの道ではある。

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    2023年06月25日
  • 首都感染

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    まるでコロナを予想していたかのような内容で驚きました。
    こういう事態が起こった時に、専門機関やトップの指揮がとても大事になると思うけど、的確な指示にぐっときました。

    医療関係者の、頑張りにはただただ尊敬と感謝です。

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    2022年11月20日
  • 首都感染

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    ネタバレ

    まるで今の現状のコロナ禍を語っているかのようで一気に読んでしまいました。
    最後ハッピーエンドになってくれて本当によかったです。この現実の世界も早くハッピーになってもらいたいものです。

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    2022年10月08日
  • EV 日本自動車産業の凋落

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    高嶋哲夫『EV 日本自動車産業の凋落』ハルキ文庫。

    日本の自動車産業の未来を予言するグローバル経済小説。

    高嶋哲夫は我々に見せる次なる未来は……

    今の時代に珍しく気骨のある日本人として、若き官僚の瀬戸崎敬介の奔走が描かれていて面白い。無論、小説だからこその物事が上手く進む感はあるが。

    日本は天然資源に乏しく、高度経済成長期に勤勉さと真面目さでものづくりで経済大国にのし上がった。しかし、次の時代に求められた独創力は無く、通信やITの関連分野で次々と世界に遅れを取り、事業を切り売りするしか無かった。時代は変わり、脱炭素社会の到来に日本は……

    コロナ禍からいち早く立ち直り、経済をV字回復さ

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    2022年09月04日
  • 首都感染

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    自分の語彙力で表現できるような内容ではありませんでした。
    コロナ禍を経験している全ての人に読んでほしいお話です。
    本当に10年前の話・・・⁉と疑いたくなるほど今(2年前から)の状況がリアルに描かれているようで、ずっと鳥肌ものだったし人間って本当に無力なんだなって虚無になりました。私のような人間にはどうもできない未曽有の感染症に対して、自分の身を危険にさらしてまで感染者の方の治療や看護にあたってくださっている全国の医療従事者の方達、危険だってことを知りながらも医療従事者を目指している友達や後輩たちに尊敬の念しかわきません。大感謝の日々です。
    人が語るのも大事だけど、この悲惨さをよりリアルに伝える

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    2022年04月09日
  • 首都感染

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    最初の緊急事態宣言が発令された夏に読んだ。
    コロナ禍になるとは誰も想像しなかった約10年前の著作なのに、描写がリアルで実際に目の前で起こっていることそのものであることに驚いた。

    が、あれから2年経ってみると、この小説に(カミユの『ペスト』も同様)一つだけ足りなかった要素がある。「変異株」だ。
    「変異株」に振り回されずに、この小説のエンディングのような世界を迎えるのはいつになるのだろうか。
    と同時に、「変異株」という要素を取り入れたとき、こういった小説がどのように変化するのかにも興味がある。

    (2022年1月19日 記)

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    2022年01月19日
  • 首都感染

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    すごいなぁ。コロナ前に読んでても、SF世界だなーで終わりそうだけど、今読むとすごい。PCR検査とか濃厚接触とか今や一般化したワードがズラリ…

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    2021年12月01日
  • EV

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    ネタバレ

    『EVを巡る腹の探り合い、日本の将来は?』

    近々未来のEV(電気自動車)開発や、脱炭素社会の主導権を巡って繰り広げられる日中米の攻防戦を描いた作品。CDがストリーミングに、ガラケーがスマホにあっという間に置き換わったように、EVも世界をガラッと変えてしまうかもしれない。今後の世界の動向をつかむためにも、一読をオススメします!

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    2021年12月01日
  • EV

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    コロナの次はEV。結末以外は小説通りに進みそうで怖い。いずれにしろ金と人、そして国家権力を背景に素早い意思決定で強引に突き進む中国の勢いは加速するばかり。作中のような志ある官僚や政治家が出てこないと日本は沈んでいくしかない。「自動車の意義、移動ができ、仕事ができ、リラックスができ、考えることができ、生き返ることができる。プライベートな空間」2030年問題。

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    2021年10月23日
  • 福島第二原発の奇跡 震災の危機を乗り越えた者たち

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    東日本大震災による原発事故。どうしても爆発を起こした第一ばかりに目が行きがちであるし、マスコミも第二をあまり取り上げない。第一の過酷な事故の裏で第二でも奮闘していた人たちが多くいたことを忘れてはならない。

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    2021年10月16日
  • 首都感染

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    今だから読む本
    今読むとさらに恐怖を感じる本

    首都封鎖の可能性
    ここまでリアルに、そして、希望の方向性が示されている内容

    読み応えがあった。

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    2021年09月14日
  • 首都感染

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    まさに予言の書でした。
    日本がかっこよく描かれているのはストーリー上当然なわけで、リアルジャパンだとバッドエンドだろーなー。
    いまのコロナ禍を考えるとちょいちょい対策が甘いと思ったりするのもまた楽しいね。

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    2021年07月30日
  • 首都感染

    ネタバレ 購入済み

    あくまでも物語でした

    物語はハリウッド映画的です。
    発症の2日前にはウイルスを撒き散らすという事は、医学的には想像の範疇だったのだろうかと今の世界の状況を見て改めて考えさせられます。
    現実世界にも決断力のある政治家がいてほしいな〜と思いました。

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    2021年03月07日
  • 首都感染

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    20210222

    初めて読んだ高嶋哲夫氏の作品。

    コロナに振り回されているこの世界を10年前に予言したよう。

    フィクションなのに、しっかりとした情報収集に裏打ちされた作品は、もはやノンフィクションの域。

    他の作品も読んでみよう。

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    2021年02月22日
  • M8

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    "違う、と瀬戸口は思った。しかし声に出しては言えなかった。人間は本来自然の一部なんだ。自然とともに生きてきた存在なんだ。それがいつの間にか、人間だけが特別であるかのように考えるようになった。自然を支配するとか、共存するとかおこがましいような気がする。"

    科学は凄まじく進歩しているけども、地震の予知は未だ為せていない。
    けれども、今の私たちが予知されてどれだけ本気で準備しようとできるか。
    この本ではそんな私たちの怠慢を指摘しながらも
    いつ来るかわからない地震に対して"そのための準備さえしておけば、地震なんてけっして恐ろしいものじゃない"と言い切っている

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    2021年02月15日
  • 富士山噴火

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    複雑にしても仕方ないでしょ。簡単なことさえできないんだから。

    火山噴火は地球の呼吸のようなもんだ。人間がいくら騒いでも止められない。ならば受け入れるしかない。そのために準備して被害を最小限におさえる。
    1番の問題は、富士山が噴火するなんて誰も思ってないことだ。

    山は人の都合なんて考えちゃいない。自然のサイクルの中で形を変え、噴火しているだけだ。人だけが自分の生活を護るために右往左往している。ある意味、勝手なもんだ。

    日本人の悪い癖だ。個人としての結論を出さないで、常に責任を逃れようとする。

    難しいのはこれから。でも、結果さえ出せば何も言わない。それがマスコミと傍観者でしょ。

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    2021年01月13日
  • 沖縄コンフィデンシャル レキオスの生きる道

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    辺野古基地の埋め立てしている海岸で、スーツ姿の男の水死体が発見されたことから、物語が始まる。身元がわかるものは一切持っていなかった。事故、事件なのかで、県警と名護署の捜査が始まる。サーフィンが趣味の県警の反町刑事が、殺人と確信して、犯人を探そうとする。
    その水死体は、本土のリゾート開発などの建築会社であり、沖縄の機密を知っていることで、殺されたことがわかってくる。辺野古基地の埋め立てに反対する知事の急死。知事は殺されたのか?そして、県知事選挙が始まろうとしていた。
    茶髪の名護市会議員島袋理沙。漁師の父親を手伝い、美しい海を護ることが大切だと声をあげ、そのまま市議に当選して、沖縄の歴史を猛烈に勉

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    2020年08月05日