高嶋哲夫のレビュー一覧
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二人の天才少年、取海と相場。同じ小学校に通い、ともに友達のいない二人だったが、将棋を通してお互いを友と認めつながっていく。貧しい境遇に身を置く取海と、恵まれた家庭に育つ相場。環境は違えども、将棋に対する思いは、二人を固く結びつけていく。二人は、小学生天才騎士として注目を集めていくが、取海はそのまま将棋の世界に邁進し、相場は数学の秀でた能力を開拓され、やがて人工知能の世界的研究者になる。この二人の小学生時代の出来事と、それぞれの道で成功を収めていく出来事が交互に展開され、それぞれに謎めいたものをはらみつつ、進行していく。
将棋七冠になった取海と、相場が人工知能をベースに作成した将棋ソフトの対戦で -
購入済み
善き
う~ん。深い。深いな。これは正に今?7年も前の作品とは驚き。周りに優秀過ぎる人材が揃いすぎだし、全てがラッキーに転んだ絵空事。素晴らしいエンターテイメント。……。だけど、確かにこれは一つの道ではある。
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Posted by ブクログ
高嶋哲夫『EV 日本自動車産業の凋落』ハルキ文庫。
日本の自動車産業の未来を予言するグローバル経済小説。
高嶋哲夫は我々に見せる次なる未来は……
今の時代に珍しく気骨のある日本人として、若き官僚の瀬戸崎敬介の奔走が描かれていて面白い。無論、小説だからこその物事が上手く進む感はあるが。
日本は天然資源に乏しく、高度経済成長期に勤勉さと真面目さでものづくりで経済大国にのし上がった。しかし、次の時代に求められた独創力は無く、通信やITの関連分野で次々と世界に遅れを取り、事業を切り売りするしか無かった。時代は変わり、脱炭素社会の到来に日本は……
コロナ禍からいち早く立ち直り、経済をV字回復さ -
Posted by ブクログ
自分の語彙力で表現できるような内容ではありませんでした。
コロナ禍を経験している全ての人に読んでほしいお話です。
本当に10年前の話・・・⁉と疑いたくなるほど今(2年前から)の状況がリアルに描かれているようで、ずっと鳥肌ものだったし人間って本当に無力なんだなって虚無になりました。私のような人間にはどうもできない未曽有の感染症に対して、自分の身を危険にさらしてまで感染者の方の治療や看護にあたってくださっている全国の医療従事者の方達、危険だってことを知りながらも医療従事者を目指している友達や後輩たちに尊敬の念しかわきません。大感謝の日々です。
人が語るのも大事だけど、この悲惨さをよりリアルに伝える -
- カート
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試し読み
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ネタバレ 購入済み
あくまでも物語でした
物語はハリウッド映画的です。
発症の2日前にはウイルスを撒き散らすという事は、医学的には想像の範疇だったのだろうかと今の世界の状況を見て改めて考えさせられます。
現実世界にも決断力のある政治家がいてほしいな〜と思いました。 -
Posted by ブクログ
"違う、と瀬戸口は思った。しかし声に出しては言えなかった。人間は本来自然の一部なんだ。自然とともに生きてきた存在なんだ。それがいつの間にか、人間だけが特別であるかのように考えるようになった。自然を支配するとか、共存するとかおこがましいような気がする。"
科学は凄まじく進歩しているけども、地震の予知は未だ為せていない。
けれども、今の私たちが予知されてどれだけ本気で準備しようとできるか。
この本ではそんな私たちの怠慢を指摘しながらも
いつ来るかわからない地震に対して"そのための準備さえしておけば、地震なんてけっして恐ろしいものじゃない"と言い切っている
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Posted by ブクログ
複雑にしても仕方ないでしょ。簡単なことさえできないんだから。
火山噴火は地球の呼吸のようなもんだ。人間がいくら騒いでも止められない。ならば受け入れるしかない。そのために準備して被害を最小限におさえる。
1番の問題は、富士山が噴火するなんて誰も思ってないことだ。
山は人の都合なんて考えちゃいない。自然のサイクルの中で形を変え、噴火しているだけだ。人だけが自分の生活を護るために右往左往している。ある意味、勝手なもんだ。
日本人の悪い癖だ。個人としての結論を出さないで、常に責任を逃れようとする。
難しいのはこれから。でも、結果さえ出せば何も言わない。それがマスコミと傍観者でしょ。