あらすじ
その日、東京は戦場になった……。『官邸襲撃』の著者が描く、衝撃のクライシス小説第二弾。夏目明日香は、一年前の官邸襲撃事件のトラウマを抱えつつも、総理付きSPとして復帰した。一方、総理の新崎は、欧米で立て続けに起きたテロ事件に対抗し、〈テロ撲滅世界会議〉を東京で開催すると宣言。しかしその結果、東京がテロの標的となることに。そんな中、六本木で最初の爆発事件が起きた……。さらに国際会議を守るべく奮闘する明日香たちの作戦はテログループに漏れ、対策は後手に回り続ける。裏切り者は誰なのか? そして会議の開催の行方は!? 本当に日本は安全なのか、安全保障対策は万全なのかをあらためて問いかける、首都・東京の危機を描いた傑作長編。
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Posted by ブクログ
前作『官邸襲撃』を読んでハマってしまった高嶋哲夫さんのクライムサスペンス!東京がテロリストに襲撃されるという衝撃の内容で女性警護官の活躍が描かれています……最後は裏切りがあったり首相も瀕死の重傷をおったりとかなりの衝撃がありましたが面白かったです!
Posted by ブクログ
『官邸襲撃』に続く第二弾。テロ撲滅世界会議の開催を巡って、テロ組織と日米の警備組織が激突する。激しい爆弾テロと銃撃、内通者の裏切りの中、新崎百合子総理とSP夏目明日香とが奮闘する。裏切り者は誰か? 会議は開催できるのか?手に汗握るクライシス小説!
Posted by ブクログ
東京が戦場に。めちゃくちゃな想定だけど、今の時代、あっても不思議じゃない。米映画観てるみたいな勢いで460ページ一気読み。パニック小説、安生さんや五十嵐さんが、遠ざかり高嶋さんの独壇場に。次も期待してますよ。
Posted by ブクログ
この作品を読んで思ったことは、映画化してほしいということ!
G7のテロ撲滅宣言を採択しようとする会場に日本が手を挙げたことから、会議の開催を阻止しようとするテロ組織との攻防が繰り広げられる。日本の女性総理のSPを女性が務めるなど、映画化されると、誰が適役かいろいろ想像しながら読み進めていくのもよし。
400頁を超える作品でありながら、緊張感を持って一気に読み終えた。
Posted by ブクログ
一気読み。この手の話はある程度の犠牲がないと盛り上がらないのは事実だけど、やはりショックが大きかった。黒幕のその後もわからずじまいなので、次回作では交番から電撃復帰か?