瀬戸内寂聴のレビュー一覧

  • 今を生きるあなたへ

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    著者の瀬戸内寂聴と秘書の瀬尾まなほの対談形式で進行していくため、ささっと読むことが出来た。

    同著者の『愛に始まり、愛に終わる』を先に読んでいたのだが、この本は対談形式のため、『愛に始まり、愛に終わる』で掘り下げられなかったことや、対談形式だからこそ見えてくる瀬戸内寂聴の一面が垣間見えて面白かった。
    それこそ、行動力のある瀬戸内寂聴がノイローゼになったことがあったりするのは驚きだった。

    二人はエネルギーがある為、精神的に大分疲弊している時に読むのはしんどかったが、少し落ち込んでいるくらいの時に読むと元気を貰える考え方も色々あって良かった。

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    2023年04月08日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    文字通り、コロナ禍においてどう生きるかを説いた本。

    オムニバス形式なので統一感はないが、コロナについての各有識者の意見が知れたのは良かった。

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    2023年03月12日
  • 笑って生ききる

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    本作は『婦人公論』に過去掲載された瀬戸内 寂聴さんのエッセイ、対談、インタビューから厳選されたものが収録。

    現在97歳、年齢を重ね様々な経験をされて来た寂聴さんから紡がれる言葉はいつも軽やかで、懐の深さと優しさを感じる。

    読んでいると、自分の悩みや不安がとてもちっぽけな事に思えて来て元気を貰える。

    伊藤比呂美さんとの対談に笑い、小保方春子さんとの対談では、小保方さんの2年に渡る苦しみを知り報道を鵜呑みにする事の恐ろしさを感じる。

    躓いたり間違えたりするのが人間。

    それらを包み込む寂聴さんの言葉に勇気を貰える1冊。

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    2023年02月15日
  • 愛することば あなたへ

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    ネタバレ

    評論文かと思い手に取ってみたが、実際は寂聴さんの言葉をそのまま切り抜いてまとめた本であった。

    私たちが日々生きていくなかで直面する問題であったり苦労に対して、(対処法というよりは)考え方のアドバイスのようなものが多かった印象。

    宗教的な文言が所々にあったので、理解するのが難しかったかなー。
    ただ、なるほどそういった考え方ができるのかと納得できるものもあったので結果的には読んで良かったと思う。

    もう少し歳を重ねてから読むべき本である気はする

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    2023年02月14日
  • 寂聴 九十七歳の遺言

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    ネタバレ

     何かの本で、時々、いつも読まない人の本を読むことが脳の活性化に良いと目にし、この本を手にしました。瀬戸内寂聴さん、初読みです。「寂聴九十七歳の遺言」、2019.11発行。確かに、読んでみて、その内容は新鮮に感じました。生き方自体は、変わらず、あまり好きではありませんが。

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    2023年01月02日
  • 生きることば あなたへ

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    結構ズバッと言い切る文章もあったりするので
    ドキッとしたりもします。
    基本的に愛に生きた人なのかなとも思う。
    男女の愛について語る文章が多い印象

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    2022年12月28日
  • 今を生きるあなたへ

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    ずっとこの世界で生きてきた方と思ってたら、51歳で出家。人生の転機があったのでしょう。
    さすがは寂聴先生。思うがままにやりたいことを貫く。私なんてと否定するなかれ。諸行無常(この世のものはすべて移り変わる。不変なものなどない)だから、苦しみも必ず好転する。

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    2022年12月04日
  • 場所

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    うーん。。。必要に迫られて読んだ、初・寂聴さん。

    こんな恋愛&同棲は絶対嫌だな、、と読んでる間ずっと思った。
    小田も涼太もきつい。
    なんでこんな人らと一緒にいるのか。
    最後の人が井上荒野の父かな。
    しかし、読んでいて一番きついかったのは、
    最初の夫を含めて、複数の男たちに対して
    悪いのは一切がこの私なのである、というスタンス。
    ウェットすぎる。やはり私には、私小説は向いてなかった。

    後半、作家たちが集まり住んだアパートの件が面白かった。まるでトキワ荘だ。
    しかし引っ越し好きだねえ。
    出家したのはただただ生きるのが辛かったからなんだろう。
    作者の記憶力には感心する。

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    2022年11月23日
  • 老いて華やぐ

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    「相手が好きなのではない、相手が好きな自分がすきなのである」だからこそ「真実を真実として見極めることが大切。その真実ががっかりした結果であろうとも、それは"がっかり"ではなく"そうだったんだ”と気付くこと、しっくりくること」なのだと思う。真実を直視するのは簡単ではないけれど、ただ気付くことなんだよって声をかけてくれた気がした。

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    2022年10月22日
  • 私解説―ペン一本で生きてきた―

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    かつて出した「瀬戸内寂聴全集」に収録した作家自身による解説だけを抜き出して一冊に仕立て直したもの。何かそういうのってズルくない?
    『かの子繚乱』『美は乱調にあり』は読んだことあるけど、それ以外に寂聴さんの作品は読んだことがないので、読んだことないものの解説を読んでわかるだろうかと思いながら読み始めたけど面白かった。自選の作品の解説だから記憶に残っているものばかりなのかもしれないし、作家ってそういうものかもしれないし、寂聴さんならではなのかもしれないけど、作品にまつわる過去の記憶が鮮やか。

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    2022年10月04日
  • 夏の終り(新潮文庫)

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    アパートに一部屋借り、8年間、知子と暮らしたまに家庭に帰る慎吾の短編集。こんな感じの男女が次々に出てきたら疲れちゃうなと思ったけど、同じ人たちの連作短編集で助かった。不倫関係を扱うものはあまり生理的に受け付けないんだけど、女がサバサバしている(ように気を配っている)のと何事もなく日々が過ぎていくので落ち着いた風情があってちゃんと最後まで読めた、と思ったらこれは半私小説なのか、道理で背景や描写が細やかでよく作られてると思った。

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    2022年09月16日
  • 寂聴先生、コロナ時代の「私たちの生き方」教えてください!

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    コロナ観はひとそれぞれだけど、まさかこんなに長引くとも思ってないから、戸惑いますよね。
    生命に関わることだから、価値観の相違が受け入れられなく、人間関係がギクシャクしてしまうこともあったようですね。

    不安がこころをもたげている若い世代に差し出したい1冊です。
    コロナ時代に限らず、ポジティブに生きる指針になってくれますよ。
    ほら、寂聴さんの笑顔がそれを立証しているでしょ??


    【本文より】
    どんな人でもほめようと思って見てみたら、ほめられないところはない。

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    2022年08月26日
  • ブルーダイヤモンド <新装版>

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    久々に漢和辞典片手に小説を読んだ。久々…?じゃなく初めてかも…

    「戦争があった、戦後を生き抜いてきた」ありきで小説が作られている、そのことが、読みながら戦争が現実にあったこととして、私自身が受けとめるのに時間がかかったように思う。

    男女のつながりも「あの頃はそうだったんだぁ…」みたいな描写が多く、今のように携帯ですぐつながる関係ではないがために生じる紆余曲折が、切ないようなもどかしいような、時代が違うからこそ楽しめる内容だった。

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    2022年08月17日
  • いのち

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    瀬戸内寂聴さんの最後の長編小説。内容は、大病で入院・手術後、寂庵での療養中の回想録のようなもの。話題の中心は、親友であり仕事仲間であった、日本を代表する女性作家河野多恵子さんと大庭みな子さんとの長きにわたるお付き合いの話。3人の恋愛や夫婦生活などを赤裸々に語っている。単なる思い出話がこんなに面白い小説になるなんて、やっぱり大作家の力なんだろうか。

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    2022年08月07日
  • 今を生きるあなたへ

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    うーん。深く読み込むと色々な考えが見えてくるかもしれない。もっと仏教的な教えが学べるものかと思っていた。私が読みとれていないのかもしれない。

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    2022年07月31日
  • 夏の終り(新潮文庫)

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     1962(昭和37)年から翌年にかけて発表された短編を収めたもの。瀬戸内寂聴さん出家前、瀬戸内晴美名義で可書かれた初期作品集。
     瀬戸内寂聴さんは初めて読んだのだが、昭和の昔からよく新聞の広告欄にこの方のいかにも温和そうな笑みを浮かべたまん丸いお顔が載っていて、この顔と作家名はずっと昔から知っている。その寂聴さんも昨年亡くなったそうで、そういえば読んでなかったから、今回読んでみた。
     この文庫本の裏表紙には「私小説集」と書かれている。これは本当なのだろうか? 5編中4編は同じ知子なる女性が主人公で、同じ不倫のシチュエーションを描いているのだが、私小説と言うことは、作者の実体験をなぞった設定と

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    2022年07月06日
  • 今を生きるあなたへ

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    対談相手が….….です。

    対談は、嫌いです。半分が、対談相手、秘書でしたか?の言葉になるからです。この方は、自己主張が激しいというか、途中で、鬱陶しくなり、寂聴さんの所だけ、読みました。やはり、ご本人の言葉だけで、読みたいです。

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    2022年06月10日
  • 寂聴 残された日々

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    瀬戸内寂聴さんの晩年に書かれたエッセイ集。
    歳を取って、それでも日々長らえて、そしてその度に考えたり感じたりやり取りをしたり。
    長生きをするのは必ずしも幸せとは限らないし、それが業だと言うのも何となく分かる。綴り続けてくれてありがたい。

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    2022年05月24日
  • 孤独を生ききる

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    ネタバレ

    少し気分を変えたくて手にした一冊です。

    ズバリテーマは「孤独」。

    まさに私にピッタリのテーマ。

    生老病死、釈迦が言われた人としての四苦。

    人はひとりで生まれて、ひとりで死んでゆく。

    そう、つまり「人」=「孤独」ということ。

    常に孤独を感じている私にとって、孤独との上手な付き合い方を教示してくれたように思います。

    合掌

    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    人はひとりで生れ、ひとりで死んでゆく。恋人がいても、家族に囲れていても、しょせん孤独。群れていても、若くても、老いても孤独。ほんとうに自分が孤独だと感じたことがない人は、真に人も愛せない。孤独と向かい合い、飼い馴らし、新

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    2022年05月23日
  • いのち

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    期待していたものではなく、小説というより自叙伝のような作品だった。病気により弱っていく作者自身のことが書かれていて、こちらまで元気がなくなっていくような錯覚を覚えた。

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    2022年05月12日