【感想・ネタバレ】ブルーダイヤモンド <新装版>のレビュー

あらすじ

生まれて初めて愛したのは、京都で出会った美しい娘だった。たたき上げの社長は彼女に金と愛情を惜しみなく注ぎ、自分の望む最高の女を作っていく。しかし娘は……。愛と欲望に目がくらんだ男を描く表題作他、愛に捕らわれた男女の切なさを描く、傑作短編集。

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Posted by ブクログ

久々に漢和辞典片手に小説を読んだ。久々…?じゃなく初めてかも…

「戦争があった、戦後を生き抜いてきた」ありきで小説が作られている、そのことが、読みながら戦争が現実にあったこととして、私自身が受けとめるのに時間がかかったように思う。

男女のつながりも「あの頃はそうだったんだぁ…」みたいな描写が多く、今のように携帯ですぐつながる関係ではないがために生じる紆余曲折が、切ないようなもどかしいような、時代が違うからこそ楽しめる内容だった。

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2022年08月17日

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