瀬戸内寂聴のレビュー一覧

  • 花芯

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    5編の短編集で、表題作の「花芯」は、
    作者が「子宮作家」と呼ばれるようになった所以のもの。
    これによって長く文壇をほされていたというが、
    今の時代では、その生々しい表現が小気味よくマッチし、
    サクサク読み進めることができた。
    私は表題作よりも、巻頭の「いろ」が好きだ。
    老女の愛と性を描かせたら、この人以上の作者がいるのだろうか。

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    2011年03月03日
  • 源氏物語 巻四

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    ネタバレ

    どうして源氏の君にもっと仏罰がくだらないのか不思議で堪らない巻。玉鬘に添い寝した後の野郎の台詞が信じられないぐらい酷い。
    拒否されて当然なのに何故分からないのか、当時の男は一体どんな思考回路をしていたのか……。これが普通なのか?
    立場的にも経済的にも離縁したくても離縁できない状態の紫の上が哀れでした。朝顔斎院は見事だと思いました。

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    2011年01月25日
  • 源氏物語 巻二

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    ネタバレ

    ロリコン光源氏本領発揮の巻、という印象が強い二巻。
    というかどうしてこの男はこうも不実なのか……あと何で毎回強姦なのか。この時代の男怖すぎる。
    紫の上の腹の立て方が今の時代の普通の女性らしくて(今の時代ならもっと過激に憎むだろうけど)ほっとしました。
    顔と地位がなかったらただの薄情な男に過ぎないのに誰からも許される姿が溜まらなくうっとおしい。
    訳された和歌に源氏の君が不実だと書いてるものがいくつかあるのに、それを完璧スルーしてる神経の図太さに驚いた。

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    2011年01月25日
  • 生きることは愛すること

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    「恋と愛の違いは何ですか」「幸福な人生とはどんな人生ですか」「今の時代と昔、どちらがいいですか」など現役高校生から寄せられた数々の質問に、瀬戸内寂聴氏がこたえる「生」の問答集。人間味あふれる感情豊かな言葉で、多くの人々に生きる喜びを伝えている。苦しい時、辛い時、泣きたい時、心、癒される「ひと言」が詰まっている。

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    2011年01月24日
  • 花芯

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    2010/10/20

    瀬戸内晴美の短編集。

    どの作品もしっとりとした奔放さを持った女性が、
    とても魅力的に描かれていると思う。
    男性はあくまで純情に、女性は感覚的に透徹なものとして、
    対象的なところも面白い。

    なぜか「グレート・ギャッツビー」を思いだした。
    読んでいて人恋しくなります。

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    2010年10月20日
  • 現代語訳 とわずがたり(新潮文庫)

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     鎌倉時代の皇室に仕えていた女官の生々しい日記文学。
     十四歳で後深草院天皇の愛人にさせられて、十五歳くらいで早くも初産。ほかにもかねてからの恋人、西園寺実兼との密通、妊娠までしてしまうし。性助法親王(後深草院の四歳年下の異母弟)には猛烈に言い寄られて、またも密通し、この間柄は後深草院にばれちゃうけど、それも受け入れられて二度も出産。四度も出産して、結局最後の一人の子どもは手元で育てたようなんだが、その行く末も本には書いていない。育児からは遠い身分の人みたい。後半の旅の話は抄訳になっているのだが、そっちもそれなりに面白いのではないかなと思ったりする。

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    2010年02月04日
  • 孤独を生ききる

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    拘留中の女優が読んでいるということ。

    煩悩を絶つために仏門に入った、
    寂聴さんと重なる部分があったのか

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    2009年10月07日
  • 新寂庵説法 愛なくば

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    読んだらストレス解消できます。いろいろ本を読んだことがありましたが、この本はほかの本と違って、内容は普通の人の話ではなく、いる女性のお坊さんが人のためになんでもやるって素晴らしいだと思います。

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    2009年11月29日
  • 孤独を生ききる

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    素晴らしい作品です。

    人は皆孤独である。孤独でない人は一人もいない。
    生まれる時も一人、しぬ時も一人。
    他人に理解してもらえることのほうが稀有なことなのだ。
    だからこそ、心が通い合ったときはうれしいし、悪いところまで含めたあるがままの自分を受け止めてもらえたときには心が打ち震える。
    孤独であることは悪しきことではない。
    己が孤独であると知っている人こそ、他者を受け入れ、愛することができる。

    これが大筋の話。

    私は、寂聴さんが「性」という漢字を「「心を生かす」とも「心で生きる」とも「心を生む」とも読める」と表現したことにひどく感動を覚えました。

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    2009年10月07日
  • 藤壺

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    失われた帖を瀬戸内寂聴が復活させる。
    光源氏と藤壺が結ばれる。

     2009年5月10日購入

     2009年5月11日初読

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    2009年10月07日
  • わたしの源氏物語

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    2008年は 紫式部の書いた「源氏物語」が書かれて1000年。

    部分的には知っていた「源氏物語」をこの機会に

    ちゃんと読んでみようと・・・

    「源氏物語」は54帖あります・・

    まずは 寂聴さんのこの本から読み始めました・・・

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    2009年10月04日
  • 藤壺

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    源氏物語に幻の一帖が存在する――。

    そんな学説に基づいて書かれた本書では、
    光源氏と藤壺の女御との"初めての逢瀬"が描かれる。

    古文⇒現代語訳では無く、
    現代語⇒古文という、「古語訳」が付いています(笑)

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    2009年10月04日
  • 愛する能力

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    6/? 忘己利他という考え方に納得。自分のことだけを考えていくことの醜さを思った。あと歳を重ねても柔らかい感性に感動。いつまでも自由な心を持っていたいなあと思った。

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    2009年10月04日
  • 寂聴生きる知恵 法句経を読む

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    怖い程に自分の現状(明らかな悪行だけではなく、怠惰であったり、貪る事なども含めて)を考え直せ、改めよ、と迫ってくるし、その言葉がストンと入ってくる、腑に落ちるのである。が、わかっちゃいるけど、変えられない。自分の平凡さを思い知らされた本。(2005.4.14)

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    2009年10月04日
  • かの子撩乱その後

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    瀬戸内氏が半ばかの子に乗り移られながらも、渾身こめて書いた、二冊の大作を短期間に続けて読み進むうちに、いつの間にか、私もかの子の魅力に惹かれているようだ。
    私は、自分の中の文学少女に、ロマン派に、喜んで再会しようと思う。多分、そうすることが、私の中の何かを始めさせる準備となるのだろう。(2005.1.25)

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    2009年10月04日
  • あきらめない人生

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    寂聴さんの本は気になってたけれど読む機会がなくて、初めてです。はつらつとして穏やかな語り口が心地よかったです。

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    2009年10月04日
  • 源氏物語 巻四

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    恩師が瀬戸内寂聴の源氏物語はいい!読め!とおっしゃったので手に取ってみた。源氏の君の浮気っぷりが腹ただしいやら爽快やら。目指せ全巻読破!

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    2009年10月04日
  • 源氏物語 巻三

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    恩師が瀬戸内寂聴の源氏物語はいい!読め!とおっしゃったので手に取ってみた。源氏の君の浮気っぷりが腹ただしいやら爽快やら。目指せ全巻読破!

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    2009年10月04日
  • 源氏物語 巻二

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    恩師が瀬戸内寂聴の源氏物語はいい!読め!とおっしゃったので手に取ってみた。源氏の君の浮気っぷりが腹ただしいやら爽快やら。目指せ全巻読破!

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    2009年10月04日
  • 場所

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    寂聴が晴美だったって事くらい知っていた。なんとも情熱的な血のにおいのする小説を書いていることも当然知っていた。あの笑顔と心温まる説法の裏に、髪を剃らなければならないほどの何かがあったのであろうことも知っていた。乳飲み子を置いて年下の恋人の元に走る、それは世間では許されないこと。新聞や週刊誌そしてテレビのワイドショーの格好のエサなる恋愛沙汰。簡単に言えば 「不倫」。けれど何が彼女をその「場所」へと導いたのか。電車の中で出会った幼児に自分の子供を重ね一旦は戻った彼女を何がそこへと連れ出したのか。オンナとして妻として母として 私と彼女の違いはいったい何だったのか。笑顔の奥に隠した痛みを垣間見た気がし

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    2011年08月01日