清水義範のレビュー一覧
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[ 内容 ]
「教育論」となると、学校教育を論じることになりがちだ。
学校教育を批判し、文部科学省の方針を批判するのが、いい教育論なのだと。
だが、世の大人にとってもっと身近な、今、自分がすべき教育のことを忘れてはいけない。
たとえば、お葬式でどういう態度をとるか、オリンピックでどういう応援をするか、道をきかれたらどう答えるか、もらった宣伝ビラをどこに捨てるか、お祭りをどうやるか、困っている人をどう助けるか、…などは、その国の文化の中にあることで、その文化を継承させていく責任が大人にはある。
今こそ、美しい日本人を育てるための教育論を、ここに展開する。
[ 目次 ]
第1章 学力低下は大問題 -
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清水ハカセ&サイバラ画伯のコンビによる...
何冊目だろうか(^ ^;
「おもしろくても理科」
「独断流「読書」必勝法」
「どうころんでも社会科」
などなど、このコンビで結構な数の
「楽しいお勉強」本を出している(^ ^
私は元々一人の作家にハマると、
ある時期その人の作品ばかり
追いかけて読む習性がある。
清水ハカセもサイバラ画伯も、
どちらも「追いかけた」人であり、
この二人の共作読まないはずがない(^ ^;
今回も、楽しませていただきました(^o^
ただ、今回は、結構内容が高度かな。
もちろんハカセの手による文章は、
読みやすく、また分かりやすいのですが、
取り上げているネタがイ -
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定番のサイバラさんとのコンビエッセイなのですが、「魔の山」解説のときのサイバラさんの漫画には笑った。
「しかしインターネットなぞであっという間にあらすじのわかる今、わざわざこの本を買って名作を読んだ気になる人なぞいるのだろうか?(企画的にまず失敗でないかと)」
「清水さんのファンが喜んで買うんじゃないですか」
言い当てすぎである。さすがサイバラさんです……。
でもこの本は、五分で読む名作(だっけ?)みたいなあらすじ読んで名作知ろう本的なものじゃなくて、どっちかっていうとアルファブロガーに「この本おもしろいよ、こんな感じ。あとは読んでみてね」って紹介されるのに似てると思います。好きな人が好 -
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他人のモノマネが得意な著者が説く、小説の面白さ。
モノマネはそもそも書くことの動機であり、本能的に感じるユーモアであり、小説にとって欠かせないものであるということ。
世界文学はモノマネであることを解説した一章、読書の効能を説いた二章、書く技術について書いた三章
根源的にはどの章も一貫して同じ主張が貫かれているため、理解しやすい。文章も平易だし、作者自身の感受性が子供のように素直なので、ヘタな文学論と違って反感を持つことなく読み切れるのがいいよね。
まあ、『ドン・キホーテ』が世界十大小説に入っている時点で、俺とは感性は合わないところはあるけど(ちなみにパロディ元の騎士道文学もちゃんと読んだ経 -
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その中で,清水義範氏が今の若者を叱りたいと述べているところがあります。
ぼくは,清水義範氏の大ファンで彼の本はほとんど読んでいます。その彼がぼくと同じことを思っていると思うと,とてもうれしい。そして,今の若者に考えて欲しいのです。
だが、そんなふうに思う私にも、今の若者への苦言がないわけではない。叱りつけたいこともある。
そのひとつが、今の若者があまりにも論理的思考力をおろそかにし、霊や前世や占いやバカ心理テストを信じすぎている点だ。IT革命の担い手であるべきハイテク世代が、一方で迷信や占星術や風水の信奉者なのである。頼むから、もう少し論理的思考をしてくれよ、と思う。そういう思考