清水義範のレビュー一覧
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[ 内容 ]
教育談義では、よく「親の顔が見たい」という言葉が使われるが、最近のこの国では、さながら「大人の顔が見たい」というような場面に遭遇することが多くなった。
戦国時代、三河徳川家では、殿様の側近らは「大人衆」と呼ばれ、畏怖されていた。
「老」=「偉」の時代である。
平成の現在、「大人」はいったい、どこへ行ってしまったのか?
誰も教えてくれなかった「大人のあり方」を、いろいろな角度から考える、平成版「大人入門」。
[ 目次 ]
第1章 「大人」と「大人でない」
第2章 「若い」という魅力
第3章 大人になりたくない
第4章 お子様たちの文化
第5章 社会現象の幼児化
第6章 「大人でな -
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[ 内容 ]
作家・清水義範の小説スタイルは「パスティーシュ(模倣芸術)」と呼ばれてきた。
さかのぼれば、『旧約聖書』の「ノアの方舟」の話は『ギルガメシュ叙事詩』からの引用だと言われる。
スタインベック『エデンの東』は『旧約聖書』のカインとアベルの物語から作られた。
また、デフォーの『ロビンソン・クルーソー』に腹を立てて生まれたのがスウィフトの『ガリヴァー旅行記』である。
世界の文学はつながっている。
膨大な読書体験と創作の方法をひもとくことで、それがそのまま文学案内となる面白くて便利な一冊。
[ 目次 ]
講義1 パロディで文学はつながっている
補講1 パスティーシュの正体は何か
講義2 -
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[ 内容 ]
「教育論」となると、学校教育を論じることになりがちだ。
学校教育を批判し、文部科学省の方針を批判するのが、いい教育論なのだと。
だが、世の大人にとってもっと身近な、今、自分がすべき教育のことを忘れてはいけない。
たとえば、お葬式でどういう態度をとるか、オリンピックでどういう応援をするか、道をきかれたらどう答えるか、もらった宣伝ビラをどこに捨てるか、お祭りをどうやるか、困っている人をどう助けるか、…などは、その国の文化の中にあることで、その文化を継承させていく責任が大人にはある。
今こそ、美しい日本人を育てるための教育論を、ここに展開する。
[ 目次 ]
第1章 学力低下は大問題 -
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清水ハカセ&サイバラ画伯のコンビによる...
何冊目だろうか(^ ^;
「おもしろくても理科」
「独断流「読書」必勝法」
「どうころんでも社会科」
などなど、このコンビで結構な数の
「楽しいお勉強」本を出している(^ ^
私は元々一人の作家にハマると、
ある時期その人の作品ばかり
追いかけて読む習性がある。
清水ハカセもサイバラ画伯も、
どちらも「追いかけた」人であり、
この二人の共作読まないはずがない(^ ^;
今回も、楽しませていただきました(^o^
ただ、今回は、結構内容が高度かな。
もちろんハカセの手による文章は、
読みやすく、また分かりやすいのですが、
取り上げているネタがイ -
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定番のサイバラさんとのコンビエッセイなのですが、「魔の山」解説のときのサイバラさんの漫画には笑った。
「しかしインターネットなぞであっという間にあらすじのわかる今、わざわざこの本を買って名作を読んだ気になる人なぞいるのだろうか?(企画的にまず失敗でないかと)」
「清水さんのファンが喜んで買うんじゃないですか」
言い当てすぎである。さすがサイバラさんです……。
でもこの本は、五分で読む名作(だっけ?)みたいなあらすじ読んで名作知ろう本的なものじゃなくて、どっちかっていうとアルファブロガーに「この本おもしろいよ、こんな感じ。あとは読んでみてね」って紹介されるのに似てると思います。好きな人が好 -
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他人のモノマネが得意な著者が説く、小説の面白さ。
モノマネはそもそも書くことの動機であり、本能的に感じるユーモアであり、小説にとって欠かせないものであるということ。
世界文学はモノマネであることを解説した一章、読書の効能を説いた二章、書く技術について書いた三章
根源的にはどの章も一貫して同じ主張が貫かれているため、理解しやすい。文章も平易だし、作者自身の感受性が子供のように素直なので、ヘタな文学論と違って反感を持つことなく読み切れるのがいいよね。
まあ、『ドン・キホーテ』が世界十大小説に入っている時点で、俺とは感性は合わないところはあるけど(ちなみにパロディ元の騎士道文学もちゃんと読んだ経